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Audio日記 RCA編(2002/12/09〜12/31)

 この期間の私のシステムは、スピーカー:AE2Signature、パワーアンプ:エアー V1X、プリアンプ:エアー K1X、DAC:WADIA15i、CDトランスポート:クレル MD20 、ボイシング・イコライザー:アキュフェーズ DG28です。


2002/12/31「年の瀬」

 オーディオするには実にいいひとときとなりました。年賀状も書き終わり、近所のスポーツクラブは静かになり、お隣さんは帰省し、工場も休みだから電源状況もよくなり、テレビはつまらなくなり、さ〜これからなのですが・・・私が風邪から復活したら、妻が寝込みました。我が家はリビング兼食堂兼寝室なので(スピーカーの後ろに布団を敷いて寝ている)、病人の寝姿を見ながら音楽を聴くわけにも行かず、無音の年の瀬となっています。
 実家にも帰ろうかと思っていますが、こんな調子で行けるのかしらん。

 まあ、夕方までは静観するか。

 我が家ではスピーカーケーブルを弱点に指摘する人が少なくない。この間来たひゃおさんも

 前回お邪魔した時の記憶から予想していた音よりイイ状態だと思いました。
 スピーカーケーブルを除くケーブル類の吟味、機器の馴染みはやはり大きくさすがと思わせられる事がしばしば。

 しかし!!板橋時代に訪問した時のあのスピーカーケーブル交換の時の”激変音質向上”が頭から離れません。

 そう、僕が思うにエアーV1はスピーカーケーブルに敏感反応するタイプじゃないかと。
 逆をいえばスピーカーケーブルにおごり甲斐のあるアンプ、もしくは実力のないスピーカーケーブルを繋ぐと許るしてくれないアンプではないのかと!?

 もし仮に今までのベルテックを繋げたとしたら...

 スピーカーケーブル以外は弱点が見当たらない程いい感じに詰められていると思いました。
 ベルテックスピーカー改電源ケーブルの威力も聴き取れたし。

 ここを換えたら一気にブレイクスルーな臭いプンプンします。
 スピーカーケーブルでふん詰ってるんじゃないでしょうか?^^
 ここだけ長さ的に比較してないし、出来ないですもんね。

 12月中旬に九州から我が家を訪問してくださったAMOKさん(我が家のLUNAは元々AMOKさんのもの)も

弱点があるとすれば、音量かスピーカーケーブルじゃないですか?」

と言い残していきました。

 「スピーカーケーブルを買う気にならない」と言い切った私ですが、別に信念持って動いているわけではないから、そう言われ続けるともうグラグラ。でも、長さ的に気軽に導入検討できません。どのメーカーも特注になるから中古市場にも出てこないし、ベルテックじゃ高くて買えないし、切り売りはなんか今ひとつ。

 と思っていたら、6mのスピーカーケーブルの中古を初めて見ました。
 その名もオーディオリプラス「SPC-ALM500Super」。39,500円/1.5mペアですが、0.5mで12,000円の追加なので、6mだと定価で15万円弱もする。これが6万円なのですが・・・どんなもんでしょう? 音のイメージが全くないので、自分のシステムに組み込んだときの想像が出来ません。
 こんなところに(オープンに)書いていること自体、売れてもいいと思っている証でもありますが、こういう思わぬ出会いににやけているときは楽しい。とりあえず、この楽しい気分を抱いて年を越すことにしましょう。


2002/12/30「秋葉原へ本を買いに」

 夕方になって、ようやっと年賀状終了。仕事が忙しかったのもあるけど、一番の元凶は「Macもプリンタも買い換えたことだし、今年は趣味のいい凝った年賀状を送ろう!」と目論んだこと。

