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Audio日記 handmade編(2002/09/07〜09/28) この期間の私のシステムは、スピーカー:AE2Signature、パワーアンプ:エアー V1X、プリアンプ:エアー K1X、DAC:WADIA15i、CDトランスポート:クレル MD20 、ボイシング・イコライザー:アキュフェーズ DG28です。
2002/09/19「HMCC登場」
人が来ると部屋の片づけが進みます。引っ越し後残っていた段ボール箱がやっと(妻は丸々3日がかりだったけど)なくなりました。きれい好きで几帳面な人ならともかく、我々のようなずぼら夫婦はある程度の空間ができると満足してしまって片づけが進まないんだよ。この点だけでも16日のハンドメイド・ケーブル・クラブ(HMCC)の襲来は非常によい機会でした。
HMCCの皆さんがいらっしゃる2時間前に機器のスイッチをオン。到着を待ちました。
最初にかけたのは、大貫妙子/Pure acousticsから「黒のクレール」。引っ越し後、リファレンスに成り上がった一枚です。
その評価は散々。…完全な癒し系。何を聴いてもヒーリングミュージックに聴こえる。「え〜っ?こんなもんなの?」と思う程物足りない音。
癒し系。リッチな音が部屋一杯に広がる。Enyaなんかもう最高。ただ音が地についてない感じがした。「ながら聞き」には良いのではないかと。
僕も当日のTさん同様激しく×。クオリティーが著しく低く感じる音。一言散漫。
総額300万円クラスのアンプで「こんなもの」「ながら聞きには良い」「クオリティーが著しく低く感じる音」ではAyreもAEも浮かばれない。その反面、こう率直に批判されることの快感・・・オーディオ・マゾか?
思えば日記を見返すとこういう状況には布石があったよなあ。
迷走が感じられます。そして皆の意見と一致しています。ただ、私自身は皆が言うほど、そして自分が文字にしているほどその音が悪いとは思っていませんでした。
なぜか。
それはAE後方の空間(丸々6畳分)を音が埋めるという、未だかつて出来なかった表現が出てきた、あるいはその可能性を見いだしていたからです。本来、空間の構築は音像の構築よりも難しいでしょ。多分大阪異動になった2年前頃の日記にも「奥行きの表現を出したい」とか、書いていると思います。転勤という偶然からその空間の構築が転がり込むかもしれないのですから、そりゃ嬉しいわな。私は音色派ではないし、今ある状況を生かし、気づいた欠点など適時取り除いていけばよいでしょう。
しかし、軟弱ホワホワの音だったことは確かです。時間がなかったとはいえ、少なくとも他のオーディオマニアに聴かせるような音ではなかったな。反省。
2002/09/20「HMCC登場(その2)」
ハンドメイド・ケーブル・クラブ(HMCC)ですから、皆から集まったケーブルは写真のように山のよう。これを一本一本聴いていくという算段。
本格試聴のその前に「音の悪さをしている箇所はここだっ」という感じで、あっという間に犯人である弱点ケーブルを捜し出してくれました。ああ怖。自作ケーブルについて書いても内輪受けするだけですので詳しくは書きませんが、揃った自作XLRケーブルは基本的に同一構造です。違うのは線材と絶縁体と素材とケーブル長。実はそれだけで結構な差を見せつけます。差といってもそれはレベルの差ではなく、方向性の差なのですが。
実は制作者も一人きり。依頼者が彼に、線材、シールド、プラグ、皮膜の色、長さまでオーダーを出しているだけなのです。私もAC2本、XLR1本を作ってもらいました。市販のACデザイン「WTC」(1.2m/84,000円)を基準としてAyre-Ayre間のXLRケーブルを変えていきましたが、その印象の変化は大きいですね。O崎用に制作を依頼したXLRケーブルはサラの状態に近かったのですが、WTCと比較しても引け目は感じませんので、一応成功かな?
皆さんの感想を色分けしてみました。これには驚いた。流している間にどんどん音が変化していった気がする(笑)
何処がどうではなくフラットな体質を持っているような気がする。
今後のエージングが非常に気になるケーブル。実はこのケーブル、ここのところ勝手に騒いだゴアテックス線を用いたもの。興味深いでしょ。それでいて、プラグを除いた材料費は3,000円也!
XRLって、プラグのオスメスでケーブル同士を長くしていけますね。おまけ実験としてベルテックのXLRケーブル「901 」50cmを全てのケーブルにプラスして試聴してみました。
このおまけ実験がヒット。・・・全体的に締まった音調になり、特に低域の質感が大幅に向上。ベルテックの素性が予想以上に色濃く反映されているのか?
