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Audio日記 MD20編(2001/12/23〜 ) この期間の私のシステムは、スピーカー:AE2Signature、パワーアンプ:エアー V1X、プリアンプ:エアー K1X、DAC:WADIA15i、CDトランスポート:クレル MD20 、ボイシング・イコライザー:アキュフェーズ DG28です。
2001/12/23「MD購入(その1)」
ルナのこと書いていたら、MD20のことすっかり忘れてました。
MD20・・・そう、それは憧れのCDトランスポートだったのです。
クレルの初代CDトランスポート「MD1」を目にしたときから、その姿が目に焼き付いていました(右写真はステレオサウンド誌94号の表紙になった MD1+SBP64X/DAC)。薄い筐体、フィリップス製のCDドライブユニット、アクリル製のダストカバー・・・なんというか、機械自体が品を出すというか、存在感を強調するというか、音など聴かずに欲しくなりました。それがもう10年以上前のことですからねえ。しかもお値段80万円、1$=100円時代とはいえ、学生の私にはとても手が出る存在ではなかったのです。
MD20はその後継機種というか、兄弟機種です。今回購入に際し、いろいろ調べてみてこの系図が少しだけわかりました。
MDシリーズは「MD1」、「MD2」(日本未輸入)、「MD10」(日本未輸入)、「MD20」(そしてそのカスタムバージョン。これが後で問題を生む)およびDACを搭載したCDプレーヤー「CD-DSP」とあります。日本と違い、発売時期は大分だぶっているみたい。もしかしたら、後継という考えではなく、バージョンの違いと言うことで併売していたのかもしてません。なんでかというと、今回我が家に来たMD20の外箱は各製品共通で、MD1、MD10、MD20(そして他DAC等も)使えるような記載があるからです。しかも、「Smoke」とか「Clear」とか「Black」とか、色違いまであるかのような記載・・・ちなみに我が家のMD20は「Gray」にチェックが打ってあります。
よくわかりませんね^^このMDシリーズに関しては勘違いと思いこみだらけだったということが今回判明しました。
最大の思いこみは11/3の日記(下に転載します)にも書いたけど、日本未輸入のMD10の後継機種がMD20だと思っていたら、どうも違うらしいこと。MD10はMD20の上位機種っぽいんです。使われているドライブメカもMD20はフィリップス製のCDM1Mk2、MD10の方が後継ユニットであるCDM3あるいはCDM4。インシュレータの考えも違うみたいだしナア。結局はMD10とMD20、双方差なし(!)と勝手に判断しました。海外の中古市場には両方の出物があったので、双方選べるという状況の中、デザイン優位でMD20の購入決定!(下の11/7の日記も是非見てくれ)
で、それから一ヶ月、今現物がここにあるわけだ^^v
2001/11/03「MD20、果たして」
クレルのCDトランスポート「MD20」(日本ではMD20カスタム)が欲しい、とBBSに書いたら皆さんがいろいろと情報を下さいました。
このトランスポートは今から約10年前の製品で、ラックスが代理店だったときの商品。過去の雑誌を見てもわかるけど、この時期のクレルは国内不遇の時代なんです。アンプもベストバイにも登場しません。
正直な話、アンプよりも売れていないCDトランスポート、情報もあまり期待していなかったんですよね。国内で情報網を広げまくっても2年に1回位しか見かけません。
最後に見たのは1年前にSISです。この時買えたんだよね、実は。ただ、欲が出ました。確か29万円くらいの値付けだったのですが、「売れなければ」もっと値が下がると思ったんです。事実23万円くらいまで下がったんですよ。そうしたら・・・予想通り売れてしまいました。
馬鹿だなあ、俺は。なんで「MD20」が欲しいかといえば、ハッキリ言ってデザインが好きなんです。角膜に焼き付くんです。昔買えなかったのが、今なら買えるんです!