 古本市で購入した「Jazzical Mood's」を眺めながら、1950〜60年代のジャズ・レコード・ジャケット風にしようとしたのがそもそもの間違いでした。「Monotone&Tint」でいこうか、「Typography」か「Lettering」、さては「Portrait」、いやいや「Painting&Illustration」も悪くないなと夢ばかりふくらみ・・・イラストを書いたり、美容院帰りに夫婦二人で写真なんぞ撮ってみたりもしましたが、結局モノにならず。貴重な休みの3日間をつぶしてしまいました。

 その結果が、コレ。

 ・・・もう自分自身、どこに50年代ジャズがあるのかさっぱり理解できません。が、精も根も尽き果てて、後輩だろうと、親族だろうと、上司だろうと、恩師だろうと、お構いなしでこのデザインで出してしまいました。

 ふーっ・・・では、この年賀状にかえて、

一年間「afutura」をごらんいただいた皆様

来年もご愛好のほど、よろしくお願い申し上げます。

audiobook さて、日も暮れ始めてから、誰が待つわけでもない秋葉原へ年末のご挨拶へ向かいました。秋葉原は年末は早く、年明けの遅い街ですから、もう閉店の店もちらほらり。それでもこの雑踏、心地よいですねえ。心が落ち着く。
 短い時間、各オーディオ店へ顔を出しましたが、何も買わず、のぞいただけ。ただし、めぼしい商品に当たりは付けてきました。年明けにでも新入生を向かい入れることができればいいんですが。

 本日の収穫は各オーディオ本&雑誌。「ステレオサウンド」、「オーディオアクセサリー」、「ステレオの全て2003」、「オーディオベーシック」、「まるごと一冊寺島安国」「あの時代、オーディオへの憧れを今再び」を買ってきました。
 中でも「あの時代、オーディオへの憧れを今再び」(えい出版:650円)なんつう本が出ていたとはつゆ知らず。内容はタイトル通り、「昔ジャズ喫茶で感動したり、欲しかったけど買えなかったオーディオ機器があるだろ。今なら出来るからもう一度オーディオにチャレンジしてみねえか?」というもの。文庫本サイズですから、これは電車の中で読んでみるか。

 年始は今日買った雑誌を読んで過ごすことにしました。読みたいときに山のようなオーディオ本があることは聴きたいソフトが手元にあるのと同じくらい、私にとっては幸せなこと。どうせ読んでいくうちに折れたり汚れたりしてしまうのに、ピカピカの本を買わずにいられないのは、私の数少ないこだわりの一つです。だからわざわざ近所ではなく、山積みになっている(きれいな本の選べる)秋葉原へ行くんだねえ。


2002/12/30「コンセント SWO-DX(番外編)」

 本日は妻と美容院へ。先月末に行ったばかりですが、年賀状書きに煮詰まっちゃってねえ^^; 全く進みゃしない。

 防音内戸はやっぱりファイナルじゃなかった! 問題発生です。しかもすんごい基本的な・・・実は室内にアーチを描くように反ってきました^^; 一枚板は反るから重ねるなんて基本なんだけどなあ。開け閉めに不自由はないとはいえ、もう板の入れ替えはできません。貼り合わせという一手間抜いたのがマズかったみたいです。とりあえず、この冬はこのままいくしかないか。
 防音の効果自体は上々。以前と同じ音量で聴いていますが、お隣からの苦情も来ません。あと、5階建ての5階ということもあって、室温が外気に非常に左右される傾向がありましたが、窓からの寒さが防げるためか、暖房も使わずに生活できています。

 ところで。我が家ではすっかり定位置をつかんだオヤイデ製コンセントSWO-DXですが、改造したあげく、PSオーディオのコンセントと執念深く比較した御仁がおりました。afuturaでは(自分がよくわからないこともあって)改造ネタはアップしないのですが、今回珍しくもご紹介することとしました。ただし、コンセントの改造は絶対にまねしないでください。火を噴きますよ。
 日にちを分けての感想ですから、長編です。文字の色が変わったときが日にちが変わったときになります。

 究極のコンセントを目指しオヤイデをついに改造してしまいました。
 余っていたAET1.2mmの銀線を電極に這わせて銀臭さを銀で征しようかと。^^
 写真見てください。>O崎さんもいかが? 
(← やりません!)

