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Audio日記 PhonoEQ編(2003/04/06〜05/05)

 この期間の私のシステムは、スピーカー:AE2Signature、パワーアンプ:エアー V1X、プリアンプ:エアー K1X、DAC:WADIA15i、CDトランスポート:クレル MD20 、ボイシング・イコライザー:アキュフェーズ DG28です。


2003/05/04「つつじ祭り、藤祭り、養老渓谷、秋葉原」

 今年のGWは印象薄い。なにせ全然大型連休じゃないもんね。それでもこの季節、外へ出ないと!
 こよみ通りの休日は主にこんなところに行ってました。

【4/29】根津神社のつつじ祭り。大盛況。

【4/29】亀戸天神の藤祭り。花はちょっと早いか?

【5/3】千葉・養老渓谷。まこと正しき日本の風景。

 こんな感じだから、HP更新がお留守になってもやむなし。音楽からも遠ざかる日々。でも、それでいいんだ。
 そうはいっても、一日くらいは秋葉原へも行かないとね。ということで、ひょうたんさんの上京に合わせ、半日遊んできました。

 いろいろ行きましたが、個人的ポイントだけ。
 まずは出デンさんに一人では行けないサンクリへ連れて行ってもらいました。新しいフロアが出来たんですね。オーディオ店らしからぬ、マンションのモデルルームみたいです。ここで店員さんにサシで購入を迫られたら、思わずうなずいてしまいそうだ。
 店の音に関しては不問にしておきますが、ここで探していたものがっ。2000年のAA誌別冊「レコード再生の本」です。買わないでボーっとしていたら、とっとと売り切れてしまいました。間が悪いのか、オークションでも古本屋でも見かけません。
 店の本なので売り物ではないのに、2冊あったので交渉すると、これが販売OKとのこと。よれよれだったので「こりゃ半値か」と内心色気を出しましたが、しっかり定価販売でした^^;(← 皮肉じゃないですよ。捜し物が見つかってボクはうれしい)。普通はきれいな本しか買わないけど、致し方ないですな。手元にないよりははるかにいいでしょう。

2003/05/05「つつじ祭り、藤祭り、養老渓谷、秋葉原(その2)」

 次はダイナサウンドハウス。
 ここも出デンさんに連れて行ってもらう形で、3Fの厚木ルームへ。さすが大物を購入した人は、店への入り方に余裕があるなー^^
 晩にデモがあるらしく、JBL4348の鳴らし込み真っ最中。この間shuksさん宅で聴いてから、ずいぶんとこのスピーカーのイメージが変わったな。ここでもつながりスムーズ、(音量大きいけど)ジーンズの裾がたなびく音圧、ユニット口径そのままのエネルギー感、そして重い高域。ホーンにはこういう力強く鋭い高域があるから、私もAE2Signatureの上にホーン式スーパー・ツイーターを乗せようかと色気を出すんだな、きっと。雑誌では”過去の43シリーズを継承し”というような書き方が多いと思いますが、その印象あまりなし。

 で、JBL4348 + SST アンプジラ2000 4台 + Linn クライマックス・コントロールを軸にして、CDプレーヤーの小比較会開催。エントリーは新参メトロノーム カリスタ+CA2シグネチャー(470万円)と リン CD12(280万円)です。仏英超高額商品対決ですね。ショウ以外でメトロノーム聴くの初めてかも。
 試聴曲は出デンさん持ち込みのジャッキー・チュンや店にあった「Flim &The BB's / Tricycle」等。Tricycle、懐かしいねー。一時期デモで流行したCDです。家では不可能な大音量で試聴開始だ!

 リン CD12のこの落ち着きっぷりはどうだい。繊細だし、高SNだし、なによりも無音部が美しい。アーチストはたぶんこういう意図でこういう音をリスナーに聴いて欲しいんじゃないか、そう察させる音ですな。いい意味で整えられた音、上手な演奏、超高度なオーディオ再生。何を聴いても全然破綻しない、正に緻密です。
 280万円恐るべし。
 アルミ切削加工だから作りもきれい・・・だけど、シリーズのくせにクライマックス・コントロールと横幅が違うのはいかがなものか。LEDの色が違うのも今ひとつ(CD12は緑、クライマックス・コントロールは青)。格好いいのに不細工だわな。ペアで使わなきゃいいんだけど、音以外が非常に気になるねー。(← オマエは買えんだろ、と言われればその通り)