20代の頃は古い機器なんて欲しいとも思わなかった。昔買えなかった機器への憧れなんてありませんでした。でも今は違います。ゴジラグッズを集めるおじさんや古いクルマをレストアする爺さんやアンティークオーディオに憧れる若年寄とも仲良く手をつなげる気がします。そうそう、BBSでの忠告をいただき海外の中古市場に目を向け始めました。そうしたら、クレルのCDトランスポートが意外に豊富! クレル最初のCDトランスポート「MD1」を始めとして、海外では結構なベストセラー商品だったようです。
商品を見つけ、アウトレット・オーディオに代理交渉も頼みました。決まった商品の購入くらいなら私もできますが、細かな問い合わせは能力外だし、代理をお願いすれば会社へ行っている間にも話を進めることができます。対応も良いです。アウトレット・オーディオのすばやい交渉が功を奏し、なんかいい感じ。あとは「買います」とメールするだけです。
ああよかった・・・なんだけど、いざ手にはいるとなると迷います^^;。
実物が見られない(今回は写真も見られない)ことや、117V対応のこと、修理のこともあるのですが、最大の原因は同じクレルのトランスポート「MD10」です。私はてっきり日本未輸入の「MD10」の後継機種が「MD20」だと思っていたら、どうも違うみたい。使われているドライブメカもMD10の方が高級ユニットなのです(その割に当時の価格もあまり違わないし、同じMD10でもデザインが異なるものがあるので、関係がハッキリしない部分あり)。中古市場での値段もあまり変わりません。デザイン的にはMD20の方に分があるんだけど・・・。もう一晩悩むか。(その一晩で売れちゃったりして。また欲が出るなあ。)
ではでは。2001/11/07「MD20、いよいよ」
夢だったクレルのCDトランスポート「MD20」が買えるかも、だけどいざ買えるとなると悩むぜ、という話を書きました。直輸入品だったし、実物は見られないし、ということです。
でも、「もう一晩悩むか」と書いた数時間後にはアウトレット・オーディオに注文のメールを出していたんです。どうしても欲しい欲求が抑えられませんでした。メールには日本未輸入の上級機「MD10」も気にはなると書きましたが、やはりデザイン的にはMD20が優れています(微妙な差なんだけどね)。もともと音ではなくデザイン優勢で購入するわけですから、よく考えれば悩むところじゃないんです。
で、昨日入金です。
商品代:$1,550
売り主のいるダコタ州からロスまでの送料:$40位
ロスからお客様まで送料・通関等:$120位
OA手数料:$155(商品代x10%)
ドル建て合計:$1,865
為替\126.00
日本換算額:\234,990
売り主への送金のための銀行手数料:\6,000
消費税:\12,050
合計金額:\253,040為替\126.00ですから、この額は妥当なところでしょう。中古品ではレートが下がるまで待っているわけにもいきません。相手との交渉から相手口座への入金まで全て行ってくれることを考えれば、商品代の10%の手数料というのは安いもんじゃないですかね。
もしかしたら、今月末にはMD20が届いているかも知れません。備品も箱も完備しているワンオーナー品で、8年間使用とは思えない美品とのことですが、ホントのところはどうなのか、10年前の機器が我が家のシステムで立派に聴けるのか。多少の不安はありますが、今は喜びの方が大きいです。
2001/12/24「MD20購入(その2)」
メリークリスマス! 三十路の独り身も寂しかろう。うほっほ^^。
それはさておき、クリスマスといえば「クリスマス・イブ」。発売以来18年、今年もオリコンの60位台に顔を出すもはや国民ソングです。そういや歌う山下達郎氏、来年は待望のリマスタリングCDも発売になりますし、全国ツアーも開催されます。ああ、楽しみ。
右写真はクリスマス・イブの入ったアルバム「メロディズ」。思えばこれ、大学の先輩が卒業するので、整理品としてもらったものなんだよねえ。、我が家にある達郎アルバムの中で、唯一自分で買っていないアルバムです。
この1枚からはまったんだ、達郎に。で、だ。クレルMD20の話。
アウトレット・オーディオに輸入代行を頼み、話はトントン拍子に進んじゃったもの。ホントに現物が来るまで時間はかかりませんでした。オリジナルの箱から出してラックにセッティングしたとき、感動したなあ。いい意味で「ここまで来たか」って思ったよ。
前任者は8年間使ったらしいけど、非常に美品だったのもうれしい誤算。現物が全然見られなかったからね。触れることの多い(手動のトップローディングだからなおのこと)CDトランスポートでどうやればこんなに綺麗に使えるのか教えて欲しいくらいです。USからの輸入LPなんかを見るとがさつな扱いのものが多いので、機械に対してもそうなのかと思って、ちょっと偏見がありました。リモコンなんて袋から出した形跡すらない!音も出たよ、無事に(当たり前だけど)^^