HMCCケーブルの最後の詰めの補完に是非欲しいケーブル(笑) 10cmでいいので安く作ってくれないかなぁ...
より音に品格と締まった低音をもたらす。やはり901は凄かった。この発想は面白いし、今後可能性のある方法かも?なんて思っています。(今回の実験でぴくっときた?)
確かにこの接ぎ木発想は面白い。接点は増えるけど、今回そのデメリットは感じませんでした。それよりもその前後を入れ替えたりすると微妙に音が変化する。そういう介在させることで音を変化させる商品もあるけど、前後の入れ替え自由というのが新しいでしょ。
例えば銀的な要素が欲しい時にそのようなモノを作って足してみるなんてのは面白そうでしょう? 35cmのバランスケーブルを各々3本作って前後を入れ替えれば、それだけで6通りのケーブルが自分のお好みでできますもんね。それに35cmなら3本でちょうど 105cm=1カイザーだっ! (← ついてこれない人多し)2002/09/28「HMCC登場(その3)」
間にオーディオ・ショウがあったから、報告が長くなっちまった。
XLRケーブルの次はACケーブルの聴き比べ。これには2本ばかり市販品も混ざっていたので、簡単にご報告しておきましょう。基本的にCDトランスポート、クレルMD20での交換であり、117Vでの音の変化です。
スーナー(シールドタイプ)
見た目からして特徴あり。テープの巻き方一つとっても、もう少しきちんとやれよ、とツッコミを入れたくなること間違いなし。網線もむき出しです。いわゆる引っかかりがない、淀みないハイエンド・ケーブルではありません。腰の据わった音像型。その音は、球は速いがノーコンのピッチャーみたい。ただこの荒れ球がバッターに的を絞らせず、バッタバッタと三振の山だ! とりつかれる人が多いのもわかります。「記録より記憶」、元阪神の川藤選手みたいなもんです(← 川藤はバッターか^^;)。どこかおやじっぽいもんね。
とにかく渋さを感じる。
高域は目立たないが中低域にかなりの特徴を持っているケーブル。
ゴリゴリした低音の表現力はこれが最高な気がする。
逆に言うと一番ソースを選ぶ電源ケーブルでしょうか。低域の沈み込みはピカイチ。音調もダークなのでJAZZ好きには個人的に大いにお薦め。乱用するよりもシステム上流一箇所にあてがう方がよいかも。
ZAC1(根岸通信)特注シールドタイプ
最近ダイナミック・オーディオでも扱い始めた根岸のケーブル。大阪時代はMD20に使っていたのだが、長さの関係で東京に来てからWadia15iで使っていました。正直、可もなく不可もなくといったところ。ドバ〜ッと出る、という最大のメリットが後退し、並のケーブルに成り下がった感は否めない。久々に元に戻し、MD20に使ってみましたが・・・これまた可もなく不可もなく。なぜだ? スーナーと同じ低重心タイプだけど、その音色は異なり、ZAC1の方が良くも悪くも印象に残らないんですねえ。
全面ダメだしするほど悪くない。健闘している。付属のケーブルよりは良さそうなので電源ケーブルのステップアップの第一段階にはもってこいか。
ELP(ワイヤー・ワールド)→ V1Xで使用
気分的にパワーアンプだけは自作品(あるいはそれに準ずると自分で判断したもの)を使う気にならない。カルダスのゴールデン・パワー・コードとの差し替えです。
ボリュームのある低域と充実した質感が特徴とみた。ただ低域の締まりがイマイチなので、他の部分とバランスを考えて使用する必要ありか。
カルダスと差し替えてもあまり特徴ないんだよねえ^^ 低域のボリューム感とその力感がカルダスのメリットであるわけだけど、それが若干後退、その代わりに音場感が良くなったような気がする。相対的にね。結論としては、カルダスと入れ変えるほどのメリットはないとのこと。
ところで私、ACケーブルを2本作ってもらいました。赤と青のFLチューブで作成を依頼したのですが、コレがいい出来^^ 手触り&見た目だけでお金を払っても差し障るのないレベルです。これも基本的には同一構造。違いは線材。一本はカプトン巻きFケーブル、もう一本はスピーカーケーブルと同じ600V耐圧テフロン皮膜銀コート線なのです。
FLチューブ赤・・・テフロン皮膜銀コート線+シルバーフォール(静電放電ニッケル布)
これが今回一番驚いたケーブル。凄いC/Pではないでしょうか。