 一転メトロノームはアクリルを多用したCDトランスポートが目立ちます。言われているほどいいデザインとも思わないけど、存在感あり。
 音は主義主張を明確に打ち出したタイプで、コレくらい強烈だと面白いわな。躍動感とか、楽器を見るとか、動的な項目に関してはCD12に大きく差を付ける印象。ゴージャス、むっちり、奏者がどう思おうと見ているのであれば、そりゃこちらの方が面白いはず。もっとも、ヒスノイズも目立つし、曲によってはやかましい。音量の影響だけでもないと思います。

 リンとメトロノームの違いは、サーカスで高度な芸を教え込まれた虎とサファリパークでのうのうと暮らす虎みたいだ。街のスターはCD12、だけど交尾まで勝手にやらかすのはメトロノーム。スターも魅力あるけど、どちらがいいかといわれればそりゃ交尾だな。470万円かかるけど。スターで勝手に交尾できるのが一番いいか?

 一行は秋葉原探索の後、Oyama家へ。私は同行しませんでした。家の中も荒れ果てているので片づけないと行けないし、休み明けには講義もある。あ、健康診断もあるから検便取らないと!


2003/04/27「DG28四度(よたび)」

 <よたび>というのは適当。ただし、私の中で何度目かのDG28ブームになっていることは確かですね。場所を取ることやDG38の発売もあって、東京に越してくるときは売ってしまおうかとも思ってましたが、ああ、売れなくて良かった。

 イコライザーを使っている人ならわかるかも。DG28やDG38は冗談のように面白い、そして使える機器なのですが、現状でオマエは使いこなしているのかと聞かれると、常時は使っていなかったりします。実はイコライジングが強烈すぎるように(使いこなしの問題ではなく機能的に)感じるんですよね。やらなくていいことまでしてしまう印象。
 具体的に言うと、接続はMD20 → DG28 → Wadia15i というトランスポートとDACの間に使っています。そうすると、どうしても全帯域をコントロールしてしまうんですよね。何Hz以上はスルーとか、ここからここまでの帯域だけ調整したいなどという器用なことは出来ないわけ。
 それがイヤなの。気になるようになったと言うべきかな。贅沢だなー、人間は。

AO-U2 AE2Signatureを聴いていると、別に中高域になんて不満点ないんだよねー。スーパーツイーターを足せばそれなりの効果はあるけど、それは別問題。つまりは物理的に低域を出すのが厳しく、左右の音質差が大きく、かつ定在波の厳しい200Hz以下にだけ効果が見いだせればいい。もっと言ってしまえば、100Hz以下の谷(ディップ)だけ埋められればよい・・・いつの頃からか、そう思うようになりました。ピークはもうこの部屋の味付けとして捉えるつもり。DG28を使った経験から、ピークを削るよりもディップを埋めた方が好印象というのもあります。

 そこで、ボンヤリと構想だけあった「サブウーハー帯域だけのコントロール」をしてみることにしました。AE2Signatureのウーハー帯域も考えると大がかりだし、サブウーハーを使っても定在波のディップを埋めることは出来ないからです。とはいっても、タダじゃダメ。サブウーハーLunaに接続するための、DG28用のアナログ・アウトプットのオプション・ボード「AO-U2」が必要になります。Lunaがアンプ内蔵だからこそ出来る技ですね。

 「AO-U2」もキチンと買えば定価70,000円もする。うまくいくかどうかもわからないのにこの出費は大きすぎるので、中古品を探して買ってきましたがな。DG38への買い換えが多く、DG28が中古市場に多いので、ボードも安価に買えました。
 これを使って、K1Xの2系統のプリアウトを利用して、K1X → DG28 → Lunaと流すわけ。上記の接続も別系統として生かしておけば問題はないはず・・・なんだがなあ。最近企画倒れが多いので、チト不安です。

2003/04/27「DG28四度(よたび)(その2)」

エクイノックス3 我が家の場合、ボード「AO-U2」の購入だけではダメで、RCAケーブルも買ってきました。なにせバランス接続一辺倒で来たから、アンバラケーブルの本数に余裕がないからね。
 まずは実験なので高価でなく、引き回しが良くて、プラグが大きくないことを条件に(Lunaに使う場合、RCA端子間が非常に狭いため)店に行ってみると、ちょうどワイヤー・ワールド製品のセール中。こりゃいい。我が家にないブランドだし、ちょっと使ってみることにしましょうか。サブウーハー用ケーブルがあることも知っていますが、サブウーハーのみの対応ならば、さほどケーブルにこだわることもないでしょう。私にその差が理解できるとも思えないし、引き回しさえ良ければ、AV用に転用してもいいし。