・・・ただ、もう一つの大きな思いこみがあったんですよねえ。これがまた、なんというか・・・
2001/12/26「MD20購入(その3)」
1$=130円台になり、円安が急激に進行中。大臣も1$=140円を容認する発言をしているしなあ。早々のオーディオ製品値上げの予感がするし、海外中古すら買いにくくなりそうだ。
1$=126円で買ったMD20、その実物が右写真です。横幅が大きくてタオックのラックギリギリの大きさなんだね。ああ麗しい。格好いい。素晴らしい。
・・・でもなんか思っていたものと違います。そう、アクリル製のダストカバーではなく、モールドのカバーが付いているのです。
説明書を見て謎が氷解しました。MD20にはノーマルバージョンとカスタムバージョンがあり、アクリル製のカバーはカスタムバージョンに付いているものだったのです。実は日本でMD20が発売されたときの商品名は「MD20カスタム」。私はカスタムというのは対日本向けの名前だとばかり思い込んでいたら違うのね。あちこち手を尽くしてみたのですが、アクリルカバーだけ手に入れるのは今となっては難しそう。説明書には部品の保存は5年間とあったし、思い切って今の代理店のアクシスにもメールしてみましたが、全く無視される始末。トホホ・・・あの厚いアクリルに憧れていたのにナア。
見かけで選ぶと公言していただけに悔やまれる。95%手が届いていたのに・・・
んで、今は立ち直りました。
ずっと手元に置いていたら気にならなくなりましたし、カバーを開けているときと閉じているとき、私には音の差が関知できないのです(MD20はカバーを開けたままでの再生が可能)。ということはアクリルカバーでも、その差がわからないことは明白だわな。モールドのカバーも厚手なので安っぽさもありません。前向きと言っていいものか、カバーの自作にチャレンジしようかという気にもなってきました^^2001/12/27「MD20購入(その4)」
115V仕様ですが、100V動作は問題なし。自然に減電圧駆動になっていますけど、115Vはいずれ試してみる必要がありますね。直輸入品の100V動作は音質上も賛否両論あるみたいですし。
MD20についてはステレオサウンド誌106号(1993年冬)に傅 信幸氏がテストレポートを載せています。日本での定価は当時115万円(高級機だなあ)。この時は純正DACのStudio(95万円)との組み合わせです。
ちなみにこの号では、マッキントッシュのプリアンプ「C40」、ゴールドムンドのプリ・パワーアンプ「Mimesis2a/Mimesis8.5」、ワディアのCDシステム「Wadia7/9/10」、ダイヤトーンの限定スピーカー「DS20000」等が紹介されています。時代がわかろうというものですね。傅 信幸氏の感想は「・・・どの接続状態においても、このCDシステムは、重心が低く堂々として、重厚かつ温かい表現を聴かせた。反応の穏やかなゆったりとした音で、ハーモニーが厚い。デジタルの音は分析的すぎてどうも・・・というイメージをお持ちの聴き手には、このCDシステムの聴かせる重厚な音は、いわゆるアナログ的な濃密さを感じさせるはずだ。大型パワーアンプのゆとりある鳴りっぷりにも似ている。」としています。
我が家でも、とろとろコテコテの音になるんじゃないかとある種期待がありました。厚手を生かそうと、ACケーブルにはオーラルシンフォニクスのML-CUBEDをセレクトしたくらいですから。
でも、オーディオってそんな簡単なものじゃないのね。いい意味で期待を裏切られました。傅氏の書かれた感想と私の感想は全く違うのです。2001/12/29「MD20購入(その5)」
音色の暖かさ、太さ、濃さを感じたのは一瞬のこと。それよりも軽快で繊細な印象を受けます。我が家ではアンプのエアーとスピーカーのAE2Signatureの支配力が強いのかもしれません。クレルの中でも(最近の製品にはないけど)小出力アンプやプリメインアンプに近いような感じです。
ケーブルの変化にも過敏に反応するタイプではないようです。これは好ましいこと。手持ちのエソテリックP2Sと比較すれば(MD20に場所を奪われ、P2Sのセッティングやケーブルがいい加減になっているので、なかなか厳密な比較も難しいのですが)、その傾向はさらに明らかに。ただ、両者はどちらが見劣りするというものではないです。国内定価はクレルMD20の方が倍近く高いのですが、輸入品であることを考えれば価格的にも同等と捕らえてもいいと思います。
P2Sは非常に緻密。低音域に厚みがあり、それが安定感につながっているようです。ボーカルの口元の引き締まり方はP2Sに分があります。定位派にはこれがたまらんところ、です。全体的には節度ある再生かな?