特徴が無いのに他を消し炭に出来るクオリティー。
うちはPAD等で特徴を出しているので、このような「特徴はないけど機器の性能を底上げするケーブル」に非常に惹かれます。プリの電源に使ってみたいです。FLチューブ青・・・カプトン巻きFケーブル
自分的にはとても素直なケーブルだと思う。特定部分の強調感もなく、オールラウンドに聴かせる素性とみた。さらなるエージングでどこまで変化するのかがポイント。
私自身、印象は悪くありません。お値段は双方とも安いもので、プラグ代を除けば材料費は3,000円程度。それでいて市販品と同等以上には戦っている(質的には85,000円/mのカルダスとも張り合っています)ので、まあ十分かと。
それにしても線材だけでも結構音が違うものです。皆さんお帰りになってから、自分で色々な機器に差し替えを行い、現行ではFLチューブ赤(テフロン皮膜銀コート線)をMD20、FLチューブ青(カプトン巻きFケーブル)をWadia15iに使うのがベスト、と判断しました。オーディオ・ベーシック誌に「マルチフォーカス・チューニング」という連載があります。その副題は「一人より複数のほうがいい音に近づけるかもしれない」です。その通りだと思います。
2002/09/15「セッティング変更」
話題のB&W「シグネチュア805」を「見て」きました。AEと同じSignatureを冠した小型スピーカーです。空間の中に実体を浮かび上がらせるその様はAE2Signatureと同様。薄さを感じない、空間という立体を埋め尽くす音像の描き方は秀でた印象です。それにエンクロージャの作り込みはAEよりもシグネチュア805の方が二枚上手。
ただ、シグネチュア800の時には感じませんでしたが、皆が絶賛するグレー・タイガース・アイ塗装、805の大きさと黄色いケプラーコーンと銀色のスタンドには合わないね。先週某温泉地の風呂場から遠目で見た背中一面の入れ墨みたいだ! タイガース・アイのコントラストが強すぎ、個性的な形状にマッチしないでしょ。(← 間近で見る入れ墨は見事なものでしたが)ん、音が良ければいいってか?
さて、6mという長尺のスピーカーケーブルを使うという事実は、大げさなことを言えば、私のオーディオ人生を変えました。「ケーブルはぴったりでないとイヤだ病」からあっさりと解放。2回の転勤であまりにもままならぬ現実に直面したのです。所詮、50cmと120cmのXLRケーブルの差も聴き分けられない耳の持ち主です。ピッタリ作ると作ると確かに気分はいいのですが、転用があまりにききません。出費もその度に増え、使える機器も限定されてしまいます。
この家に来てからも当初は使い勝手を犠牲にし、信号の流れに従うように機器をセットしていました。
止めました。
手に触れるCDトランスポートとプリアンプを手元に置くセッティングに変更です。ACケーブルとデジタル、バランスケーブルが交差しますし、総ケーブル長も長くなります。でももうそんなことを気にするのは止めましょう。
重いタオックのラックも一部組み直し。機器を出したり入れたり、汗だくとなりました。で、矛盾するようですがそういうセッティングをすると、MD20〜DG28間には2mのデジタルケーブルが必要となります。MD20のアウトプットはRCA or STなので(TOSは使用意欲をかき立てられない)、DG28にSTリンクのボードを足すか、RCAデジタルケーブルを買うか悩みましたが・・・ダイナミックオーディオ新宿店で、Delpas「DP41S」2mを購入。オーディオユニオンにあるDG28用中古STボードの存在は知っていたけど、我が家のDG28もちょっと先行き不透明だからねえ。
「Delpas」、知らないでしょ。私も知りません。ただ、ダイナ新宿店でベルテックと共に扱われているハウスブランドということは知っていました。
店で試聴させてもらった傾向はとってもクリーミー&脱力系。今の我が家に求める張りとか固さとかとは縁遠い印象ですが、これがないとDG28を通すことができません。急いで部屋の測定やサブウーハーの設置もしてみたいんだよね。
定価は恐らく19,000円/2mです。2mのデジタルケーブルはあんまり見かけず、安価なこともあり、買い求めました。前後の機器でイメージが変わることも、ま、あるでしょうし。家に戻り、MD20〜DG28間にDelpas「DP41S」をセット。細身なので引き回しは楽です。今回ラックをだいぶ奥まったところに設置しているので、引き回しが良いに越したことはありません。STリンクは今まで通りMD20〜Wadia15i直結に使いましょう。