 長さは実は結構悩ましい。K1Xはこういうときに不利なんだなあ。なにせ、LRの端子が端と端にあるから、機器を横並びさせると本当は50cmくらい長めをチョイスしないといけないの。
 こうして、残りのケーブルの長さと操作性と信号の流れを考え、ラック内の機器の入れ替えを行って、お膳立ては完璧です。

DG28 購入したのはワイヤー・ワールドのエコノミークラス「エクイノックス3」。長さは1.5mがなかったので1mだけど、実はギリギリ。ワイヤー・ワールドの製品も「5」に代替わりするので、在庫が安くなっているんだなー。我が家も固いケーブルが少なくないので、こういう引き回しのいいケーブルはホッとするねえ。

 まずはDG28へのボードの取り付け。いいねえ、こういう拡張性。アキュフェーズだと流通量も多いので信用できるわな。輸入品だと拡張性とかバージョンアップってなんか信用できないんだなあ。するようなことを書いておいて、事実上対応のない機器や時間が経つと難しい機器、いっぱいあると思うよ。
 あとはK1Xの2系統のプリアウトを利用して、1) K1X〜DG28〜LUNA、2) K1X〜V1X の併走を試すだけ。うまくいけば最高の効果となる気がするのですが・・・もっとも瞬時にダメかもしれないですけどね。エクイノックス3はK1X〜DG28間に、自作ケーブルをDG28〜LUNAに使いました。

 全てを接続してスイッチオン!
 ところが、パワーアンプのAyre V1Xがどうやっても落ちてしまう。なぜ? なぜ?

2003/04/27「DG28四度(よたび)(その3)」

 エアーが落ちるとホントビビるわ。なにせアクシデントに対しては、お世辞にも日本製品ほど強くないからねえ。
 ケーブルを全て抜き、接続を一つ一つ確かめてみても、やっぱり保護回路が働いちゃう。だいたい壊すときは余計なことをした時だし、休日前が多いので、ああ今度もかっ、と思いきや原因は意外なことでした。V1Xのリアパネルにはアンバランス/バランスの切り替えスイッチがあるのですが、これがRチャンネルだけ(接続のない)アンバランスになってました。これで落ちるという話も聞いたことがないのですが・・・もう一度試す勇気もないので、これ以上の追求は止めました。音が出ればそれでよい。

 今回やりたいことはすんごい簡単。

 わかるかなあ。要はコレがしたいだけなんだ。DG28を通さず、Lunaのクロスオーバー周波数をいじるだけではどうもイメージには近づきにくいところがあるんだよねー。そりゃ、コツコツやればいいんだけど、こらえ性がないからさ。
 ビジュアル的に言えば・・・(しゃ、写真がうまく撮れん;;)

AEの元特性

たとえばこんな元の特性に・・・

DG28で調整したLuna

DG28でディップを埋めるよういじったLunaを足す

 上の特性はあくまでも例えですよ。中高域はルームチューン等でどうにかするとしても、低域だけは双方のスピーカーの長所のみすくい取る、DG28がAE2Signatureを邪魔しない、そんなことも不可能ではないようですが、そうそう簡単に結論は出ないと思います。100Hz以上はLunaに定位が引っ張られない程度に押さえないといけないですし、特性もさることながら、Lunaのボリューム一つ取っても一聴では決められそうもないですからね。最後は耳頼りなわけですし。

 一応ドキドキしながらテストだけはしてみました。うふふ。GWもあることですし、しばらく地下に潜って、ちまちまと試してみようと思っています。


2003/04/21「フォノイコライザー試聴大会」

 Pippinさん宅訪問の際、フォノイコライザー試聴大会となりました。トーレンス・リファレンス使いだからなー。みんな聴いてみたいんだよねー。私もオルトフォンのフォノイコを使ってはいますが、オルトフォンのカートリッジで聴いたことがないので、こりゃ楽しみだ。

 Pippinさんのシステムはこちらをどうぞ。トーレンス・リファレンス+オルトフォン SPU-GTEの組み合わせです。
 当日はこの機会にとばかり、下記フォノイコライザーが招集されました。