SWO-DX SWO-DX

 またもや、「違法」「難易度10」「真似出来ない」「HPにアップできない」使えないネタになってしましそうですが、なかなか興味深い対策でしょう?

 肝心の音ですがまだよくわかりません。^^
 ただ、副産物としてくい付きが異常に固い(大人げない固さ)。壁が薄かったら壁ごといきそうな勢いです。写真見ればおわかりでしょうがもうちょっと銀を余裕持って配線すればこれは解決します。

 お借りしていたPSオーディオとはなかなか難しい選択になりそうです。
 さてオヤイデ改のその後はいかに?

 O崎理論(予想)を証明するかのようにエージングで鮮烈さは減退してるかも・・・オヤイデはつなぎかえた直後が1番インパクトあって良かったのかな、なんて思っています。

 現在は癖と言うか悪い所が気になっている状態です。密度に乏しくウエイト乗らず、芯がなくパステル調で緩い傾向にある。銀の悪い特徴です。逆にPSの重み、オーディオ的な品位、厚み、円熟感みたいなものがうちではマッチしてていいんじゃないかと思っています。

 今後また印象は変わるかもしれませんが、現時点ではオヤイデには戻らなそうな予感がします。音が軽くて若すぎる。PSからオヤイデへの変更ではあの鮮烈さ加減は感じられないのです。

 オヤイデはエージングで気になる癖が強く出るタイプなのかも。
 PSは逆に最初こもり気味で暗く、ちょっと息苦しさのある音調なんですが、結線方法の吟味とエージングでこの傾向が薄くなり、オーディオ的な円熟度を保ったまま抜けてくるような気がします。

 もちろん好みもありますが...
 非常に評価が難しいですね。

 コンセント、ここ2、3日のコメントは忘れてください。^^
 オヤイデ改、やっとお目覚めのようです。

 PSが1歩リードだと思いほぼ購入を決意していたんですが、やはりこれも2、3日聴くと癖が気になりオヤイデが恋しくなってきます。(← こっちをとればあっちが立たず、あっちをとればこっちが立たず状態)

 そこで、そんな事もあろうかとオヤイデをオーディオとはまったく関係ないタップに組み込み準備運動させてました。^^

 銀でバイパスした直後の印象はパッとしない印象。
 ノーマルの方がいいかも...しかし理屈的には「いけるはず!?」だと考え、エージングで化ける可能性アリだな、なんて思っていた訳です。

 で、今日交換しました。

 なかなかいいんじゃないでしょうか!?^^
 (っていうか結構いい!!)

 更にもうひとつ試したい対策が思い浮かび、それも試しました。
 それは電線を挟み込むネジと電極の間に余っていた制振ワッシャーを挟む対策です。(以前別のコンセントで試した時は痩せて×だった)
 期待したのはオヤイデのパステル調で芯の弱い所に喝を入れる為です(オヤイデの構造上いけるんじゃないかと思ったのもある)。

 結果、これ多分成功。

 今まで聴きとりづらい細かいにぎやかしの打楽器(パーカッション類)に芯が入りそれとなく存在をアピールしてる^^。言い換えれば存在に気付かなかった楽器に光りがあたった感じ。

 はい、もうおわかりですね。現時点オヤイデに決定です。(ころころ変わるやつ。明日になったらまた変わってるかも^^)

 もうしばらく比較したくないです。^^

 さ〜明日あたりから工場もお休みの所が増えてどんどん音が良くなるぞ〜!(プラシーボ?)

