投稿者 ひゃおさん(2003/5/30投稿)
ひさしぶりの投稿です。
今回は何かと申しますと、SPスタンド下のスパイク受け交換レポートです。意外な程大きな変化がありましたので投稿させてもらいます。ちなみにSPスタンド>アコースティックリバイブ RSS-602、アンダーボード>TAOC SCB-45です。
ここ最近BDR(ブラック・ダイアモンド・レーシングのカーボン・インシュレーター)を手に入れててからというものCDP、AMPとインシュレーターの吟味に明け暮れていました。
そこでの変化に、あらためてインシュレーターの威力を再認識しましたので、アコリバSPスタンド下のスパイク受けの影響は意外にデカいんじゃないか?と疑問が湧いた訳です。
今までは出デンさんに頂いたタオックのステンレス製スパイク受けを使用。ここは8つと数が多い事もあり、スタンド導入当初から交換したことがありませんでした。(とりあえず直置きも検討した結果のタオックステン使用です。使い勝手や傷つきにくいってのもありますが)
そこで手持ちのモノでなんとか変化を確認出来ないかと考えましたら、J1プロジェクトの青丸のインシュレーターがちょうど大きさも数も合うじゃないですか。
これをタオックのスパイク受けの下に入れてみました。
結果、予想以上の大きな変化がありました。
傾向は中低域の量と密度の充実です。例えるならアンプのトーンコントロール(ベース)をフラットから15分ほど回したような感じです。太く重くマッチョ。しかし、鈍く、音楽のメリハリが削がれ緊張感がありません。曲のテンポが遅く感じ、演奏は散漫に聞こえます。
この結果から”ココ”(SPスタンドのスパイク受け)はツボだとすぐに判断出来ました。
今まで自分のシステムの音だと思っていた、キレはあるが中低域の厚み、熱、密度に欠ける傾向がかなり解消されたことには正直驚きましたし、今後新たな可能性も見出せました。
そこで、この長所と短所を持ち合わせるタオックステンレス&J1青に替わる最高のスパイク受けは何か、と考えましたがそう簡単に答えなど出るはずがありません。
で、当然のごとく浮かんだのは純正のアコリバ黄銅スパイク受けです。これは8つ¥8,000とリーズナブルな上にスタンド純正という事もありとりあえず導入してみる事に。(HP上でも当然よさげな事が書いてありますので、ちと安心)
結果、なめてました...
こんなに音が変化するものでしょうか...
今までアコリバのSPスタンドの能力を半分も引き出せてなかったんじゃないか!?なんて思ってしまうくらいの向上です。(注:例によって大袈裟モード入ってますので話も半分でよろしくお願いします)
凄くイイ感じ。
この間、出デンさんがうちの音を聴いて誉めてくれた時にこう言われました。「前よりSPが1回り大きくなったよう」って。
そう、今回の変化、正にこの表現がピッタリなんですわ。
あの時より更にSPが大きくなったように鳴ってます。
そして非常に肩ひじ張らずに自然な方向への変化です。
サウンドステージもSPとSPの間で展開していた音が、変更後はSPの外へも大きく回り込む感じになってますし、低音の出方に余裕さえ感じられます。(もちろん本当に大きいSPの余裕とはまったく違います)
具体的には中低域の量も質も変わってきていますので、ソフトによっては楽器の音色のイメージが変わるものまであります。
いや〜これは大成功でした。
結論
今回これでわかった事はトールボーイも含め、SP下のスパイク受けは再生音に多大な影響を与えているという事です。
これはSP下のアンダーボードにも言える事でしょうが、ボードのみの強化では完全ではないと言う事でもあります。
ココ、意外に一度セッティングをしたら疑問を持たずそのまんまって方多いんじゃないでしょうか? スピーカー下は変化も理屈的に理解しやすいので誰もが試すでしょうが、スタンド下となるとどうでしょう?
イメージ的にそれ程変化しなさそうでしょう。
ボードが定評のあるものだから大丈夫って思いがちでしょう。
SP下より変更が大変って事もあるでしょう。
僕も体験前はそうでした。でも実際は...
是非皆様にもスパイク受けの再考をお勧めしたいと思います。
この場所には、今までの自分のシステムの表情や能力を一変させてしまう可能性が秘められている事を強く感じました。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
オーディオライフに幸アレ。
ちゃんちゃん
PS.
