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Audio日記 Radius2編(1998/09/07〜1998/11/15)

 この期間の私のシステムは、スピーカー:AE2Signature、パワーアンプ:ラックスマン MA88、DAC:WADIA15i、CDトランスポート:エソテリック P2S 、ボイシング・イコライザー:アキュフェーズ DG28。アナログシステムはプレーヤー:ロクサン RAD2、カートリッジ:デンオン DL103R、フォノイコライザー:シェルター Model216です。プリアンプは相変わらずなし。DG28がセレクターを兼ね、WADIA15iで音量調節をしていました。

 ソフトやアクセサリーに目の行き始め、頻繁にアナログを聴いていた時期でもあります。


98/09/07「端子クリーニング」

 どうも。
 
 珍しく、パワーアンプMA88の端子や真空管の接触面をクリーニングしてみました。一応手持ちの接点復活保護剤で洗浄、綿棒でふき取った後、真空管オーディオフェアで買った「チタンオーディオオイル」を塗ってみました。その効果は・・・あります。気のせいか、一音一音がくっきりした気がします。ただし、これはクリーニングのせいでしょう。綿棒真っ黒になりましたから。なぜ、滅多に抜き差ししないところがあんなに黒くなるのか非常に不思議です。
 クリーニングと耳掃除はまめにやった方がいいですよ。

 最近(アコースティック)ベース好きなので、DG28を使って、ベース音が浮き出るようにコントロールしてみるつもりです。100Hz周辺がどれくらいカバーできるか? 家にいるのは楽しいなあ。
 今年の夏は冷夏だったので、真空管使用の私にとっては非常に助かりました。8月にクーラーを付けずに、これだけMA88をつけたのは初めてじゃないかなあ。最近MA88も調子いいしね。


98/09/09「店とのコンタクト

 こんばんは。

 一時的と思われる円高が進んでいます。が、オーディオの世界は値上げの嵐です。

  W15i (アップグレード・キット)  290,000 →  340,000
  EAR859(12月から)      448,000 →  488,000

 EARもS君が買ったときは定価380,000円だったと思います。90年前半のあの値段にはもうならないのは悲しいです。昔の値段を知っていると、買いづらいね。Wadiaも早くアップグレードしておいてよかったです。輸入CD(特にオーディオマニア用高音質CD)も上がってるしなあ。
 オーディオしか知りませんが、車やPCも上がってるんでしょうね。

 お金がないといいながら、B氏と裏ではいろいろやってます。

---------------- Begin Forwarded Message ----------------

>  カートリッジを替えたいのです。なんとなく雑誌等を見る限り、フォノ
> アンプと同じメーカーのシェルターのMODEL501 TYPEIIがよさそうな気がして
> ます。

シェルターのMODEL501 TYPEIIですか・・。デンオンよりはRADIUSに合ってますね。なかなかシブイ選択です、安易にライラやベンツマイクロに走るよりいいかも・・。

>  これっこそ、自宅で試聴できないですかね。

 店でやるより、面倒臭くなくていいですね・・賛成、貸し出しの手配をします。

>  ただひとつ不安は、当家ではフォノ→ DG28 → Wadia15iという通常の人のや
> らないA/D、D/Aコンバートをしているので、うまく金額に見合う差が出せるのか、
> という点です。それにDG28の性能が高く、ちょいちょいといじれば音色は自由に
> コントロールでそうなもんで・・・。音色よりもトレース能力とかスクラッチ
> ノイズが目立たないとか、そういう点を重視した方がいいのでしょうか。

極最近、お得意さまでMERIDIANのデジタルDSPプリ(今でもあります)を
使っている方が、LP12を買いました。
買う前は、ちょうど同じことをおっしゃってましたが
結果は、あら〜不思議!一度デジタル化されちゃってるのにも関わらず
今までとは段違いに音がよくなったそうです。

オーディオなんてそんなもんです。

>  あと、Rad2からRad3へのグレードアップはいくらでしたっけ(定価50000円
> だったような)?