早々に音出し、部屋の片づけ、特性測定、サブウーハーの設置、また測定、サブウーハー調節とバタバタと済ませました。前から書いているように、相変わらずその再生はえらくふわっと系で好みではないのですが・・・全自動特性フラットはともかく、DG28を細々と調整している時間はないようです。バタバタした理由は、明日はハンドメイド・ケーブル・クラブの面々がいらっしゃるから。一体どうなりますでしょうか。
8/15の日記でこんなこと書いてます。
なんでかわからないけど、スピーカーケーブルってあんまり投資する気にならないんだよねえ。それでいて今までのベルテック・ケーブルと同等以上を目指しているわけだから、そりゃ難しいわなあ。
そう、各商品の格を合わせることにあれほど熱心だったこのワタシが、なぜスピーカーケーブルを買う気にならないのか。自問自答して以下の仮説を導き出しました。
<<結論>>
ケチだから。
結論は正しいですが、1m/10万円のACケーブルは買えても、6mペア/10万円のスピーカーケーブルは私には買えません。ええ買えませんとも! こうなるともう感覚的な問題ですな。
で、8/15の日記はこう続きます。
正直言って、線材だけで3万円以内でどうにかしたい!
インターネットで検索したり、息抜きに秋葉原を少し散策したりしてみました。(略)
どうするか考えたけど、一発逆転は「案3」じゃないか? 品川電線のFケーブルは大阪にいたときに10m購入済み(別な利用を考えていた)だし、巷には訳の分からない線材があふれています。
そんな時、ひゃおさんから「ゴアテックス・ケーブル」の情報あり。
ゴアテックス? そういえば、ゴアテックスを皮膜に使った細くてやたらに印象のよかったスピーカー・ケーブルがあったな?で、仲間内で強力しあい、ゴアテックス線を探す旅が始まりました。ゴアテックスやテフロンの物性を調べ、製造メーカーを調べ、売っている店を調べ・・・8/25の日記で紹介したカプトンもそんな中から見つけてきたものです。
結局ゴアテックス線も無事購入できたのですが、私自身がその物性と見た目と価格からスピーカーケーブル用に購入したのはコレ。テフロン皮膜銀コート線、345円/mです。余裕を見て30mを購入しました。線材だけで3万円以内という願いはあっけなく叶えられたことになります。
ただ、線材って長く買えば買うほど安くなるんだね。この線も100m買えば250円/mになります。100m買っても25,000円!一口にフッ素樹脂系絶縁材といっても、PTFE、PFA、FEP、ETFE、PCTFE、PVDF・・・と用途に合わせていろいろあるのですが、このケーブルはその中でも電気特性に優れ、入手しやすいFEPを皮膜に用いています。シースが透明で薄く、中の銀めっきがそのまま見えるので、非常に涼しげな印象です。
物性は以下の通り。
サイズ:2.0sq、 色:透明、 導体:銀めっき線 37本/0.26mm、 シース外経:2.4mm、 耐圧600V
手に取ったときの固さもちょうどいい感じ。なんというか、見たとき、触ったときの、マニアの直感みたいなものが働きました。未完の大器の風格は十分です。
2002/09/14「スピーカーケーブル(その2)」
家に戻り、大体の位置にスピーカーをセットしてみた結果、5m50cmあれば十分足りることがわかりました。ただ、今後どうなるか不明点もあるため(ムジカライザー使ってたりして^^)、長めに20フィート(610cm)に切り 、スピーカーケーブルとして利用中です。
線はよらず、自然なまま。ただし、そのままだとばらばらになってしまうので、ベルエアー・ケーブルのように、ところどころをレモンイエローのFLチューブで止めてあります。「銀」と「黄色」の取り合わせが美しく、見た目は満足です。線径2mmで単線でなく、かつ皮膜が非常に薄いので引き回しも楽チン。引き回しの悪さの原因の多くは皮膜でしょ。
プラグはあとで考えるとして、スピーカー側は安価な金メッキバナナ、アンプ側はアンバランスにもフルテックのフルテックのロジウムメッキYラグを奢りました。もっともこれはベルテックのスピーカーケーブル用に使っていたもの。
