投稿者 Nagaeさん(2005/12/14投稿)
某金満オーディオマニアが膨大なコレクションを残して世を去りました。 ある筋から点検を頼まれてその一部が我が家にやって来ました。写真をご覧下さい。
Ayre K1の上に偉そうに載っているのは、あのMark Levinson LNP-2Lです。 一度家で聴いてみたいと思っていました。デザインが嫌いなので欲しいと思ったことはありませんが。
適当にウォーミングアップを済ませ、音出しを・・・Jazz、Pops系を軽く聞き流し、本命クラシックの大編成から行ってみました。
「おっ、やっぱりステージ狭いなあ、時代が出るなあ・・・」
K1と比べると左右だけではなく前後も狭いです。 修学院離宮の回遊式庭園と大徳寺大仙院の枯山水庭園ぐらい違う。 しかし音は磨かれていて美しい。本当に美形という感じです。でも何というか、ドラマが感じられず音の羅列の方に気を取られる感じ。
K1に戻してみると一瞬「けっこう雑な音じゃん」と感じてしまいますが、雑なわけではありませんな。ただ肌はあまりきれいじゃないと言う最初に聴いたときの印象を思い出します。 でも音楽の表情とか構造を良く出すように聞こえます。 音場表現がなぜ大事かと言うと、それは結局音楽の構造解明の手がかりになるからだと最近つくづく思うわけです。構造が見えてからの情緒だろ、とも思っておるわけです。最近は。
さて、団子になっちゃ困る、おフランス室内楽行ってみましょう。 LNP-2Lだとカーテン超しと言うより池の水超しに泳いでいる魚を見るよう。弱音はグリーンウォーターの中に静かに沈んでいきます。 ま、風情としては悪くないんだけどね。モネの睡蓮みたいで。でも庭を渡る風の気配みたいなものが拡がらないんですな。それにスリルも感じない。
しかしこの時代には超高解像度だったわけで、時の流れは恐ろしいものです。 強いて現代で言えば、ジェフの音に似ているような気もします。
さっき聞き流した軽音楽(死語)の時、何を感じたかと言えば、「結局ビンテージマニアからは『細くて薄い音』で括られちゃうんだよな。」と言うこと。 僕の趣味から言えば少し整い過ぎという気がします。但し行儀の悪いJBLのスピーカなんか使っている人だと、評価はまた違ったものになると思いますよ。
続いてフォノイコ対決をやってみます。 プレイヤーはノッチンガム、カートはコントラプンクトb、トランスはパートリッジと言うレギュラーライン。
軽くJazzボーカルを聞き流します。まあこんなもんでしょう^^。 プリをK1に変えます。 おお、何と繊細でニュアンスに富んだ世界。
もう一度LNP-2Lに戻して室内楽を。 つくづく思うのは、冷戦時代に早まって核戦争をし、人類が滅んでいなくて良かったね、と言うこと。だってこの程度の音で満足してたんだもの。 K1で聴きます。 ああ、21世紀が明けて本当に良かったです。レビンソンのフォノイコはラインアンプよりさらに描写力がない感じ。何の感激も発見もない音が無難に通り過ぎていきます。サラリーマンの一生というのはしばしばこのようなものだと考えられています。音色的にはラインアンプの時感じた美音というより両端がちょっと下品なむしろ古典的音色。まあ、それだけK1のフォノイコが優れているのかも。
さて、チェロフィルムなんちゃらと言うレビンソンの会社がアポジーのDACを改造して売っていたことがあります。 僕はこれを試聴して即座に本家アポジーの方を取りました。チェロの音はなんだかウジウジした感じで、江戸っ子はそう言うのが嫌いです。 ひょっとしたら、アポジーみたいな音と相性が悪いのかな?
試しにウジウジ系と思われるART V2+Chord DAC64をつないでCDを聴いてみました。 おお、これは良く鳴る。そうか、マーク、君がやりたかったのはこういう路線か!