2から3へというのは、基盤の交換のことですか??
これですと、修理扱いで¥45,000位です。
GRADEUP-KIT(ウェイト、ケーブル等)でしたら、¥60,000です。
こちらの方が非常に有効です。

しかし、メールでやり取りとはホントに便利な世の中になったもんだ・・。

では、では

----------------- End Forwarded Message -----------------

てなことを、連夜繰り広げているのです。


98/09/12「試聴曲に見栄を張る」

 ステレオサウンド秋号が発売になりました。表紙はノーチラス801で、DG28の使用記事も載っています。他話題になりそうな製品も多々。この報告もまた後でゆっくりと(かつマニアックに)。

 O店へ行ったら、ハードロックでスピーカーの試聴をしている人がいました。こういうの好ましいなあ。みんな格調高い音楽で試聴したがるから。僕も「rydeen」は人がいなくならないと聴けないもの(笑)。
 JBLの昔の中型機L60と英国のロジャースを比べていたけど、値段の差もあって悩んでたみたい。僕はJBLのほうが全然いいと思いました。こういうとき黙っているのは辛い! 大きなお世話ですが、ほんと一言いってあげたくなります。

 試聴曲に見栄を張りたくなることないですか。試聴会でもオペラや弦楽四重奏やオーディオ的にはいいけどつまらない曲とか多いですよね。そんな中でお手持ちのCDをとかいわれても酒井法子は出しづらい(^^)。そういう曲を聴く人がオーディオに大金をつぎ込むのはわかりますが、メーカーもメディアもそういう人たちはマイノリティだともっと認識して欲しいのです(暴言?)。
 メジャーな人たち(つまり一般人)を相手に取り込まないとオーディオの発展もないと思うのですが、いかがなものでしょう。メジャーなジャンルはソフトの作り方に問題があるのは否めませんけどね。

 では。


98/09/21「xrcdを聴くまでは」

 どうも。

 CDの話だけ、とりあえずしときましょう。
 以前、家でクイーンの「A Night at the Opera」の通常輸入CDとMF(モービルフィディリティ)という会社のリマスタリングCDの機器比べをしたことがあったと思います。余韻の深さや広がりなど確かに違いはありました。
 でも正直なところ、S君は値段の差(1800円 vs 3980円、今は円安で値上がりし4800円!)を考えれば通常版を、と思ったのでは? 僕もマニアなので、これはというアルバムや中古で見かけた場合はMFCDを買っていますが(入り口で欠けた音は決してでてこないので)、特に積極的にはという感じでした。現にクイーンにしてもエリック・クラプトンにしても、夜分聴くには通常版の方がメリハリがあって好ましかったくらいです。
 MFCDは現在も続々限定発売中ですが、高音質CDはこの他にもDCC、Analog Productions、SBM、DSD(ソニー)、K2(ビクター)など各社から発売になっています。紙ジャケットと相まって、今ちょっとしたブームです。限定発売が多いのですけどね。ビートルズのMFLPなどは中古市場では3万円では買えないほどの高値です。

 我が家で通常輸入CDとMFCDの差が、雑誌に書かれているほどみられなかったのは部屋の影響が大きかったのでは、とは以前から思っていました。今改めて聴き直してみると・・・傾向は一緒です。ただ、不思議な話ですがMFCDの方が若干レベルが低く録音(?)されていることなどは前より目立つようになりました。好みの問題もありそうです。

 というわけで、高音質CDと通常CDとは家では仲良く共存してました、xrcdを聴くまでは・・・。

 xrcd(Extended Resolution CD)とはビクターの開発したマスタリングおよびCD製造工程の改善により生まれたCDです。
 ビル・エバンスの「Waltz for Debby」を通常版と比べると、一聴瞭然です。音の生々しさ、広がり、立体感など全てが違います。ベールを剥いだような、というのはこの世界ではよく聞く表現ですが、オーバーではありません。嫁さんにブラインドテストを協力してもらいましたが、百発百中でした。これが1961年の録音か?と思うくらいです。
 xrcdとして再発売になっているCDはまだ少ないのですが、手持ちのCDを買い換えたくなりました。それに高音質CDについても、見直さなければいけないようです。まだ、聴き比べたことのないメーカーもいっぱいあるんです。マニアはこの手に弱いなあ。
 CDも上物とその他に分かれる時代がきたようです。