 こんなかな。

 両コンセントの長所、短所(僕の気になる癖)のまとめ。

 両者の性格はかなり違う傾向だと思いますが、どちらもクオリティーは高く、いいコンセントじゃないでしょうか。
 もひとつ付け加えて

 いつかステレオサウンド誌で故朝沼氏が書いていましたが、リアルにハッっとさせられるトリガーがかかりやすい音はオヤイデの方です。ある程度等身大に近い音量でながら聴きしていてもたびたび勘違いのトリガーがかかる。ライブ会場の雰囲気や空気をよく表現するのもオヤイデの方。
(なぜか?音色にオヤイデ色あるのにね)

 PSの方はオーディオ的に整った音質に感じるのでこの勘違い現象は少ない。

 こんなんでどうでっしゃろう? O崎団長。

 いつから、団長だよ^^;; しかしよくやるよねえ。私はこういう根気は全くないから尊敬しちゃいます。
 我が家ではSWO-DXはもう固定。毒薬みたいなコンセントが出るまでは、ね。


2002/12/28「サブウーハーの置き場所(その1)」

 大阪時代に比べ、置き場所の自由度が増したサブウーハー「LUNA」。今更ですが、ちょっといろいろと置き場所の検討をしてみました。ケーブル長が延びることを除けば(そして妻を無視すれば・・・)、場所は自在だもんね。

 人の部屋紹介する前に自分の部屋を紹介しろよ、という意見が聞こえてきそうですが、今の間取りは大体こんな感じ。6畳二間のふすまを取っ払い一部屋にしました。典型的な昭和30年代末の公務員社宅タイプだと思いますがいかがでしょう。
 
 黒太線が壁、白二重線がふすま、赤線が窓(そして防音内戸)、黄緑の場所にAV機器やらPCやら本棚等々、黄色の場所にオーディオ機器です。そして黒丸がスピーカー AE2Signature、△が試聴位置になります。

 なぜ、こんなにもスピーカー背後に空間を取っているのか。壁がないのでスピーカーを設置しにくいというのもありますが、それはひとえに奥行き感を出したいがためです。やはり空間があると、吸音ではとうてい表現できないような前後感・奥行き感が生まれます。それを味わいたい。あとは、私はどうも生理的にセンターラックが嫌いだから。ここだとセン ターラックにしようがないもんね。

 そんな中でLUNAを(1)〜(4)に置いてみました。(3)(4)は現実的にはちょっとありえないんですが、あまりに好感触なら一考の価値あり・・・か?
 いつも置いているのは(1)。なぜかここが定位置になってしまいました。リモコンがないLUNAはDG28で測定しながら、手元で操作すると調整がやりやすいんですよねえ。今は61Hzクロス(大阪時代は洋間で低音が飽和したからか、32Hz or 46Hzクロスでした)しているルナですが、クロスはそのまま、ルナのボリュームは適時調整しながら調べてみましょう。ルナのアンプは用いず、Ayre V1Xで駆動することとします。DG28は通さず、ダイレクトでの聴感比較です。ユニットの方向も適当に変えてみましょうか。

2002/12/28「サブウーハーの置き場所(その2)」

 東京駅周辺なんて会社街だから、土日は閑散とすると相場が決まっていました。それがどうでしょう。年末の土曜日に東京駅周辺にこれほど人が集まることが想像できたでしょうか。全て丸ビル(丸の内ビルディング)のおかげです。日本経済新聞社の発表する「2002年ヒット商品番付」ではワールドカップを押さえての東の横綱である丸ビルですが、まあ混んでいること、混んでいること。新宿三越を越す売り上げというんだから、ただ者じゃないわな。そしてその丸ビルのある丸の内仲通りへ行って来ました。

 去年行ったのは「神戸ルミナリエ」、今年は「東京ミレナリオ」です。プロデュース会社は同じと思いましたので、どちらもよく似ている、というか神戸の方が大がかりですね。
 遠目で見た方が美しいのはどちらも同じ。大混雑も同じ。違うのは点灯時間か? 22時まで点灯していたルミナリエに比べ、ミレナリオは20時終了。終了時間もわかってはいたけど、空いた20時頃に行ったら、くぐっている最中にパッと電球が切れてやんの^^;