EAR 834P
Shelter Model916
Alpine/Luxman LE-109
Ortofon EQA-1000Tα
Accuphase C-200Xの内蔵フォノイコライザー

 試聴曲はビル・エバンス・トリオ、エリック・クラプトン、メン・アット・ワーク、キム・ カーンズ、クイーン、ウルトラ・ヴォックス、ジョニ・ミッチェル、ドゥービー・ブラザーズ、スティックス・・・70年、80年代のロック中心です。

オルトフォンEQA-1000Tα なぜかわかりませんが、オルトフォンEQA-1000Tαではハムノイズが消えず(我が家ではノイズなし)。でもこれさえなければ去年の巨人くらい独走だったかもしれません。総合点ではオルトフォンにペアリングの妙があるように感じます。アナログで難しい低音の再現、低音感の構築力が他より抜きんでているのです。私なんざ主役を差し置いて低音楽器に耳が行く始末(ビル・エバンスよりスコット・ラファロが目立つみたいな)。
 SPUというとどうしてもクラシック再生に長けた濃厚なイメージですが、濃厚な組み合わせならEAR 834Pの方でしょう。オルトフォンは開放的で切れ味鋭い。ちょっと意外でした。クラプトンのギターもメン・アット・ワークのボーカルもキム・ カーンズのエレピも違和感なし。艶がのったコクのある音色を堪能しました。必ずしも録音のよくない「クイーン/Somebody to Love」ですら、聴かされちゃうモンなぁ。

EAR 834P EAR 834Pは密度感がある。それに生々しさでは一番かも知れません。演奏という動的な演出がうまいのかな。ピアノの当たりもいい。ギターの響きもいい。ビル・エバンス・トリオは楽器のバランスが一番とれていた気がします。ただ、なんとなく何を聴いてもちょっとピーキーなんだなあ。それさえなければ、(値段から言っても)音は最高なのに。インピーダンスマッチングのせいでしょうか。このテラピカのフロントデザインも好き嫌いが分かれるところ。私は今ひとつ。

 Shelter Model 916は相変わらずの実力派。小さい筐体なのに、目覚めるのにちょっと時間がかかりますね。昔使っていたModel 216もそうだったのかな。高SNは国産品の独壇場です。定位も優秀。高分解能。それでも、別にサラサラではなく、なたね油くらいのコッテリさはありましたよ。216はもう少し菜っぱ混じりの印象です。欠点はオルトフォンやEARと比べると躍動感が乏しいのか、気分的な抑揚にやや欠ける。それが平面ぽい感覚を生んでいるのだと思います。大津に持ち込んだときは惨敗とのことでしたが、ここら辺が組み合わせの怖いところです。今日の音は決してつまらない音ではありません。

Shelter Model 916 15年前のアルパイン/ラックスマン LE-109は善戦の一言に尽きます。月並みですが、アンプの進歩ってなんなのでしょうね。通電しきれば、Model 916とは十分に張り合えていると思いますよ(あ、定価は一緒くらいか^^)。やや暖調で中高域に張りがある。ハムノイズの乗ったオルトフォンはさておき、SNはEARよりもいいです。でもModel 916もそうですけど、この高SNが時に不自然さを生むのかも。特に打楽器、ブラシとかスネアドラムとか。インパクトの瞬間ちょっと前の、それがあると生々しさが増すのに、みたいな部分もノイズとしてそげ落ちた感覚はあります。中古市場では3万円台の様子。でも、この多機能で3万円台だったら、買う人はたくさんいるはず。

 Accuphase C-200Xのフォノイコライザーは印象なし。というか、本当に標準という感じです。試聴時間もすんごく短かった。やっぱり少々聴き劣りするかなあ。試しにマイクロ精機BL51+DL103R+アキュ内蔵バージョンとの聴き比べてみましたが、Pippinさん曰く「これは全くの対象外でした。音は汚いし、艶、色気なし」。

 ずーっと聴きっぱなし。自分の家じゃ面倒くさくって、こんなに聴かないモンね。トーレンス・リファレンスにはおいそれと触れられないので、レコードクリーニングから針の上げ下げまで全部Pippinさんにおまかせ状態。楽チン楽チン。
 フォノイコライザーの比較試聴は滅多にできることではないので、いい経験でした。オルトフォン-オルトフォンの組み合わせはやっぱりよかったなあ。