 CDの次に来るDVDのオーディオフォーマットもほぼ決まりました。また、ソニー vs その他という構図になったようですね。来春発売として、2年くらいは傍観でしょうか。βで破れ、MDで勝利したソニーがどこまでがんばるか、でしょう。ソニーはソフト会社を抑えているので、意外に強いんだよ。
 なんせ進歩が速すぎ、フォーマットが決まったつい先日、DVDに今までの10倍以上の情報を詰め込める技術が開発されたとの報道が新聞に小さくありました。最近発売になるDACは96bit対応(バージョンアップ)を唱っているものが多いのですが、本当に対応するのか、ちょっと疑問です。

 では。
 この話はきっと追加があると思います。


98/09/26「DVDの規格」

 今日新聞にDVDの記事の続報がありました。オーディオだけでなくPC-DVDにも関わってきます。記録の意味もかねて、記しましょう。

「DVDの規格をめぐり、電機メーカーの主導権争いは業界を二分し、激しさを増してきた。
 CDに代わる音楽再生用DVDとして、今月11日、東芝松下産業などの陣営が新企画「DVDオーディオ」を発表、来春を目処に商品化する。それに対しソニーとフィリップスはCDの約7倍の用量を持つ新規格「スーパーCD」を来春商品化する方針を明らかにした。
 CDの基本ライセンスを持つソニー陣営(略)は従来のCDプレーヤーでも再生可能といった互換性が特徴。(略)これに対し、松下陣営は「DVDビデオのプレーヤーで再生可能といった点で優位」と将来のDVD普及に重点をおくことを強調する。
 DVDの規格は(略)映像ソフト用「DVDビデオ」、読み出し専用の「DVD-ROM」の統一が実現した。しかし、書き換え可能型では、松下などが今春から「DVD-ROM」規格の商品化に乗り出したが、ソニー陣営は年内の商品化を目指し別規格「DVD+RW」で対抗。将来、映像の録画・再生可能型に発展してVTRに代わることが期待されていることから、市場拡大を目指して、両陣営の競争が激化している。
 今回、音楽再生用が「ポストCD市場」に対する各社の思惑がからみ規格統一は完全に決裂した。(以下略)」

 MD VS DCC(ソニー VS フィリップス陣営)のときはソニーはカセットテープ(CT)との互換性を切り捨てました(それ以前にDCCって知ってますよね。CTと互換のあるデジタルカセットのことです)。結局MDが生き残りましたが、そのソニーがCDとの互換を打ち出すのは面白いことです。結局CDの基本ライセンスを持っているからですね。ちなみにCTのライセンスはフィリップスがもっています。
 
 わかりずらい話ですが、DVDには「音楽再生用、映像ソフト用、読み出し専用(PC用)」の3種類があり、映像用以外はまとまっていないということです。
 どちらの規格になるかはともかく、CD-ROMの時代は意外に短いかもしれません。

雨降ってきちゃったよ。何となく肌寒い一日です。


98/10/11「1998インターナショナルオーディオショウ」

 こんばんは。

 昨日は終日インターナショナルオーディオショウへ行って来ました。見ても全くわからない機種や会社名が羅列していると思いますが、これも試練と思ってがんばって下さい。S君を早くdeepなマニアに育て上げたいものです。
 記載は輸入商社別、実際に聴いたシステムの、ほぼ聴いた順の(ホントに)簡単な感想です。

@ティアック
  スピーカー:Tannoy ウェストミンスター・ロイヤル
  アンプ:Machintosh MC1000&C40
  CDプレーヤー:Esoteric P0&D3
 良くも悪くも大型スピーカーの音。P0は動作音がうるさいのが気になります。オーディオ用チェアを扱っていますが、極めて座り心地良し。畳部屋には似合いませんがこれは欲しいです。

@グリフィン・エレクトロニクス
  スピーカー:Focus Audio Model 68
  アンプ:Golden Tube Audio SEP-1&SE40
  CDプレーヤー:Arcam α5 Plus
 タンノイの次に小型スピーカーは辛い。ただし音はAEにも通じて繊細。ピアノブラック仕上げもきれいです。。

@今井商事
  スピーカー:ALR Take5
  アンプ:Sonic Frontiers Power3&Line2
  CDプレーヤー:Sonic Frontiers Transport3&Processor3
 CDプレーヤーはラ技誌で評論家K氏が絶賛していました。プリアンプは使い勝手がよさそうですが、音は特徴なし。スピーカーのせい? 全く別の3人から勧められた(こんなこと滅多にない)コンバージェントのプリアンプSL-1S MkIIIも聴いてみたかったのですが、かないませんでした。