アコリバも別売にせず標準装備するべきじゃないかというくらい、うちではこの組み合わせハマりましたね。
投稿者 Inoさん(2003/5/29投稿)
現在 Audio Union のトランス(1kw, 0.5kw 各1台)を愛用しているのですが、0.5kw のやつが通常考えられる以上に唸りを発していて、メーカー (aid) に調整してもらってもあまり改善が見られません。
そこでコモンモードノイズ、ノーマルモードノイズに効果があると謳っている電源コンディショナーをいくつか候補に挙げ、ひとつを導入してみることにしました。
候補は PS Audio の Power Plant P500、 TICE Audio
の Solo AV PowerConditioner、SINANO の GPC-1500です。価格と
NTT データの技術を採用という点、IN 側と OUT 側のアースの設定が別個にできるという点を評価して GPC-1500
を購入しました。
音質面では女声のヴィヴラートが実にきれいに表現されるという点と、ピアノのペダルワーク等の音として感じられる以前の雰囲気の表現等が優れているという点が好ましく感じられ、更に決定的な点として上記の唸りが消滅したのでこれを購入しました。
GPC-1500 で一応の効果を見たものの、原因を探りたくて O崎様の HP を参考にさていただき、
Audio Prism の Noise Sniffer と QuietLine を購入しました。QuietLine
は MK3 で、LED が付いているタイプです。私の購入した Noise Snifferは筐体が黒でした。
参考までに我が家で探索した結果を以下に並べてみます。なお、分電盤にはブレーカーが 6個あり、うち 2個は Cryio
Audio Technology のブレーカーに交換し、オーディオ用コンセントまでそれぞれ直接配線しています。
○オーディオルームの隣室(和室兼書斎兼寝室)
・レーザー FAX :若干。ほとんど問題なし。
・レーザープリンタ:発生あり。しかし、ノイズフィルター入りのタップに繋い
でありますが、その外には出ていません。
・昇華型プリンタ :電源 OFF なのに盛大に発生。プラグを抜くと消えます。
・携帯電話の充電器:発生あり。QuietLine で消えます。○オーディオルーム
・PAD の壁コン:全くなし。
・FIM の壁コン:全くなし。現在ここに SHINANO を接続。
・SHINANO :全くなし。
・UN-AC1singe :全くなし。
・aid RST :全くなし。
・普通のコンセントA:発生あり。QuietLine で消えます。
・普通のコンセントB:ややあり。繋がっていた電気掃除機のプラグを抜いた
ところ消えました。
・普通のコンセントCに
繋いだ自作タップ(オヤイデの筐体)
:僅かにあり。ここにはムジカイオン、 RR-77 等を接続
しています。原因はムジカイオン。QuietLine で消え
ます。○洗面所
・温水洗浄便座を繋いだコンセント:かすかにあり。
・洗面化粧台を繋いだコンセント :激しいノイズ。
ここには充電器が 2種類繋がっています。
電気かみそりと電動歯ブラシ。
携帯電話の充電器と同様にこれが発生源と
思いましたが、抜いても消えません。
どこから来ているのか不明です。
QuietLine で消えます。
ブレーカーを操作して確認したところ、このコンセントは和室を初めとする他の部屋全ての配線(除オーディオ用コンセント)と繋がっていました。
犯人は和室の天井のインバーター蛍光灯です。
蛍光灯を消したら洗面化粧台のノイズは消えました。オーディオ用コンセントからはこののイズは出ていませんので、フィルター等の対策を施さなくともオーディオの電源には影響を与えていないと思われます。従ってレゾナンス・チップを貼り付けても殆ど音質面での効果は得られないと考えられます。おそらくブレーカーを分けてあるのがその理由でしょう。しかし、オーディオルーム内の照明のスイッチにレゾナンス・チップを貼り付けたときは効果が確認できましたので、断定はできません。
配線の長さも関係するのでしょう。
○食堂
・冷蔵庫、防湿庫を繋いだタップ:発生なし。
・電子レンジ繋いだコンセント :発生なし。
・ラジオを繋いだコンセント :驚き! Noise Sniffer のスピーカーからラジオ
放送が聞こえます。
○風呂場ほか
・24時間風呂 :発生なし。
・ガス漏れ検知器:ラジオ放送が弱く聞こえます。どういう事でしょう?