家に6mのケーブルなど他にありませんでしたので、2mm単線Fケーブル4mと謎の極細寄り線(アンプの内部配線用?)5mとの比較だけはしてみました。しかも片チャンネルだけ、つまりモノラルです。
「セイシェル鳥の歌」をCDとして、エージングだけは同一に1時間半ずつ行いました。バナナは銀コートテフロンだけ、アンプ側のYラグは共通です。これがまた、なんと言ってよいかわからん結果でした。順位をつけるなら、巨人=銀コートテフロン線、阪神=Fケーブル、ベイスターズ=極細寄り線といったところでしょうか。
つまり、1時間半という短時間のエージングでのトップは今年前半戦絶好調だった阪神=Fケーブルだったということ。ベルテックもそうでしたが、骨太は単線の特徴か? この痛さが心地よい。定価は110円/mながら、一番何を聴いてもバランスよく鳴る。緩い繊細感のある現状では単線よいですねえ。
それに対し、ベイスターズ=極細寄り線は序盤戦から大きく負け越し。見た目からして頼りないし、皮の張りの震えやいい意味での金っぽさが感じられません。その分ふわっとした当り障りのない音になってます。ではなぜ巨人=銀コートテフロンなのか。
思い入れを差し引いたとして、一番制動が利いているのがコレ。バンと出て、ピタッと止まる。強弱が一番はっきりしており、モノラルなのに再現ステージも広いのです。その代わり個々の音はAEの長所を消すように大雑把。しかも曲調ごとの得手不得手を感じます。再現ステージの広さが幸いしてエンヤとかライブ系は得意。それに対しポップス・ロック系はあかんですね(強弱あるのになんででしょ?)。大雑把が目立ち、聴き難い。JAZZは無難にこなしている感じですが、実体感が乏しいとでもいえばいいのでしょうか。
現状ではこれらがマイナスとなり次点に甘んじるも、後半戦(というか使いつづければ)必ずや首位に!・・・立って欲しいとの思いを込めてのセレクトです。大阪時代の6畳間と違い、ステージの広さを有意義に生かしたいんですよねえ。エージング終わった頃、ベルテック・スピーカーケーブル3mと対戦させましょう。値段にして20倍近い差があります。「がっかり」がなければOKとしたいところなんですが、さてさて。
2002/09/10「MFB」
今週末に向けてセッティングをつめようと思いきや、HPに書いた通り、草むしりで挫折。最低限としてAyre K1Xを開封し、DG28を接続しただけでも自分を誉めたいところです。ケーブルのエージングなんて手間いらないもんね。
その代わりといっては何ですが、マグネティック・フローティング・ボード(略してMFB)を組み上げました。組み立てて、スタンドに乗せてスピーカーを置けば 、宙に浮くスピーカーの出来上がり・・・は確かにそうだったのですが、いくつかの改良点と新しいアイディアがパタパタと思いつく始末。早くも第4作目か?
いかん、きりがない。俺の脳もアイディアを小出しにしないで、一気に開花させてくれよ。
MFBの有り無しを簡単に比較できるようにするつもりでしたが、ことはそんなに簡単ではなかったです。
まずは普通にMFBの上にAE2Signatureを置いたのですが、どうも必要以上に甘い。大阪時代に感じた焦点の緩さが助長されている印象です(部屋の影響も大)。そこで、あらかじめ購入しておいた0.3mmクロロプレンゴムを底面積大に切って一面に敷き、その上にスピーカーをセットしてみました。このゴム、ステレオ誌で評論家の福田氏が誉めている物ですね。50cm四方で800円也。
慣れないせいもあって、両チャンネル設置に1時間弱かかりました。
他を知らないのですが、このゴム、確かに素性は良さそうです。混濁なく音に張りが出るだけで採用決定。
そしてゴムなので、非常に密着性が良いのです。ピアノブラックのMFB天板に水を数滴たらし(あるいは薄くオイルを塗ると)、クロロプレンゴムを乗せるとピタッと一体化してしまいます。同様に鏡面仕上げのAE2Signatureの底板に水を数滴つけ、ゴムの上に乗せると・・・MFBとスピーカー本体が一体化してしまうのです。
そう、MFB天板とスピーカーを一体化したかったんですよ。あとは垂直方向の支えであるキャップスクリューを4本から対角線上の2本に減らし、グラグラ度を増して出来上がり。
実物を見ないとちょいとわかりにくいかな?