@バルコム
  スピーカー:Backes&Muller BM4 System
  CDプレーヤー:Wadia860
 一聴何気ない。しかし以外に音場に広がりがあります。こういうのが飽きない音かも。しかし、いくらアンプ内蔵とはいえあまり高級感がないため、高価に感じます。

@イーアイブイオーディオ
  スピーカー:Electro-voice Pastorale
  アンプ:Mesa Baron & Wabac ATT-S
  CDプレーヤー:不明
 安価な小型スピーカーのくせになぜか心にしみます。また、ジョージアンがバージョンアップ(IIx)したのは知りませんでした(この音もよい)。選曲がJAZZ/ポップス中心で聞き易いせいもあるけど、ここのブースは毎年気に入っています。

@リン・ジャパン
  スピーカー:AV5140
  アンプ:LK240&AV5130
  CDプレーヤー:CD12
 リンのプリアンプは以前自宅試聴の際、独特の癖を感じました。システムにするとそれをあまり感じません。スピーカーもなかなか。スーパーウーハーAV5150IIにつながっていたのかな?

@ハーマンインターナショナル
  スピーカー:JBL S3100MkII
  アンプ:Mark Levinson No335L&No380SL
  CDプレーヤー:Mark Levinson No37L&No360SL
 スピーカーの高級感は増したが、前機種同様個人的には今一つ。ただ、迫力はあるし、音が前へ前へ出てきます。クオードに一部で噂になったESL63の後継機があるのではと期待したけど、やっぱりありませんでした。レビンソンの新プリアンプNo32 Lはモックアップです。

@クロスオーバー
  スピーカー:DALI Menuet Royal II
  アンプ:KERY CAD805&SLP94
  CDプレーヤー:KERY機種不明
 箱庭的なのはいたしかたないとしても、アンプをおごれば、という見本のような力強さ。ケーブルがKimberでスピーカー本体よりも高いのには抵抗がありますけど。例のデジタルアンプTact ミレニアムもありましたが、音は聴いていません。

@ノア
  スピーカー:Sonus faber Amatihomage
  アンプ:VTL MB750&TL-5.5
  CDプレーヤー:BOW ZZ-eight
 試聴はやはり弦楽器中心です。弦楽器を普段ほとんど聴かないので良いか悪いかも判断しかねます。Amatihomageは初めてみましたが赤茶色なんですね。仕上げは抜群にきれいです。トーレンスのAnbalanceという、らしくないデザインのLPプレーヤーが気になりました。

@デノンラボ
  スピーカー:Infinity Kappa9.2i
  アンプ:Mark Levinson 27L&38SL
  CDプレーヤー:Denon DCD-S1
 Kappaはもっと注目されてもいいと思います。JBLとは違い音場型スピーカーですが、5 WAYでペア50万円というのはこの円安の時代、格安では? 情報が多く、低音が映える音です。

@アブサートロン
  スピーカー:Westlake Audio LC3W10
  アンプ:Bolder 2060&2010
  CDプレーヤー:Studer D730
 これもアンプをおごれば、という感じです。でも、JAZZを聴くにはWestlakeと思わせる何かがあります。いわゆるハイエンドスピーカーとは楽器の質感が違うのです。

@スキャンテック
  スピーカー:Audio physic Caldera MkII
  アンプ:Nagra VPA&PL-P
  CDプレーヤー:47研究所 Model 4713 & 4705
 スピーカーは不格好だが、音は以外に良いのに驚いた、というのが正直な感想。しかしNagra VPA(845を使っている)パワーアンプ欲しい! 47研のModelも大注目! その小ささにみんなのぞき込んでました。

@ハイ・ファイ・ジャパン
  スピーカー:Meadowlark audio Kestrel
  アンプ:Myryad T-40
  CDプレーヤー:Myryad T-10
 小型らしからぬレンジの広い音。秋葉原の某店でよくなっており、部屋の音響がいいせいだとばかり思ってましたが、そうではなく機器の実力のようです。