ラジオの電源ケーブルがアンテナになっているのでしょうか?不思議です。
**************************************
さて、その後の状況についていくつか補足します。
QuietLine と似たような製品を入手して試してみました。audio-technica の
DUAL Noise Filter AT-NF1(定価 2,200円)。友人宅に NoiseSniffer
と QuietLine を持ち込んでテストした際に試してみましたが、これがとんだお笑いです。これ自身がノイズを発しています。パッケージには
AUDIO DVD TV PC 等の文字が印刷されていますが、なんて事でしょう。
Noise Sniffer がなければ全くわかりません。こんな事があるものなのでしょうか。仮にもオーディオ製品を作っているメーカーの製品なのに。
もっとも、O崎様がお書きになっていらっしゃるように、Noise
Sniffer はQuietLine の販促グッズ的な側面があるのでしょうから、意地の悪い見方をすれば、QuietLine
が効果を発揮できるノイズのみを検知するのではないかという事も言えるのでしょうが、Red Rose Music
の扱う製品ですからまさかそんな事はないでしょう。
話は変わりまして、24日と25日にかけてライフサウンドという会社の製品を借りて試聴する事ができました。Audio
Accessory の 108号 P.282 に広告が掲載されています。
電源コンディショナータップ M3M と AC ケーブル AC-M3 ですが、広告は決してオーバーではないという印象でした。特に高域の余韻や倍音成分が無理なく再現されるという印象で、変なクセは感じられませんでした。AC
ケーブルは単線を使用しています。製作者は単線のメリットもデメリットも承知しているようです。
社長はオーディオしか知らない人という印象ではなく、音楽に関しても共感する部分がありました。クラシックギターを演奏されるようです。
また、「マイナスイオンディスク」を一緒に送ってもらい、HP を参考にブレーカーに貼り付けたところ、エネルギー感が増加しました。これはレゾナンス・チップを貼り付けたとき以上の改善と感じられました。例えて言うなら、腹筋の鍛えられていないアマチュアの管楽器奏者とプロの演奏家の違いと言いましょうか、個々の音に力が込められているように聞こえるのです。音場感の改善が本来の目的のようですが、それはテストしていないので何とも言えません。
更に、電源電圧が 5%程度増加するという説明を聞きましたのでデジタルテスターで測ってみたところ、107.7v を示し、深夜では 108.5v に達しました。なるほどと思い外して測ったところ、測定値は変わりませんでした。どうやら我が家は電源事情には恵まれているようです。行きつけのオーディオ店の店長に訊いたところ、100vを下回っている家庭が珍しくない、と言われました。多分、クリーンルームに空気清浄機を設置しても効果が測定できないのと同じように、この製品も単純に電圧をアップさせる働きをするわけではないのでしょう。
田舎住まいもデメリットばかりではないようです。先日は雉子と狸を見ました。
オーディオには終点がありませんね。
ではこの辺で。
投稿者 Neoribatesさん(2003/5/28投稿)
こんにちは,電線ネタの続きです.
5/24付の投稿では,CDP=>パワーにPS AuidioのインターコネクトStatement(XLR)を使い,CDPにPS Audioの電源ケーブルStatementを使うより,Audience社のPowerChordとの組み合わせの方が良い結果が出たということでした.
そこで,もう一つ別の組み合わせをやってみました.今度は,Cardasの最高級電源ケーブルGolden Referenceとのマッチングです.結論から言えば,PowerChordに軍配が上がりました.この組み合わせでは,しばしば耳にするカルダスの中低域〜中域中心の音という評判がまさに表出するのです.ですから,音場のひろがりや明晰感が薄れます.面白いものですね.NBS Statement IIIのインタコとの組み合わせでは,結構良い線の出ていたGolden Referecneでしたのに.
組み合わせのやり方によってケーブル関係は,いろいろな音の顔を見せるので,試聴感を述べるのはほんとうに難しいですよね.同じ組み合わせで,ああだ,こうだといえばよいのですが,皆さんそれぞれの組み合わせでやるもんだから某チャンネルのような果てしない泥沼地獄が待っているように思います.
また,組み合わせを替えてやってみましょう.