それでも例えば戦前の肺病病み青年が御愛聴のショーソンの「果てしない歌」などを聴くと、こちらの心の準備が出来る前にあっけなく死んでしまった恋人を嘆く、儚さの極致みたいなこの曲が、かなりしっかり明るく聞こえます。 どんな感じかと言うと、TVの恋愛ドラマを1シーズンこなし、最終回の大円団で衆人号泣の中、最後の台詞もトチらずしっかり言い終わり、お約束どおり大往生。その後の脳天気CMとの整合性も問題なし。イゾルデ姫も真っ青です。プッチーニオペラ/ブロードウェイ・バージョンてなところですかな。人生あまり悩まずに、この程度で生きるのが賢いのかも知れません。
でも酒気帯びクリスマス・お正月シーズンには役に立ちそうなアイテムです。 それとJBLでクラシックを聴きたいとか、南インドで冷や奴を食いたいとか言う本質的に不可能な欲望を持つ人には期待の星だったのかもしれません。
ま、これが造られた時代、それにハイブリッドとは言えOPアンプを使ったこと(基本的にはモノリシックOPアンプの出力部を増強したものなので、ゲインが余る。 従ってNFBをたくさんかけざるを得なくなり、躾の良すぎるオボッチャマみたいな音になる)を考慮するとなかなか良くできています。アメリカ製とは思えないぐらい造りも丁寧。高いのはしかたないでしょう。
欲しい物がもう一つ増えなくて、良かった良かった♪
注)最近ではJBLでクラシックを聴くこともチェンナイで冷や奴を食べることも可能です。 しかしその後の健康に付いては保証できません。
投稿者 出デンさん(2005/10/03投稿)
マンションの室内配線を変えるため、昨日elekingさんが現場調査とケーブルの比較試聴に来宅しました。
ケーブルもコンセントボックスつきの10メートル以上のロール4本だと、結構重い。 実際試聴したのは3種類でした。シールドなしのVVR、シールド付のCV-S、クライオテクノロジーのSCVR-3.5です〜。
1.上流機器をCV-S わずかに変わったけど、んん〜 2.ついでVVRにしたけど、違いがわかんね〜(T_T) 3.上流はやめて、下流VVR やっと効果でました(^◇^) 4.上流もCV-S VVRとの違いがはっきりと感じられましたよ。
1.上流機器をCV-S わずかに変わったけど、んん〜
2.ついでVVRにしたけど、違いがわかんね〜(T_T)
3.上流はやめて、下流VVR やっと効果でました(^◇^)
4.上流もCV-S VVRとの違いがはっきりと感じられましたよ。
やはり、大飯ぐらいを壁コンからとったままだと、上流だけを変えてもうちの環境では生きなかったので、×だったんですね〜。
5.上流を壁コンに戻してみた 音が出た瞬間×××でした。音がモワ〜ッとなっちゃうのよね〜。 6.上下流ともVVR 7.上下流ともCV-S 8.上下流とも
5.上流を壁コンに戻してみた 音が出た瞬間×××でした。音がモワ〜ッとなっちゃうのよね〜。
6.上下流ともVVR
7.上下流ともCV-S
8.上下流とも
元は屋内配線材なのにクライオしたらばか高くなっちゃったクライオテクノロジーのSCVR-3.5は、情報量多くオーディオ的であるとはいえますね。 声は良かったんですけど、音が丸くなっちゃうの。
クライオ処理しているかいないかで値段がめちゃくちゃ違うので、もし聴いてみてクライオが良かったらどうしようかと思ってました。せっかくの機会なので聞かせてもいましたが、”幸い”今のワタクシの方向としてはごく普通のシールドつきのCV-Sが一番でした。SNが良くなる、という言葉通りの効果を感じました。
結局 7.上下流ともCV-S を採用です。
ステレオ部屋の手前で天井にコンクリートの梁が入っているので、壁に穴あけて工事するしかないそうですが、その効果を考えたら穴の2つや3つ、どうってことありませんや^^
投稿者 出デンさん(2005/08/27投稿)
先週ついにSPU入手いたしました。偶然ノジマでSL-1200用のサブウエイトを見つけ、SPUを迎える準備ができちゃったので、我慢できなかったわけです。我慢するほどの金額でもなかったしね^^