@アクシス
  スピーカー:Thiel CS7.2
  アンプ:Krell Master Reference
  CDプレーヤー:Wadia 270&27X
 音が宙に浮く! ただ存在感があるようなないような・・・録音の悪いCDは聴けない不幸が訪れそうです。しかしクレルのアンプの大きいこと、一台で約半畳もあります。FM Acousticsのクラシックシリーズが聴いてみたかったけど、これもかないませんでした。

@ユキム
  スピーカー:B&W Signature30
  アンプ:Aura VA200 Stingyay
  CDプレーヤー:Oracle CD Transport & イルンゴ705
 以前Signature30とアキュフェーズのM2000の組み合わせで厚いテナーサックスの音を聴いたことがあります。それからすると今一つです。セッティングのせいでしょうか。イルンゴのよさも判らず終いでした。

@ラックス
  スピーカー: KEF Maidstone
  アンプ:B10II&C10
  CDプレーヤー:D10
 Maidstoneは平面バッフルのような変わり種スピーカーですが、音は浴びる感じで私は好きです。KEFはリファレンスシリーズも良い製品だと思いますが目立たないですね。ラックスのアンプは現在使用中なので (^ ^)。それより新しいアクセサリー群(セレクタとか)が面白そうです。

@大場商事(その1)
  スピーカー:Wilson Audio MAXX
  アンプ:Jeff Rowland Model9Ti & Synergy Manitou
  CDプレーヤー:Esoteric P0 & DCS Elger
 正に小型スピーカーが大型化した感じです。音色はWITTに比べ暖かみがある気がします。THIEL CS7.2と比べても同様です。

@大場商事(その2)
  スピーカー:Boxer T2
  アンプ:Jeff Rowland MC6 & Cohirence2
  CDプレーヤー:Wadia 16
 エネルギーに満ち、気持ちがいい! 大音量でも小音量でもいけます。Boxerはショーでしか耳にしませんが、いつもいい感じです。

@ステラボックス
  スピーカー:Goldmund Full Epilogue System
  アンプ:Goldmund Mimesis28.4&27
  CDプレーヤー:Goldmund Mimesis36plus&20
 このショウの大注目でしょう。研ぎ澄まされた等身大の音像だと思いました。ただ、中央で聴かないと真価は分からないのに、それがかなわぬ程の大混雑でした。他にもWilson BeneschのBishopやMartin LoganのStatementなどうまく表現できぬ程すごいです。Bishopのウーハーはリンのスーパーウーハーと同様アイソバック方式なんでしょうか? 500万円overの高額スピーカーがホントに多くなりました。

@アキュフェーズ
  スピーカー:JBL 4344MKII
  アンプ:P450&A50V&DC300
  CDプレーヤー:DP90B
 A50VやC290V、モックアップでしたがDC330など今秋も話題が多そうです。作りの良さも相変わらず。それにしてもA50VはA級アンプのくせに人肌程度にしか熱くならないというのは感心しました(前からか?)。

@エレクトリ
  スピーカー:Macintosh XRT26
  アンプ:Macintosh M1000
  CDプレーヤー:メモし忘れました。
 ツイーターコラムのため、音像の立ち方に特徴があります。試聴位置に限らず定位があまり動きません。これはすごいメリットでは? MacintoshもプリアンプC42、パワーアンプMC352、M2000などかなりのモデルチェンジがありそうです。

 今はわからなくとも、そのうちに姿形は勿論、値段や音の傾向まで言えるようになるって(^^)。何事も最初は苦しいのだ! 仕事もこれくらい興味を持ってできればねえ。

 では。
 各種質問お待ちしています。

 今週はオーディオエキスポ98だ。楽しい週末が続きます。


98/10/17「オーディオエキスポ98」

 オーディオエキスポ98に行って来ました。
 東京国際展示場というお台場にあるバブルな建物で開催中です。個室は良いのですが、フロア展示はうるさくて(そりゃそうだ。オーディオフェアなんだから)。
 MDやカーオーディオなど全く興味のないモノが増えてきたのが残念です。今年はDVDやスーパーCDも盛んです。こっちも現状にはあまり興味ないけど。
 では、今日も行って来ます。大雨なんだよね・・・。