投稿者 Neoribatesさん(2003/5/24投稿)
こんにちは,また電線病ネタです.
別サイトにも一部書きましたが,先週アメリカはPS
Audio xStreamシリーズのインターコネクトStatement(XLR:1.5m)がメキシコに誤配されるというトラブルがあったものの届きました.
ほぼ一週間たっての感想は最初の頃のそれと少し違いが出てきました.当初の感想は,「音量が一段アップすること(これは同シリーズ電源ケーブルで感じたものと同じ),SNがとても良い(これも同じ).解像度もハイビジョンTVを見ているよう.全体の印象は,視界鮮やか,たっぷりしているが程良くしまり芯を聴かせる低域,もう少し行くと耳障りに聞こえるかも知れない,程良い高域の伸び,適度な響き,張りのあるやや前後に出る音場を展開すると書きました.初夏よりも,より夏に近づいた太陽のかがやきを思わせる音のよう.元気があります」というものでした.
大方は変わらないのですが,時間が経つにつれ,カサツキ感が薄れ,もっと音が前に飛び出してきています.エネルギー感が明らかに増えました.その分,音場として左右への広がりが感じにくくなってきているのです(少しオーバーに云えば).小生好みの音からはややずれ始めているようです.
そこで,CDPの電源ケーブル(インタコと同じStatement)をブルペン入りしていたアメリカのAudience社製 PowerChordに差し替えてみました.この電源ケーブルは,Stereo Timesで2002 Most Wanted Componentsに選定されたもので,$320ほどのそんなに高額なものではありません.別のインタコと組み合わせたときは,悪くもなければ,ずば抜けて良いというほどではなかったのですが,PS Audioとはこれがいいマッチングなんですね.左右への広がり,量感が増し,解像度はそのままです.音場が広くなりました.
かねがねケーブル類は同一ブランドですべて揃えるのは余りよい結果を出すとは思っておりませんでしたが,それを実証したことになりました.
リファレンスのNBS Statement IIIの音が初夏のオープンエアーなので,比較をすればそんな感想です.
スネーク系とまでは行かない太さ(ボアコンストリクターではなくマムシというところ)のケーブルで,カチンカチンではないので引き回しはしやすいです.ジャズ(古い感じの音をお望み方はだめ)などにはいい味を出すと思います.勿論,クラッシックだって他の同価格帯のものよりいいですよ.諏訪内晶子のヴァイオリンの弦の滑りのある艶も表現はしてくれます.しかし,残念ながらというか,当たり前というかStatement IIIほどはいきません.ややさっぱりしてしまうというところが本当でしょう.
なお,価格は送料含めて$377でした.
投稿者 Miyoshiさん(2003/4/15投稿)
【その後のWord Clock(とはあまり関係ないのですが・・・)】
こちらでも連続投稿になってしまって気が引けるのですが、外部Clock導入後の状態が落ち着いてきたので「その後」のご報告です。
前のレポートの通り、私の環境ではSmart ClockとFormat
Changer Advancedの併用は良い結果が得られており、これを標準装備とすることにしました。そこで、2機のSmart
Digitalシリーズのためにケースとケーブルを製作しました。
ケースは、電源トランスの音を低減するためのもので、ラックマウント型エフェクタのためのエフェクター・ケースのミニチュアのようなもので、2台納められるものを作り直しました。まあ、製作と言っても東急ハンズで板を切らせて糊で貼り付けただけですが、前にも書いた通り、フロントパネルをスモークのアクリルにすることでパイロットランプの明るさも少し上品になりました。また、ケース自体の材料はMDFですが、オーク調のシートを貼ることでなかなかそれらしくなりました(と自分では思っている)。
一方、ケーブルは切り売りのApogee Wyde-eye にコネクタ(BNCはカナレ、XLRはノイトリックNC3の黒)をつけただけです。わざわざ作るようなものでもないのですが、私は余ったケーブルがとぐろを巻くのが何より嫌いで、機器の配置が決まるとジャストサイズのケーブルを作ることにしています(市販の高価なケーブルに手を出さない抑止力にもなっています)。今回は、XLR(AES/EBU)は50cmと60cm、BNC(クロック)は45cmと18cmです。