SPUがstereo pick upの頭文字をとってつけられたというのは有名な話ですが、アナログ好きでオルトフォン好きとしては、音はともかく、あのモッコリとしたセミの胴体のようなふくよかなボディーを持つSPUをいつかは手に入れ、鳴らしてみたいと思っておりました。
初代LP12を買い換えるとき、最初は手持ちのFR64Sとマイクロのモーターを組み合わせて、SPUを鳴らしすことを目論んでいましたが、マイクロが傾いちゃったせいか、注文して3ケ月たっても待てど暮らせど連絡がありません。ノッティンガムで2本アームというのも考えましたが、色気を感じないのよね〜、トム・フレッチャーさん。 結局痺れを切らして、2代目のチェリーLP12購入となった訳です。
SPUはなんせシェル込みで32グラムという重量級カートリッジで、針圧も3〜5グラム。LINNのアームじゃとても使えやしません。それにGまたはAシェルについてこそのSPUですしね。 かといって、鉛で強引にバランスとって使うというのも美しくない。
音さえ出ればいいというもんじゃないですよね、オーディオって。
なんてほざきましたが、実はサブウェイトが思ったより重く(選別からもれたストック品のような気が・・・SL-1200のアームだと2.5gしか針圧がかかりません(/_;)。 しょうがないんで、かっこ悪いけど1円玉乗せて、3.25gで使っています。(^_^;)
SPUといっても定価で数万円から20万円超といろいろ種類があるんですけど、手に入れるとしたら”歴史的”ピックアップで、基本形であるプリミティブなモデルのCLASSIC Gがいいと思っていました。
そんな風に思っていたら、サトームセンで程度のいい中古と出合ったんですわん。
本当はMCトランスで昇圧するのがSPUの本来の使い方なんでしょうけど、半分は所有欲から欲しかったんで、とりあえずラックスのE-03で鳴らしております。
こんな状態で使っていますから、当然 SPU本来のがっちりとしたどっしりサウンドではありませんけど、ブッカー・リトルなどの50年代のアルバムをかけると、学生時代に入り浸ったJAZZ喫茶の記憶がよみがえります。
同じSPUシリーズでも、リファレンスやマイスターになるとレンジも解像度もよくなっていますから、強度の取れたアームとトランスを使えば結構いけるとは思いますが、いかんせん丸針のCLASSIC Gと今の再生環境では70年代以降、スリー・ブラインド・マイス等のオンマイク録音のアルバムはぜんぜんだめですね。
そのかわり、3gを超える針圧がもっともレコードにダメージのない針圧である、というのもうなずける安定感があり、トレースしている姿を見ているだけでも安心感がありますね。
投稿者 Kyrieさん(2005/08/04投稿)
昨日健康診断でお休みだったんで、久々に師匠に来訪してもらい、今までの経過と低音問題の対策を相談した所、今まで試してなかったマランツプロ PA01のバイアンプ駆動が、素晴らしい結果を生む事が発見されました。
以下利点です。
・Volume操作がしやすい >BTLだとVolumeがすぐどかんとあがっていたんですが、 こちらだと半分のパワーになるせいか制御がしやすいです。 ・小音量でも痩せない >High/Lowで別々に駆動しているせいなのか音が小音量でもしっかりしてます。 単機だと駄目なんですけどねぇ... ・BTLと違って大味にならない >これバイアンプにして初めて気付きました。BTLは力任せでぶん回してる感じがします。 これも単機だと甘い音しかしないんですが(^^; ・音場がどかんと広がる ・High/Lowで駆動するのでLowのみを下げれば低音対策も可能 >これかなり大きいメリットかと(^^ これでLowを下げたりHighを上げたりして調整すれば かなり自分の好みの音色に出来るんじゃないかと。
・Volume操作がしやすい >BTLだとVolumeがすぐどかんとあがっていたんですが、 こちらだと半分のパワーになるせいか制御がしやすいです。
・小音量でも痩せない >High/Lowで別々に駆動しているせいなのか音が小音量でもしっかりしてます。 単機だと駄目なんですけどねぇ...