 怪しげなアクセサリーやマイナーメーカーに数多く触れられてよかったです。
 注目は・・・なんでしょう? CDに変わる新企画なんでしょうが、はっきり言ってもう「オーディオ」ではないジャンルが増えています。AVは最大限に譲歩するとしても、MDウォークマンやラジカセがオーディオか? インターナショナルショウの方がやっぱり面白いですね。


98/10/25「外国の製品と同程度」

>>> > もちろん、ノーチラス801のことです。
>>>
>>>  聴いてないんだよ。
>>>  技術力は国内メーカーの方が優れていると思います。
>>>  ただ・・・なんでしょう。一概には言えませんが、突飛なモノ(デザイン、
>>> 回路)はやりづらいのでしょう。
>
> 私はただ単純に、外国の製品と同程度のものを、国産メーカーなら3分の2か
>ら場合によっては半額くらいで発売できるのじゃないかと

 「同程度」というのは「音」のことでしょ。現状でも海外製品と同程度じゃないですかね。オリジナリティ(特にデザイン)が薄いのはもっともな指摘ですけど。
 日本製品が安いのは大量販売するためです(それ故マニアックな商品は作れない)。それでも近年、値を下げるため製造は東南アジアやヨーロッパ製という製品が多くなっています。また、日本製品固有の音質を指摘されるため、回路設計をヨーロッパで行い、製造は日本という製品もあります。
 現状としてCDのピックアップ部分は90%以上が日本製ですし、他部品も多くが日本製です。また、ティアックとデンマーク・プライマー社のアンプのように中身(回路)はほとんど一緒(らしい)、デザインが異なるだけで3倍の価格差があるものもあります。OEM化が進んでいるわけです。
 円高になれば海外製品も安くなりますよ。


98/10/25「さようならAE2Signature」

 秋葉原へ行って来ました。
 ゴールゴムンドの690万円スピーカー、エピローグ1&2を聴いてきました。好き嫌いは別にして、その場から動けなくなるような凄みのある音です。これでまだ完成形ではないのだから驚くばかりです。あのY店の6Fが揺らぐような(実施揺らぐ)低音を聴くのはテクニクスのSBM10000以来。改めて悟りましたが、こういったスピーカーを迎えるにはそれなりの部屋が必須ですね。そうでないと全く生かせません。

 話はかわりますが、日本で3人しかオーナーのいないエピローグ1&2が中古に出ています。驚くばかりですが、お金のあるところにはあるんですねえ。なんでもノーチラス801に乗り換えるんだとか。
 801も間近にみました。非常に存在感のあるSPです。欲しくなるモノとはこういうモノをいうのでしょう。音も聴いていないのに。

 「さようならAE2Signature」というショッキングなタイトルを付けました。
 AE2Signatureを手放すのではなく、輸入が途絶えてた(輸入中止となった)という意味です。一昨年輸入商社が代わり、ちょっといやな予感がしていました。今回の決定は「やっぱり・・・」といった感じでしょうか。スピーカーだから壊れることは滅多にないと思いますが、やはり寂しいです。
 輸入品はよほどのメーカー(マッキントッシュとかマークレビンソンとか)以外はこういった危険性があるからなあ。僕が故障の多いCDプレーヤーにマイナーな海外製品を使いたくないのはメンテに不安があるからです。
 S君もEARのメンテには注意を払っておこう!


98/11/02「名機は時代の狭間に生まれる」

 話は変わりますが・・・CD主流の時代は長くともあと5年でしょう。歴史的に見ても、変革期の狭間に名機は生まれます。今後発売になる機器は要チェックです。今は無理でも、中古で購入するかもしれないでしょ(^^)。

 真空管から半導体にアンプが替わったときに、名機といわれる機器が多く誕生しており、今でも市場で高値を付けています。
 今回の輸入オーディオショウでスイス・ナグラの真空管アンプをみました。それが今期の管球王国の表紙になっています。ショウでは値段も何もわからなかったのですが、何と予定でペア220万円!とのこと。でもこれは欲しい・・・動かない彫刻や絵画に大金を払う人の気持ちがわかったような、衝撃です。音が出なくても欲しいとさえ思います。(ショウではオーディオフィジックのSPを鳴らしていましたが、非常によかった。)