それに対し、MD20は100ある情報のうちの85くらいしか出していないような気すらします。ただ、油絵が情報的に写真に劣るなどということは決してないように、偉く存在感があるんですよねえ。ピンキリの「ピン」と「キリ」のレンジが広い印象です。サックスは細部まで見通しがよいし、ミュージシャンの動きが軽そう。ボーカルも繊細で、イメージをかき立てられるなにかがあります。接続される我が家のDAC自体はWadia15i(Wadia850相当)ですから、まあまあのレベルでしょう。P2SもMD20も9年前の機器とはいえ、メカニズム自体はお金のかかっているもの。そこら辺が効いているのかも。
来年は最新のデジタルディスクプレーヤーにも触れてみないといけないね。結論。
MD20は25万円のCDトランスポートとしてはお買い得だと思うぞ。今後はケーブル、置き方等の使いこなしに入ります。今以上の楽しみを与えてくれることは間違いなさそうです。
2001/12/31「MD20購入(その6)」
見えるP2S、感じるMD20。
だから、極最近の高音質盤を聴けば、P2Sは能力を最大限に発揮し、その情報を漏れなく(少なくともそうしようと努めて)伝えようとしているようです。写実的という点から行けば、MD20はP2Sに一歩及びません。
ただ、普通の日本のCDや50年代のモノラル盤を再生するとP2SとMD20の立場は逆転です。特にモノラル盤の生々しさはP2Sの追随を許さない感じがします。MD20のほうが表現力が上です。よくある甲高い系にも好対応。
あと、OJC盤や初期のCD等、音質の誉められないソフトがあるじゃないですか。これの再生がMD20はうまいんです。P2Sは粗(あら)も含めてすべて再生する、だから悪いソフトは聴き苦しい。MD20はそういったソフトにも好意的なデフォルメを施し、非常に聴きやすく再生します。もちろん検聴的に再生できるP2Sに非などあるはずもないし、皆これに一度は憧れるのですが、手持ちのCDも増えてそんなものばかりではないし、MD20のこの補完能力(?)は誉められたもの?なんなんでしょうね、この差は。
MD20の詳細を写真で見てよ。
左写真はピックアップ部分です。フィリップス製のCDM1Mk2は今は亡きスイングアーム式だから、これが振り子のように動くわけ。そっと触れてみると、すごく軽く動くので、見ている方が結構不安になります。
CDM1Mk2はフローティングではなく、アルミ板削り出しのシャーシに保持してから、シャーシ全体をフローティングしているみたいです。
で、CDを乗せ、クランパーを乗せ、(カバーを閉じて、)スタートとなるわけです。オープンボタンを押すとトレイが出てきて、CDセット、スタートボタンで音が出るような今までの機器とは違うから、2手間程余計にかかります。
動作はすべてリモコン対応。ですから本体ボタンに触る必要は別にないんだけど、このボタンの押し心地が極めて悪い^^;。プッシュボタン式が採用された当初のカセットデッキの方がまだましなんじゃないか、というレベルだぞ。
おかげでリモコン大活躍。リモコン自体はアルミ製の立派なものです。
付属のクランパーは2種類。実は今回購入したものの中で、一番痛みの激しかったのが、これ。特に右側のKDIと書いてあるやつ(なんの略だ?)は、CDとの接触面にウレタンみたいなもんが貼ってあり、これがひび割れてました。致し方ない部分でしょう。
私の通常使用は接触面が木製の左のやつです。
音の差は微妙ですが、木製の方が安定感があるような、気がします。CECのベルトドライブCDプレーヤーのクランパーとか、流用できそうなものも多そうなので、いろいろチャレンジしてみたいところ。
右はMD20の背面端子の写真です。採用されているのはRCA、TOS、STの3種類。AES/EBUの端子の記載が説明書にあるのですが、本機にはその穴すらありません(別にAES/EBUは必要ないけど)。ステレオサウンド誌106号のクレル訪問記に「MD10はCDM4へのドライブ変更を余儀なくされ、すべての方式のデジタルアウトも装備することとなった」という記載がありますので、初期のMD20はAES/EBUを詰んでいないのかも。海外製品にありがちな型番を代えないでの変更の一部なのでしょう。