・BTLと違って大味にならない >これバイアンプにして初めて気付きました。BTLは力任せでぶん回してる感じがします。 これも単機だと甘い音しかしないんですが(^^;
・音場がどかんと広がる ・High/Lowで駆動するのでLowのみを下げれば低音対策も可能 >これかなり大きいメリットかと(^^ これでLowを下げたりHighを上げたりして調整すれば かなり自分の好みの音色に出来るんじゃないかと。
正直デメリットはケーブルが2Setいる事ぐらいでしょうか(^^; ですがこれについてもスピーカーケーブルはバイワイヤの為に2Set既にありますし、プリアンプ マランツプロ AF01はXLR2系統の出力があるので分岐アダプター等も必要ありません。今のTomo laboのケーブルがもう一本あれば出来るわけです。
て事でやる価値アリと判断しました(^^ 只今ひゃおさんに製作依頼中です。 上手くいけばうちのマラプロシステムの最終系になりそう...楽しみ〜♪
ですがこんなに違うものだとは... 「変わらないだろ」と思ってた自分が恥ずかしい。 何事もやってみるものですね(^^;
実は吉田苑にも「B&W SS30はバイアンプの方がいいと思います」と 聞いていたんですが、流してたんですよね〜あぁごめんなさい、吉田さん(涙
ついでに分度器片手にPA01のVolume位置調整も行いました。 今までは推奨12時半の位置だったんですが、「もうちょい下げてもこの部屋ならいけるんじゃないか」という推測の基に じわじわ下げていきました。
結果10時半ぐらいが下げれる限界と判断。(これ以下だと本領発揮しない感じです) この位置に固定しました。
これで後はバイアンプ化の準備を整えるだけです。 おまけでミニソネックスでも導入してみようと思ってます。
久々にうちのシステム全体が激変する方向になりそうです。
投稿者 Inoさん(2005/07/03投稿)
前回の ISOCLEAN POWER のヒューズ、取り付けたのはレビンソンのプリでしたが、その後コンセント・アイソレーターを購入して Audio Union のトランスの空きコンセントに取り付けてみました。ヒューズと同じような傾向ですね。あまりあちこちに付けるとやり過ぎになるかもしれません。
でもやっぱり怖いもの見たさで更に3個ほど買って Sinano の GPC-1500 の裏面の空いているコンセントにも取り付けてみましたが、拍子抜け。最初ほどの衝撃はありませんね。GPC-1500 の電源を取っている壁コン FIM880 にも取り付けてみましたが、あまり変わりません。
取り付ける場所によって評価が相当変わりますね、これ。
そしてとうとうコンセントまで買っちゃいました。実はこれまだ PSE 申請中らしいですよ。たまたま在庫があったのを見つけたので GET しました。
ところでこの壁コン、取付ネジ穴が上下に各一個しかないんですね。ミッキーの耳のような左右2箇所の穴で留めることができないんですよ。となるとちょっと困った。ウチの壁、このコンセントの部分は裏には石膏ボードも何もなくてコルク仕上の合板だけなんですよ。
FIM880 はぎりぎりの大きさに穴を開けて、後ろに寒風よけにプラスチックの箱を無理やり押し込んで何とか留められたんですけど、今回はこの箱を共締めしなくちゃいけないから、取付作業がアクロバット的になってしまいます。案の定、汗たらたらでやっているうちに、下側のネジが壁の中に落ちてしまいました。都合の悪いことに穴のすぐ側に筋交いがあるんですよね。これはあかん。筋交いを削るわけには行かないし、さりとてこのままでは筋交いを一緒に挟まなくてはいけないので、厚い壁用としてホームセンターで売っていた取付金具でも足りません。長いネジでも調達しますかねえ。
でもよく考えたらこの壁ではいくら Acoustic Revive のコンセントベースを取り付けたとて、根本的な問題が解消されませんね。穴を開けやすいのは良いんですけどね。