 ちなみにPippinさんの感想は以下の通り。

オルトフォン EQA-1000Tα(艶色気完璧+知性あり、女優の黒木瞳
EAR 834P(色気ありすぎ、叶姉妹??)
シェルター Model 916(真面目なキャリアウーマン、松たか子
ラックス(穏和なアルバイト女性、岡江久美子

だそうですよ^^


2003/04/16「オヤイデ6N単線スピーカーケーブル」

ちなみに熊本県の人は、熊本に来ることを「来熊(らいくま)」と言っています。

 と書いたら、『「らいゆう」だろ』というご指摘をいただきました。熊本在住の修善寺クラブ構成員の○部さん、大丈夫か〜。

 ひゃおさんのシステムをお借りして、スピーカー・ケーブル試聴の機会を得ました。実は1月に買ったオヤイデ6N単線を使い、スピーカーケーブルを作ったのはいいものの、6mという長さが災いして、比較できる市販品がない。というか、設置の関係上、市販の3m程度では我が家のAEに使うことができないのです。切り売りはどうも使いたくない。
オヤイデ6N単線スピーカーケーブル この6Nスピーカーケーブル、恥ずかしいのでHPには登場させなかったものの、試聴テストを繰り返した凝った構造でこのまま死蔵させるにはちょいと惜しいんだよね。だから、少し高額のケーブルと比較して、実力のほどが知りたいのです。箸にも棒にも引っかからなかったらどうしませう。

 素のケーブルを切ってつなぐだけならスピーカー・ケーブルが一番簡単なのですが、左右8箇所はつなぎ換えないといけないわけで、こりゃめんどい。でも、今回はホストのひゃおさんが全部やってくれたので、楽ちん楽ちん。私はスピーカー中央に腰を下ろしていただけだもんね。はっきり言って、長さはバラバラ、端末処理もバラバラ、システムも違う、でも質の低高はつかめるはず。今回はそれさえ把握できればOKです。

 試聴は、JPS Labs スーパー・コンダクター、PAD アクエアス REV. B Sig.、そして問題の自作オヤイデ6N単線ケーブルです。JPSもPADも直輸入のようですが、値段はそこそこするはず。試聴曲はいくつか聴いたものの、個人的には「The Rolling Stonse / STRIPPED」から11曲目「ANGIE」の最初の1分間に絞りました。ミックとキースだけ聴いていても情報は十分なはず。たくさん聴いてもつなぎ換えの間に印象を忘れてしまうからね。

 JPSとPADは正直なところ、個人的にどうでもよい。JPSはひゃおさんが普段からお使いのものなので、システムには一番馴染んでいましたし、PADは軽くぬるっとしてきめ細かい。どちらがいいかは完全に好みの範疇と思いました。ただ、その差は小さくない。だからこそ吟味が必要なのでしょう。
 で、その吟味をしていない(必要に駆られて)私が作った6N単線ケーブルですが・・・一言で言えば「栄養失調ぎみ」。立ち上がりはいいけど、音が細いんだな〜。だから全体的な軽さが目立って、ドスが効いていない。なんか一歩踏み込めないもどかしさがあります。コレ、自分の家で聴いてもすんごいソリッドで、そこをうまく長所として生かしたいんだけどねえ。PADが特にそうだけど、傾向ってどこで聴いてもあんまり変わらないなあ。定位とか広がりとかに引け目を感じないのは不幸中の幸いか。

 質的に言えば、市販品とはムサシとミルコくらいの実力差を感じました。同じK1のリングには立てるかもしれませんが、エージング程度ではいつまでたっても市販品にはかなわないでしょう。凡人が勝利するには・・・ドーピングか?
 末端処理とか、気にならない部分がないわけではないので、もうしばらく自宅で鳴らし込んで様子を見た後、改良に取りかかることにします。単線で振動しやすいので、制振するならもっと思い切ってやらないとダメみたい。壁をはわせるべく6mで作ったけど、最短距離なら4.5mでもいいので、この際切ってしまうことも考えています。


2003/04/14「らいくま」

 熊本在住の修善寺クラブ員からこんなメールあり。

修善寺とは全然関係ない話ですが、高知に帰ることを「帰高」って言うんですね。
「きこう」で良いのでしょうか?
ちなみに熊本県の人は、熊本に来ることを「来熊(らいくま)」と言っています。
  例)○○さんが、今度、仕事で来熊されます。
これって全ての県であるんですかね。
来群とか、帰愛とか(愛知か愛媛かわからんな)。

 なぜか笑いのツボにはまって、ひとりMacの前で肩をひくつかせてしまいましたわ。らいくま? これは本当なのか???