MFBをピアノブラックに塗ってもらって非常によかったです。出来合いみたいにきれいですよ。
磁石はあるし、より安価に底板・天板を作る方法も見つけましたので、第4作目はそのうち作るかもしれません。ただそれまでは第3世代MFBをしゃぶりつくすつもり。第一、大阪ではよかったけれど、今の部屋じゃいらなくなってしまうかもしれないもんね。ハードセッティングの代表のようなAE。それに対抗するかのような究極のソフトセッティングとなった(なっている、か)我が家のAE。今週末AEユーザーが我が家を訪れてくれます。どういう感想が聞けるか楽しみです。
2002/09/08「プリの効用再確認」
本日仕事は休みだったけど、午前中は草むしり。いや、ご近所の皆様とのふれあいは(きっと)大事だねえ。次週は次週で秋祭りだそう。ハッピが配られるようだけど・・・それは御輿を担ぐということか? 来て一ヶ月なのに? 俺は新興住宅地育ちなんだけどなあ^^
中腰の草むしりは辛い。機器のセッティングでも詰めようかと思いつつ・・・終わってしばらくは果ててしまいました。気づけば夕方。
最も簡単なシステム(CDトランスポート:MD20〜DAC:Wadia15i〜パワーアンプ:V1X〜スピーカー:AE2Signature)で音は出るようになったとはいえ、DG28もK1Xもつながないといかんでしょ。あ、K1Xは修理を終えて無事帰ってきました。相変わらず修理代はタダ^^つなぐのは難しいことはないんだけど、ケーブルの使いこなし(特にACケーブル)はいずれ考えないといけないねえ。とりあえず、長さが適当に当てはまるものを接続しましたが・・・大阪時代と同じACケーブルを刺したのはV1Xだけだもの。仕方ないか。余りまくるのも不細工だし。
このままの状態で聴いてみました。DG28はスルーですので、昨日との大きな違いはK1Xが加わったこと。昨日妻から「一見量感はあるけど個々の描きわけはない」と言われ、色々なCDを聴き直してみたけど、確かにそういう傾向がありました。
いやあ、違うもんだねえ。細かさが欲しい現状でさえ、伸び伸びと鳴る、鳴る。音色を増やすことはないけど、音色の強弱にメリハリがつく。抑揚の印象が異なると言えばいいかな? それでいてDG28で軽く定在波の山谷を埋めたような構築の良さだもの。奥様、この音を再評価しておくんなまし!
DACはWadiaなのに、バランスアウトもデジタルボリュームも優秀なはずなのに、不思議だねえ。パワーアンプV1Xとのペアリングの良さか?
プリの効用を再確認した後、XLOのバーンインディスクをかけて、1時間ほど出かけてきました。実はスピーカーケーブルが新品(これはまた改めて紹介します)で、20フィート(6.1m)もあるので、早いところエージング効果があるのか、ケーブルの限界があるのか知りたいんだ。
戻ってから妻に感想を求めました。
「昨日よりはいいわね。」(← オーディオに興味なし)
おいおい、それだけかよ。位相とか言うくらいなんだから、もう少し表現の仕方があるだろ^^;2002/09/07「位相もピシッと」
スピーカー周りをちょこっといじり、スピーカーの内ぶり角度も調整。これだけでもパッと置きよりもだいぶよくなりました。気分良くスピッツのベスト盤「リサイクル」を試聴。
部屋が変わるとよくわからなくなるのは「音量」じゃないか? 大阪6畳洋室時代は密室だから「これ以上出すと(周辺にも)マズイかな?」という「超えたらイカン一点」があったのに、エアボリュームのある現在はここら辺がよくわからん。部屋が広くなると「うるさい」音から遠ざかる印象は気のせいでしょうか。
今も深夜ながらボリュームの目盛りからすると結構な音量で鳴っているはずなのだが・・・なんかオーディオ的感覚が麻痺しているなあ。ここで風呂から上がってきた妻が今のスピッツの音に関して重たい一言。
「前の方が(大阪時代の方が)洗練されて位相もピシッと揃った音がしていた。今は雑多に鳴っている感じ。一見量感はあるけど個々の描きわけはない。」
お前はオーディオ評論家か? どこで「位相」なんつう言葉を知ったんだ!
俺は、おれは、うッうッウッ(;;)「結構イケてるんじゃないか」と思っていたんだよ〜。師匠は厳しいなあ。この師匠、トイレの便座カバーを変えると水洗の音が違うとか言い出しました。そんなこと気にしたことも気づいたこともありません。
この耳がありながらオーディオには全く興味がないとはもったいない。ああ、もったいない。少しその才能を分けて欲しいです。home/
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