で、電源ケーブルを FM のアンテナのように引き出して丈夫なボックスに入れようと考えました。オヤイデの MT-UB をとりあえず買ったんですが、4コ口ですからね、これ。買っておいた PowerPort でも同居させて違いを楽しみましょうかね、とも思ったんですけど、ISOCLEAN POWER のコンセントはケーブルの取付方法がちょっと違うんですよね。端の被覆を剥いて差し込んでネジで留めるという方法じゃなくて、付属の丸形の端子を圧着しなくちゃならないんですよ。余談ですが付属の黒いチューブ、熱収縮チューブかと思いきや、いくらドライヤーで温めても縮まず、抜けてしまいます。
これをもう一箇所加工するのが面倒くさくなったし、付属のプレートがなかなか美しくて、これはぜひ使いたいんですよね。直列にするのも気が進まないし、と思ううちに面白そうな物が見つかったのでそちらを試してみることにしました。
それというのが鋳鉄製の2コ口用のボックス。オヤイデで売ってる似たようなやつはプラスチックですからね。もうちょっとマシなオヤイデの OCB-1 の中古でも入手してばらして使おうかな、と思ったんですけど、やっぱり4コ口ですし、高すぎるような気もしますしねえ。
特別に譲ってもらったので、入手先は書けないんですが、なかなか良さそうです。底面の穴は固定用のネジ穴だそうです。 本当は例のカーボンで作って欲しいんですけど、今回はひとまずこれでやってみましょう。
余談ですが MT-UB のオプションのケーブル直出し用のプレートのセット、700円なんですが、これだけを購入すると送料が高くついてしまうので MT-UB を購入した AudioUnion に注文したところ、取次業者である Ausio Technica が渋っているらしいです。
曰く、「通常は直販の商品です」「取次できないこともないけど、価格が高くなります」ですと。1,000円以内なら良い、と伝えて 10日以上経ちますけどまだ入荷しません。あの「ケーブルだけ売りたくないんですよね」という話ほどひどくはありませんが、もうどうでも良くなっちゃいました。
壁には普通のプレートではカバーできない大きさの穴を開けてしまったので何か塞ぐのに適当なものがないかと探しましたら、ネットオークションで見つけましたよ、ステンレスと黒檀を使ったベース。ホームセンターで売っている木片では大きさや色が合わないし、塗装したものがあったとしても、切断面が白っぽいのでいかにも穴を塞ぎましたという感じになっちゃいます。ここはいずれ塞いで新たに穴を開けなければいけないかなあと考えています。今度はケーブルが通るだけの穴で良いですからね。
やっぱり違いますね、ヤワな壁とは。贅肉をそぎ落とした低域、それでいて超低域はズンッと来ますよ。高域のエッジの感じはヒューズと同じ。 美観を気にする同居人がいたら絶対できないでしょうね、こんなこと。
ところでトランスのところには今は ACOUSTIC REVIVE のコンセントスタビライザーが納まっています。この位置が一番効くようです。隣のプラグは例のカーボンのボックスにつながっています。上に見える碁石のようなのはやはりカーボン製の制振材もどきです。
ISOCLEAN POWER のと比べると、エッジが面取りしたような感じになるのと、ヴォーカルに厚みが出るような感じになる点が違いますね。全部 ISOCLEAN POWER で固めるよりは一箇所くらいこちらを使ったほうが良いかもしれません。好みによりますけど。値段が全然違いますしねえ。
オーディオ的なすごさは ISOCLEAN の方でしょうか。「HERO」のサントラでは、例の和太鼓の部分がかたまりにならず複数の太鼓が打ち鳴らされているという感じが明確に出てきますね。