 さて、それはそれとして、週末の土曜日、shuksさんのお宅にうかがってきました。あの凝ったWebデザインはオーディオサイトの中でも一見の価値ありでしょう。その感想は忘れないうちにいずれ書くとして、お話の節々に同じWeb管理者として非常に同調できるところがありました。管理者には管理者の苦悩があるんですなあ。

 まず、「人のサイトを見なくなる」。
 なんでですかね。私も全くそう。回覧の時間を更新に割いているせいもあるんでしょうけど、面白みが失せてくるんですよ。内容はともかく、文章が読みにくいとか、改行がないとか、そんなことが結構気になってくる。だから、Yahoo!とか、企業ページとか、ショップのサイトとか、見るのはそういうところばかりです。Web上のオーディオ・アングラネタは完全に人任せ状態になってます。

 「更新が義務のように思えてくる」
 大きくうなずいてしまいましたわ。そこそこのアクセス数のあるWeb管理者多くは、誰が見ているのか見ていないのかもわからないのに、更新しないと一日が終われないような気になるものです。私も睡眠時間を削っていた時期がありましたし、shukさんも昨年末はこの病に感染していたとのこと。今でこそこの強迫観念からだいぶ脱却しましたけど、それでも3日も更新しないと(ネタがたまっているだけに)心の片隅に引っかかりがあるもんね。

 shuksさん宅での楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。楽しい時間の次は楽しくない時間というのが人生の決まり事。地元に戻って、町内会の役員会(顔合わせ)に出席せねばなりません。順番とはいえ、役員になんて滅多にならんわな。

 初めて行く集会場はTVで見るような景色。古びた畳に、壁には祭りの提灯がずらりだもの。出席者も「背広は年2回くらいしか着ねえな」というおっさん達と、「ここに嫁いで40年くらいかしらね」というおばさん達、30名あまり。肩身狭っ。
 その割りに議事はきちんと進行する。出席率も高そう。昨今のマンションの自治会みたいな、人まかせ感覚が薄いんだわな。予算から行事予定の紹介から、話し合いも時間にして1時間半、こんなに長いと思わなかったよ。
 いくつかの行事には関わらんといかんでしょう。越してきて8ヶ月。このまま転勤なく、ここに居座ることになるのでしょうか^^


2003/04/06「柳原、千鳥ヶ淵」

 東京に来てから美容院に行っていますが、美容院は思い切りが悪い。3cm切ってくれと言っても、大体それに届かないところで「いかがでしょうか」みたいな感じになります。女性は切りすぎにうるさそうだから、職業病でしょうかね。板橋の床屋で「夏向きに短く」と言ったら、思い切りスポーツ刈りにされたことが懐かしいです。
 これまたなんでかわからないけど、美容院では会話を半強要される。おしゃべり好きの職業病? 今日も仕事のことから、大阪のことから、これから何をするのかまで話をさせられました。「九段に花見に行く」というと、「柳原でも咲いてますよっ」。

柳原 柳原? おそらくは誰も知らないこの地名。金八先生のロケ地そばと言えばわかるかも。行ったことがないので、テコテコと歩くことにしました。そういえば、桜祭りをやっているとチラシがあったかな?

 おお、やってるやってる。といっても見物人はホントに地元の人だけ(というか通りの人だけ?)。それよりも流し踊りで踊っている人の方が多いという珍しい光景が^^。ほほえましいですなあ。下町の団結力の強さを感じますわ。横浜の実家の町はここの数十倍も多い人が住んでいますが、祭りの参加者なんてこの数分の一だもんね。

 一応柳原を見たとはいえ、やっぱり今年の桜の気分は九段、そして千鳥ヶ淵。行ってみたら、まあ柳原とは対照的な、ひと、ひと、ひと。すんごいもんだ。地下鉄から外に出るまでに並んでいるんだから、考えられないほど。
 しかし、美しい。昨日の雨でもっと散っているかと思いきや、正に最盛です。満足満足。(都知事選に立候補しているドクター中松の演説に妻が耳を貸し、はぐれるというおまけ付き。)

 昨日のボディパンプの激しい筋肉痛で、今週末のオーディオはまったくなし。というか、折角のこの時期、オーディオごときで部屋になんかこもらずに、桜の時期は桜を愛で、紅葉の時期は紅葉を愛でるような生活が健全でしょ。


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