BNC(クロック)の方は、全く何の選択の余地もなくただコネクタを付けただけですが、いつもの習慣で(といっても、従来は既製の50cmでちょうどだったので、デジタルケーブルを作ったのは実は初めてです)、シールド・チューブ(金属製のFLチューブのようなもの)とFLチューブをかけました。ところが、ここでシールド・チューブが大失敗であることが判りました。AES/EBUは元のまま(Apogee純正)クロックケーブルだけを自作に取り替えた段階で明らかに音がにじみます。善意に解釈すれば情報量が増えてるとも言えるかもしれませんが、主観的には安物のエコーがかかったみたいです。そこで、作っているのがデジタル・ケーブルであることを思いだしてシールド・チューブをはずしたところ音は正常に戻りました。金属製のシールド・チューブがケーブルのインピーダンスに何か影響を与えていたのかもしれません。
XLRに関しては、Apogee製のケーブルを持っていたので接続を見るためにコネクタを開けてみたところ、白が3番、グレーが2番で、1番には裸撚り線だけが接続されていました(Apogee110Ωのシールドは編み線とアルミ箔との2重で、その間に裸の撚り線が通してあります)。編み線とアルミ箔は外被といっしょに切断されており、従って、コネクタのハウジングには一切結線されていません。で、「自作」のほうもこれと同じに製作しました。ところが、このXLRケーブルを使ったところ、Smart Clock単体使用のときほどではないのですが、何故か高域に強調感がでてきました。このサイトで以前あった「Neoribates」さんのレポートにあったように2/3番の接続で色が変わるかもしれないと思いつつ、そのときはそのままにしておきました。で、・・・
(またしても長い前振りで、ここからが本題です)
たまたまADSLモデム周りの始末(コードレス電話にノイズが乗るので)のために購入したシールド・シートの切れ端があったので、これをこれを各コネクタにかけてみたところ(ホントに巻きもせずにただピラッとかけただけです)、強調感があっさりと消えました。ちょっと聴きには地味な音なのですが、情報の欠落がなく、落ち着いて聴くととても説得力のある音です。そこで、えびせん体質の私は、このシールド・シートを買い足してきて、電源プラグ類も含めてデジタル周りにシートを巻きまくってしまいました。
まあ、Smart DigitalシリーズにしてもApogeeのDACにしても機器が小型で種々のコネクターが近接していますし、前記の通りコネクタにはシールドが結線されていません。また、ノイトリックのコネクタは尻尾半分がプラスチックですから(BNCはむき出しだし)相互に漏れがあるのかもしれません(この点については、ノイトリックの「デジタル用」というNC3を試してみたいところですが、特殊工具が要るので自作できません)。クロックやデジタル・オーディオ信号のサブ・ハーモニクスがアナログに漏れていた、なんていうことがあり得るのかどうか判りませんが、音の感じとしてはそういうものでした。
さて、ここで使ったシールド・シートは、アキレス/リフレミーという製品です。東急ハンズ(池袋)で切り売りしており、3k円/1mと一見高価ですが、幅が130cm以上あるので、「長さ」で30〜40cmも買えばかなり使い手があります(ハンズでは10cm単位で買えます)。
物としては、PC周りのパーツのパッケージなんかに使われている帯電防止シートと同じような銀色のシートですが、基材が塩ビで柔らかいものです。
表面は帯電防止加工されており、少なくとも表面は導電性は無いようです。また、35dBの遮蔽効果があるとか。
もっとも、この手のシールド材は本来はMHz帯のためのものであり、数十kHzのオーディオ用クロックや、増して可聴帯域のオーディオ信号には関係が無いような気もするのですが・・・。
なお、上記の通りリフレミーを紹介したサイトは見つけたのですが、アキレス自身のサイトには出ていません。ひょっとすると、既に生産されていないのかもしれません。
で、まいどお馴染みの小ネタです。
このシートは実質的に導電性は無いようです。テスターを当てたり、プローブを突き刺したりしてみましたが、抵抗値は表示されませんでした。
そこで、シートをテープ状に切ってデジタル・ケーブルにも巻いてみました(アナログ系はみんなシールド・チューブをかけているので、デジタル系のみ)が、少なくともシールド・チューブのような悪影響はありませんでした。つまり、特に良い効果も無かったのですが、ケーブルに巻くとほとんど銀色になりますから、さらにFLチューブをかけると中身が光って、ちょっと立派そうに見えます。