 オーディオは外観のデザインが重要というのが持論です。あまり安い機器を使う気にならないのは、デザインが安っぽいことが多いためです。
 うちのスピーカーはAE2signatureですが、ノーマルAE2と値段が30万円も違います。自分でも驚きますが、この2機種を直接聴き比べたことがないのです。限定版と銘打ちながら、実際は日本人相手のぼったくり機器であることが少なくないこの昨今、いくら銀線を使っていようが、ネットワークが特別だろうが、AE2もそうだった(音は変わらない)可能性はなくもないのです。
 でも、疑いなくAE2sigを買ったのは、その若干のデザインの差です。ノーマルAE2は「AE」というプレートがユニットの上についており、それがどうにも気に入りませんでした。AE2sigはプレートが天板についており、ピアノフィニッシュ仕上げなのです・・・。

 話はだいぶ横にそれました。
 重複しますが私は「デザインが大事」と考えているということです。そして、その直感は間違っていません(思い込みも含め、自信あり)。ナグラの真空管アンプの批評記事はまだどこにもありませんが、間違いなく、好みの音を出してくれるでしょう。うかつにも一目ぼれしたか・・・。
 ソフトが大きく変わろうとしている今、ナグラのアンプは時代を代表する名機となりうると確信しています。
 220万円という金額はさて置き、貯蓄にも大いなる目標ができました。そんな投資できるか、嫁の同意をどうするのか、うれしい苦労が始まりそうです。

**********************

 また、勢いだけの文書を書いてしまった・・・。
 しかも「デザイン」の話と「名機は時代の狭間」の話への持って行き方が、超強引だ。

 でも、夢は夢として、ナグラのアンプに目標を設定したことは事実です。ここはきっと冷静になってはいけないでしょう(220万円あればアキュフェーズのフラグシップ機M2000やノーチラス801を買ってもお釣が来る、さすがに200万円オーバーじゃごまかしきれず、嫁の反対も必死だ。いかん、早くも冷静になりかけている!)。


98/11/03「予備球揃えるべき?」

> O君は、やっぱりパワーアンプMA88の予備球揃えていますか?

 私は当然揃えていません(^^)。なぜならMA88は特別選別球を使用していますが、球自体はありきたりのものだからです。秋葉原でいくらでも手に入ります。
 日本ではPL法もあり、製造中止後少なくとも8年間は部品の保存が義務づけられているため、販売数の多い大手メーカーは特殊球は絶対使いません。
 EARは球の寿命が長いようですから、ここ2、3年はきっと大丈夫でしょう(雑誌には10年は大丈夫と書いてあったぞ)。当然予備球の保存もあるはずです。球は当たり外れもありますし・・・。ただ、蛍光灯が気付かぬ間にだんだん暗くなるように、球の寿命も徐々にやってくるのです。そこが半導体との違いですね。

 余力があれば、揃えておくということでいいんじゃない? 一つ懸念は機器が値上がりするということは交換球も値上がりしているという事実です。S君がEARを購入したときが交換球も底値だった、かもしれませんね。


98/11/04「REBECCA IV」

 こんばんは。

 あのレコードプレーヤーの名機シグマ5000の試聴会に行ったせいもあって、昨日からLPを聴いています。
 今、レベッカの「REBECCA IV」を聴いているんだけど、これいいねえ(今から13年前の大ヒットアルバムです)。このシステムになってから初めて聴いたよ。恐らくリミッターとイコライジングを大量にかけたため、ボーカルが細身で不自然なんだけど、マルチモノらしい素晴らしい(?)定位! 最近の不自然な定位(特にドラムス)のジャズのCD制作者に聴かせたいよ。
 最も音色の自然さは比べるまでもないし、曲ごとにだいぶ出来も違う。なによりレベッカがいいというオーディオマニアは極めて希だと思う(^^)。昔、長岡鉄男氏が超壮絶マルチモノ録音の代表としてレベッカを挙げていたのが脳裏に染みついていたんだけど、払拭できそうだ。
 最近、「ガールズ・ブラボー」が頭の中に響きわたることがあって、レベッカの中古CDを探していたんだけど、LPにしようかな。その方が簡単に見つかりそうだし。
80年代お奨めアルバムなんてあるかい?