ルナ さて、続き。
 DG28を通じずにオーディオ・フィジックのサブウーハー「LUNA」をクロスさせてもフラットというわけにはいきません。ただ、LUNAも我が家に来て一年弱、さすがに控えめの使い方になったきました。ただ、それでも和室のこともあって、多少大きめのボリュームでしょう。実は上げすぎると低音感が増すよりも、曲のテンポが落ちるような錯覚になるんですよねえ。

 いつもの(1)は違和感なし。ユニットは私の方向を向き、1m弱の場所に設置されています。壁に向けると好結果を生むことが多いと聞きますが、それも壁が丈夫な場合でしょう。我が家じゃ危なっかしくて、そんなことできやしない。
 ここに置いても音像が引っ張られることはありません(正確に言うと 「滅多に引っ張られることはない」。この辺は単に周波数の問題でもない感じ)。61Hzクロスくらいでも置き場所が真横でも問題ないんだ。元々我が家のLUNAはブラックで目立たないけど、視覚に入ってこないと言うのが何よりも良いのかも 。

 (2)も同様の結果ながら、少しボリュームを上げた方が効果的。距離的に2m弱離れただけなんですけどねえ。この微妙なボリュームがアンプに負荷を与えるのか、少し伸びが抑えられるような気がします。距離的な位相を考えれば(2)の方が理想に近いはず。ユニットを試聴位置に向けても状況は変わらずです。

2002/12/28「サブウーハーの置き場所(その3)」

 (3)は確かに良い。特にユニットを試聴位置に向けたときは一番自然なつながり、自然な音調を感じます。但し、生活空間を犠牲にしてまで行うことにようには感じません。それに小さからぬ箱が目の前にあるのは視覚的に音像が引っ張られてしまいます。中央定位はいいとして、ボーカルの位置も心なしかルナの高さまで下がってきたような・・・だまされやすいワタシ。これだからいくら仰角をつけてあっても、AVのセンタースピーカーになじめないんだな。

 ダークホースは実は(4)。試聴場所のすぐ背後に設置したのですが、これがまた何とも言えぬアンビエンスの良さ。テレビの前だから常設できるわけねえだろと自分で思いつつも、これは・・・う〜ん。サブウーハーのボリュームを下げ気味にしても満足感が得られるのは非常によいこと。音量が下がってもバランスの良い音で再生されます。

 さて、今回の検討は「初めに結果ありき」のもの。実用を考えれば、どうしたって(1)だもんね。それに実は置き場所よりも位相の正逆の方がよほど効果が大きいんです。普通は同相駆動なのでしょうが、今は逆相(DG28で測定してもそう)。同相だとものの見事にAE2Signatureの低音と打ち消しあってしまいます。

 大阪時代はこんな感じでしたが(ああ、この時は借り物だったのね)、今は少し我流も入って、こんな感じで調整してます。

サブウーハーを仮設定したら、ワンポイント録音やテストCDを再生

LUNA側の位相の決定

いくつもの曲を聴きながら、クロスオーバー周波数とレベルの調整
↓↑
DG28による測定

LUNAの機能(ルームゲイン)の微調整と本設置

 書けばこれだけですが、非常に時間がかかって、なかなかコレだ!というポイントがありません。正直、日によって違います。すっごい調整して、ある時サブウーハーを切ってみたら、AE2Signature単体と変化がぜんぜんわからないなんていう笑えないときもあります。特に日々変わる、温度も含めた部屋の条件が非常にくせ者です。私も、防音内戸を入れてしまったので、もう一度見直さないといけません。


2002/12/25「ベルテックからの贈り物、か?」

 風邪が熱から鼻づまりと咳に移行しました。耳鼻咽喉を一括りにするのはそれなりに意味があるわけで、日常生活には支障がないまで回復したものの、風邪っぴきで鼻づまりでは、味もわからなければ、耳の調子もよろしくない。クリスマスに味がわからないというのは、安く済んだようなつまらないような・・・
 そんな昨今、ベルテックさんから「発売予定のない」新型RCAピンケーブル1.5mが届きました。なぜ、そんな売り物でもないものが届くのか、それはまた書くとして、非常に嬉しいクリスマスプレゼントですなあ。(← ただしレンタルでございます^^)