スカイラインは今のところ落下しません。そういえば STEREO誌7月号 の写真を見ると問題なく張り付いていますね。天井にしろ、壁にしろ元に戻さなくちゃいけないというのは大変ですね。
投稿者 Inoさん(2005/04/29投稿)
いささか旧聞に属しますが、ISOCLEAN POWER のヒューズを ML-7AL に取り付けてみました。 従来は Cryo Audio Technology のものを使っていたのですが、純正品と交換したときは「ふ〜ん」という感想だったのですが、今回は驚きました。
音が立ちますねえ。解像度が上がって、エッジくっきり、アラもはっきり。並のピアノがスタインウェイになったよう。 ちょっときつめの音と言えますが、実在感がすごいですね。奥行きが出るか、前に出るかと言えば、前に出てくるタイプですね。S/N も向上します。音場も広大。ただ、低域の量感は少し後退。鼓童が参加した映画「HERO」のサントラでは一曲目の、途中から和太鼓が出るところの衝撃が心臓に悪いくらいだったのですが、地を這うような伸びはやや減退します。シプリアン・カツァリスがカーネギーホールで行った演奏会の録音では会場の空気がしんと静まり返って、室温が下がったように感じます。この CD はシステムを変更するところころ音が変わるので、よくテストに使用します。 元々エッジがくっきり出ている人にはどうか解りませんが、寝ぼけ気味で困っている人にはお奨めですね。TANNOY の SP のような出方がお好きな人には勧めしませんが。
価格を見ると「う〜む」と考えてしまいますが、一旦聞いてしまうと、安いと思えます。これだけの投資でこんなに改善されるなら、超お買い得!と、あっさり宗旨替えです(^.^) へたにアンプやケーブルを替えるより変わります。 方向性があるらしいので反対向きも試してみたいところですが、ML-7AL はヒューズを押し込むのに力が要って心臓に悪いので、しばらくこのまま楽しみたい気分です。 こうなるとこのメーカーの他の製品も試してみたくなるのは人情というもの。そのうち何か借りてみることにします。
さてその興奮も冷めやらぬうちに AudioUnion の店長からESOTERIC P-01 用の DC ケーブルが単体で発売されたと聞いたので早速送ってもらい P-0 に取り付けてみました。 コネクタが同じなんですね、これ。PAD やらショップオリジナルやらのものがたまにネットオークションにも出ますが、あまりにも高いのでちょっと手が出ませんでした。PAD のものが出品されているのを見たときは清水の舞台に立つところまでは行ったのですが、もうちょっとのところで飛び降りるには到りませんでした。聞けばそれらの製品を取り付けてみたらあまりにも違うので ESOTERIC も考えたとか。
奥行きがすごいですね。こんなのは聴いた事がないですよ。例えて言うなら、良くできたホログラムと実物の差と言いましょうか、あるいは実物をゼリーで固めたものを見ていたのが、ゼリーを取り去ってしまったような感じとでも言いましょうか、前後左右に音場が遠く広がり、それでいて演奏者は立ち位置に立体感をもって出現します。ジオラマみたいですね。演奏者の息遣いや腹筋に力を込めた様子、微妙なタッチの差というものがよく聴き取れて、永年やって来て初めて音楽に表情が付いたと言えるレベルになりましたね。イリーナ・メジューエワの魚津でのライヴは舞台上でなくホール中央にマイクを立てたかのような距離感と響きです。ホールトーンがかなり多いです。 音楽表現のレベルでこんなに変わったのは初めてです。P-01 の音の幾分かはこのケーブルの音なんですねえ。 PAD のものがどんな音だったのかわかりませんが、この価格でこの音なら敢えて高いものを試す気にはなりません。 ISOCLEAN のヒューズを取り付けていなかったらどうだったのかというのも気になるところではありますが、ヒューズを元に戻してみようという気は起きませんね。 しばらく至福の時を過ごせそうです。