 いい録音のソースを買い求めているけど、やっぱり基本的にポップスファンなんだな、私は。


98/11/08「ダイナオーディオのマラソン試聴会」

 こんばんは。

 今日はダイナオーディオのマラソン試聴会でした。
 今年はいくのを止めようかと思っていたのですが、昨日、Bさんのところへいったときに「マラソン試聴会出席はダイナの顧客の義務」とまでいわれたもので・・・。
 確かにプログラムを見てみると是非もう一度聴きたかったナグラのNPAもあるじゃありませんか。

 というわけで、二時間ほどの集中試聴を敢行したわけです。
 ナグラは音に実体感があり予想通りの素晴らしさ、ゴールドムンドのMM28も100万円以下の中では音の立ち上がり(SPの間に浮かぶ感じ)が僕好みです。
 そういえば、ナグラもゴールドムンドも僕に好きなアンサンブルもスイスメイド。スイス製品が合うのかな。そういえばS君使用中のボレロもスイスメイドでしたね。

 ノーチラス801も初めてまじまじと聴いてみました。
 いわゆるアメリカンハイエンド(小型SPを大型化した感じの)とは全くの別物です。音圧を感じることの出来るSPです。その点からするとS君好みかもしれません。もっとも当然ながらJBLとも違います。
 以外だったのはアコースティックベースでウーハーがバタバタ(いわゆる底を打つ状態)いいだしたこと。ホールが広いため思った以上の音量だったのかもしれませんが・・・。
 右端での試聴でしたので、音について細かいことを言うのは止めておきます。

 JBL4344IIもありました。
 ただ、はっきり言ってもうJBL4344はハイエンド扱いではありません(暴言失礼)。金額で線を引くつもりもありませんが、高いスピーカーも増えましたし、M9500もありますしね・・・。音像重視であり、近年のはやりに乗っていないせいが多いのでしょう。ダイナでハイエンドを取り仕切っているK氏の好みでないというのが一番の原因だったりして(^^)。音場感重視とご自身もいってらっしゃることですし。

 Bさんからカートリッジを借りてきた(合計23万円分)ので、試してみます。レコードには確かにCDにはない「実体感」みたいなものがあると、最近よく思います。高校生の頃は、レコードはバチバチいうもんだと思い混んでました。今のO家のこの音があの頃聴けていれば・・・オーディオ人生大きく変わっていたんでしょう。


98/11/10「カートリッジ(クラビスDC)試聴結果」

 カートリッジの貸し出しを受けました。
 とりあえずですが・・・クラビスDC試聴結果です。

試聴条件は、
 一.音量は許される限り最大。
 二.DG28にて音場補正済み(フラット補正)。
 三.今回の試聴レコードは新旧ジャズのみ。
 四.針圧は1.5g(最適1.5〜1.7g)

よい点
(1) スクラッチノイズの出方。
  ノイズ自体がSPの左右に散らばる。また、その音が目立たない。
  ただ、プレーヤーの差といえばそれまでだが、横浜で聴いたΣ5000
  とは差を感じる。Σ5000はノイズまでもが軽やかに宙に浮く! 
  残念ながらRoksanでは(クラビスDCでも)ノイズはスピーカーに張り
  付いている。

(2) 音色の細かさ
  細かい音(シンバル・ブラシ、ピアノの鍵盤をたたく音、ギターの弦
  をこする音)が出る。音色自体はCDに近づく。非常に聴きやすい。

(3) 奥行きもあり、モノラルもいい感じ。もっとかっちりした細身のイメー
  ジがあったが、そうではない。DL103Rは大味。

欠点
(1) 針飛び
  DL103Rでは大丈夫な箇所で針飛びをおこす場合あり。50年代の
  傷の多いレコードも少なくないので、これは少々つらい。軽い針
  圧のせいか?

(2) OJC版のように全体的に薄味のレコードはDL103Rのほうが音色
  が太く、好み。

その他
(1) DL103RとクラビスDC、出力電圧は同じ0.25mVなのですが、同じ
  ボリュームでもクラビスDCの方が音が小さく感じる。うるさくない、
  と前向きに解釈すべきでしょうかね。

 とりあえず、付けてみただけですので断定はしません。もう少しいろいろと調整しながら聴いてみようと思います。カートリッジの聴き比べはつなぎ代えに手間がかかる分大変ですね。特にRoksanのアームはカートリッジの差し替えにはまったく向いていないので気を使います。


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