 同封いただいた手書きの説明書には商品説明と使いこなし方法が。どこまで書いていいのかよくわからないのですが、このケーブルは次の特徴があります。

 ああ〜〜〜〜、俺が文章にするとつまらん!!! ホントは面白いんだけどなあ。
 実物は青色FLチューブで包まれたえらく重いもの。制振材のせいですけど、こんな重いケーブルは初めてです。これじゃあ端子が負ける機器があっても全然不思議じゃない。

 さて、本来ならば我が家では出番のないRCAケーブルですが、ベルテックなら試す価値ありでしょう(試作品なのでXLRがなかったという根本的な事情もあり)。早速Wadia15iとAyre K1x間に接続してみました。比較はベルテックのXLRケーブル「901」、といきたいところでしたが、なんと長さが届かねえ;;)。 適当なRCAもないので(というか我が家にはAV機器につながっているもの以外はRCAケーブルはない)、普段使っている自作のXLRケーブルと比較しましょう。またまた自分以外何の役にも立たない試聴記が出来上がりそうで楽しみだ!

2002/12/27「ベルテックからの贈り物、か?(その2)」

 「十分エージングを」とか「電源の取り方に気を付けて」とかありがたいご忠告が書いてあったものの、お構いなしにWadia15i〜Ayre K1x間にセットアップしてみました。Ayre K1xにRCAケーブルがつながれるのはもしかしたら初めてかも。「X」化してからというもの、わざわざアンバランス接続を試したりしないもんね。滅多に活躍しないK1xのセレクターが今回は役立ちそうです。
アンプラグド このケーブルは固いから、普通1.5mあれば十分な長さのはずなのにあまり余裕がない。WBTのプラグをきっちりと咬ませないと、重さに負けてしまいそう。
 まずはいつも使っている自作XLRケーブルから試聴開始。

 ディスクはたまたまトランスポート上に乗っていた、有名な「unplugged/Eric Clapton」にしました。この盤が発売になったのは1992年のはず。もう10年以上も経つとは。
 ところでこのディスク、発売当初はずいぶんとあちこちのシステムのリファレンスとして採用されていたもんです(内容は素晴らしい。私の愛聴盤です)。確かに足踏みが重低音として聴こえたり、ナイロン弦(だよな)のアコースティック・ギターの自然な響きが楽しめたりしますが、口元の大きな曲があったり、前後感に乏しかったりで、ハイ・クオリティな録音かと言われれば、ちょっと疑問を持ってしまう箇所もありました。

 先ほどまでは。

 忘年会に参加してくれた人には興奮してこんなメールを出しています。

 バランス超優位の我が家でRCAがこのレベルとは・・・正直言って、ビビリました。
 土曜日にO崎家の音を聴いて、少しでも「まあまあじゃないか?」と思った皆様、すべて忘れてくださいませ。「この程度か」と思った皆様、「まあまあ」のレベルには十分達していますよ。

 A4にびっしりと使いこなしを書いてきてくれたので、もう少し聴き込んでみましょうかねえ。あまりエージングしていないとのことなので、エージングが進んでもう少し「並」になってくれると私は買わないで済むんですが。

 月並みだけど、とにかく曖昧なところが失せて、その曖昧に隠れたリアリズムが浮き上がる! 音の厚みだと思い込んでいた部分はすっかり錯覚でした。余韻が無くなったのとは違い、出るところは出て、引くところは引く・・・我が家ではスピーカー・フローティングでやや失せた分を取り戻した程度でも音の立ち上がりはたぶん強烈にいいはず。クラプトンの締まった口元・・・は〜〜〜っ、定位派の俺としたことが、コレに気付かなかったなんて。
 その他「All This Time/Sting」や最近聴いている「UNDIMINISHED/David Gordon trio」も傾向は同じ。音が締まる、今までの平面ぶりに気付く、録音のせいじゃなかったと反省する・・・ただし、今まで以上にアラも暴くようになりました。
 「きつすぎるのでボツ」にしたらしい試作品ですが、我が家で激変を味わうにはこれくらい強烈じゃないとダメなんだな、きっと。

 いずれにせよ、素晴らしいケーブル^^ たぶんafuturaではケーブル一本でこんなに騒いだ文章はないはず。それは「ケーブル一本入れ替えたくらいで大きな変化をするというのはそのシステムが不安定な証拠」と思っているからで、事実そういう経験は(特に自宅では)あんまり記憶にないし、目指してもいません。
 もうしばらく試聴は続けますが、久々にやばいものを聴いた感じ。値段がいくらか知らないのは幸か不幸か。非売品だから言い値か?


2002/12/24「防音内戸ファイナル?」

 一昨日の忘年会前にはセットしてあったので、もっと早く書くべきだったかも。(← 忙しかったから仕方ない)
 我が家の全ての窓に3cm MDF、通称「防音内戸」をはめ込んでみました。第一弾の効果がそれなりに感じられたので、ほぼそれと同じ寸法での発注です。MDFの板自体は東急ハンズで6,600円なので、加工賃も入れて約8,000円でできます。それでも6枚作ったから、50,000円はかかっているかな。加工も難しくないので、近くにDIY店があれば、もっと割安に作ることは十分に可能です。

防音内戸 障子の大きさに切りだした板を障子の代わりにはめ込んでいけば、重いけれども設置は簡単。今回は前回の失敗を生かし「取っ手」もつけました。
 そういえば、防音シートを重ね貼りする、あるいは板そのものだと無愛想なので白い壁紙を貼るという案はボツになりました。面倒になったというのもありますが、(オーディオ用の)防音の効果としてはこれで十分なのではないかということとMDFむき出しに見慣れてしまったからです。あと、前も書きましたが精度が良すぎて、よけいなモノを貼ると開け閉めに不自由が生じそうなんですよ。(MDFに貼るのを止めた防音シートは床下とともに押入のふすまの裏側に貼ってみました。)

 電気を消し、通称「防音内戸」を閉め切れば昼間でももう真っ暗。外の音が全く聞こえないなどありえないけど、だいぶ小さくなっているのは事実。50,000円の効果は十分にあると断言しておきましょう。

 設置の音を聴いてみれば、「余計な響きが失せた」感じ。窓をふさいだわけだからちょっと意外です。もっとびんびんに響くのかと思ったのに、硬質感もない。きっとMDFは私が考えているほど密度がある素材じゃないんでしょう。あと、左右の条件が大きく変わった左手の楽器(左側がMDFサイド)が1/4歩前進してきたみたいだ。それにあわせ、中央は1/6歩前進、右サイドは1/8歩前進。おや、それでいいのか? 定位がぶれるのを心配していましたが、それは取り越し苦労でした。

 まあ、防音という最大の効果の前にはそんな些細な変化など消し飛んでしまうもの。多忙もあって、実際大きな音を出したのは一昨日の忘年会が初めてだったんだよねえ。今週末に妻がお隣さんに寮費の徴収に行くそうです。そこで何も言われなかったら、一応の成功かな。こればっかりは自己満足ではどうにもならないんだ!


2002/12/23「忘年会」

 多忙と風邪で何がなんだか・・・。
 その最中、O崎家で忘年会を行いました。西は滋賀から集まったりの計7名。団地サイズの12畳とはいえ、今のセッティングではスピーカー背後に6畳の空間がある、つまりスピーカー前はオーディオ機器やTVやPCがある6畳間なわけですから、ここに7名(私を入れれば8名)は厳しいわな^^
 狭苦しい中で円座になりながらの談笑です。円座になっちゃうと、その中央のAE2Signatureのたった一点のスイート・スポットはウーロン茶やコレを聴いてくれというケーブル類が積まれてしまうわけで、これまたもう何がなんだか・・・ま、いいか。感想はどこかにアップされることでしょう。

 ながら聴きと食い続けで10時間があっという間に経過していきました。最近忙しかったので、こういった息抜きも必要だね。

 それはいいとして、皆さん帰ってから勢いよく発熱しました。病み上がりだったので自分自身ちょっと意外(ぶり返しは珍しい)。これはいかんと23時にはもう床の中・・・が、寝苦しくて1時間おきに目が覚める。そして水を飲みすぎたのか、その度にトイレに行きたくなる、台所にある干し柿が食べたくなる。

 干し柿?

 干し柿は好きじゃないのに、この欲求は何だ? 結局、一晩で11個も食べてしまいました。
 熱も何となく落ちかけた本日午後、ネットで「干し柿」を検索。そうしたら、「干し柿は潤腸・止血作用・解熱作用があり、タン・微熱を下げるのに有効な食物」だそうですね。本能が干し柿を求めたか? 薬草を食べて食あたりを治す野生の猿みたいだ。効果はあったけどね。


2002/12/09「大建遮音シート940SS」

 O崎家防音化計画着々。
 「大建遮音シート940SS」20mをネットで購入しました。1.2×940mm×10mで大体3,300円くらいですから高いものではないですね。とはいっても本来の目的の家の内壁に使うのであれば、100mくらいあっても足らないでしょう。しかし、どこを見ても定価は15,000円とある・・・日本の建築業界の裏側を見たような気がするぞ。(← 家建てると定価請求されるのか???)

 スペックは右グラフの通り。これだけ見ればだいぶいい値ですね。
 実物は重いゴムを想像していただければよろしいかと。1ロール19kgです。切断・施工が容易で、加工ははさみ一本で大丈夫。

 元々私も防音内戸(仮称)に使うつもりだったのですが、見積もり精度が良すぎて左右の戸の間に隙間がない。1.2mmとはいえ、貼ってしまえば引き戸が開かないこと間違いなしです。外側に貼るという手もあるけど^^

大建遮音シート940SS とりあえず畳をはいで、その下に敷いてみました。下階から苦情があったわけではないですが、ここはまず先手を打っておかないとね。
 でも・・・実際は本棚という大物がそびえ立ち、スピーカー背後の6畳間の4畳分しかできずでしたから、防音の効果なんてあるんだかないんだか。「隙間なく」が防音・遮音の基本ですので、本来他の部屋の畳下にも必要でしょうねえ。それに下階への最大の配慮は歩くときの音といった直接音であって、それが遮音シートで防げるはずはない! 

 しか〜し、妻に対して「ボクはこんなに周囲に気を配っているんだよ」というポーズを取るには、「遮音シートを畳下に敷く」という行為は最高級の効果を示します。最大の敵は内にあり、ですから、コレ重要。

 効果はすぐに現れたか? 遮音シートを敷いた部分だけ畳を踏んだ音が違う。キュッキュ、という畳部屋独特の音色が低い〜〜^^
 早速、再生。

 下階への影響なんてもちろんわかりません。予想に反し、再生音にもほとんど影響なし。多少硬質感が増したかな、という程度です。これはこれで今の部屋では好ましいけれど、古内東子の口元が大きくなったような気もするし、ベースの締まりが緩くなったような気もする・・・う〜ん。

 音への影響は、残りの畳下にも敷いてみないと判断できそうもないです。もう、部屋にはいろいろな家具やオーディオ機器、CDラックといった重量物が入ってしまっているわけで、どこまで可能かわかりませんが、年末にもう一度チャレンジしてみることにしましょう。少なくとも、6畳間の4畳分しかできていないというのは気分的にちょいと気持ち悪いもの。
 あと、押入の襖の裏にも貼ってみようかと思います。画鋲で留めるだけでも十分固定できそうです。そうなると、これじゃ長さが足らないなあ。


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