内部も写真に撮って、と思ったんだけど、我が家にある総計20本のインチ・センチの六角レンチでは対応するものがなく、あえなく断念しました。一端中を見てしまうとすぐに制震ワッシャーとかを挟みたくなってしまうので、オリジナリティーを重視するためには良かったかも^^。傷つけたりするときは大体そういう余計なことをするときだしね。
2002/01/01「MD20購入(その7)」
MD20はACケーブルの変化は少ないと書いたけど、前言撤回。改めて実験すると、それなりのことはありました^^; ただ、私的な聴き方では最重要視するような差ではない、ということ。
ベルテック301とオーラルシンフォニクスの初代黒ヘビ ML CUBEDという、これまた誰の参考にもならないような比較を報告しましょう。
ベルテック301は店で使っていたエージング十分なものをわざわざ借りて来たので、もう十分かと思ったら、通電時間で微妙に印象が違っていくんだよ。困るねえ、比較しにくくて。
当初ベルテックは、いつものリファレンスである古内東子がうつむきがちに歌い、ビル・エバンスが慎重さを持って弾き・語るみたいな印象だったのに、十分な通電後はやたらにハキハキと自分の意見を言い始めました。細かい音を、あるいは背景ノイズを情報量と呼ぶならば、初代黒ヘビはベルテックに及びません。初代黒ヘビとP2Sの組み合わせをついては前にこんなことを書いていました。
P2SとMLキューブの組み合わせは「若干太めで緩い」印象のMLキューブを「厚く熱くマイルド」という方向は同じながらも良い点を評価できるような感じに変えるみたい。かといって(他のケーブル、例えばJPS「ユニバーサルAC」に比し)透明感が後退するわけでもなく、インパクトが丸くなるわけでもないのです。このケーブル、極太構造なのですが、正に見た目通りの音がします。S/A LabのケーブルがP2Sの長所を伸ばすのであれば、MLキューブは短所を埋める感じでしょうか。
そう、正にMD20と初代黒ヘビとの組み合わせは厚く熱くマイルドを助長する印象です。その点からいえば、P2Sライクなのがベルテック301で、MD20ライクなのが初代黒ヘビみたい。
個人的にはMD20とベルテック301の組み合わせが気に入りました。MD20には同系列を合わせるよりも、ハキハキした、そして音を細かに再現するケーブルが(短所を埋める意味では)良く適合するのかもしれません。今後も検討していきましょ。S/A Labでは役不足のような気もしますし。
んで、今後のメインはMD20にします。P2Sをどうしようかと思っているのですが・・・フリマに売りに出しましょうか?
2002/01/07「MD20購入(その8:115V対応)」
服部天神に行った帰りに 久しぶりに郊外型の不二家レストランへ。ところがこれが全然うまくない。料理もさることながら、皿は欠けているし、髪の毛は入っているしで散々でした。しかし15年くらい前はなぜにあんなにデニーズとか、カーサとか、ロイヤルホストとかに行ったのか、今となっては不思議な気さえします。
正月休みにひゃおさん宅を訪れたときに、ギターアンプ用の100V-115V変換昇圧トランスを貸していただきました。しかもトランスからの配線はJPSおよびS/Aラボの線材に変更済み。容量は300Vですから、CDトランスポート用としては十分でしょう。これは(米国から直輸入したために100V対応ではない)クレルMD20に試さねばなりません。
115V仕様の海外製品は通常±15%の許容範囲を見込んでいるものが多いので、日本でもそのまま(3P〜2Pの変換は必要)使えたりします。我が家でも平均101Vが来ていますから、MD20も動作上は問題なしです。ただ、動作はしても低域の厚みや力感に影響するという人もいます。一方で減電圧駆動(例えば100V用機器を90Vとかで駆動する)を良しとする人たちもいるわけで、現状にどちらが向いているのかを確かめることにもなります。
MD20をつなぐ前にノイズスニファーを用いてノイズチェックしてみました。チェック音は大きく変わりますので、何らかの影響はあるようです。ただ、ノイズ低減効果が高いという印象は持ちません。クワイエット・ラインを近隣の空きコンセントに指してしまえば、どちらも無ノイズです。
では昇圧トランスにMD20をつないでみます。曲はいつもの通りの古内東子とビル・エバンスです。
対費用効果としては非常に芳しい結果です。
電源電圧を115Vにアップする方法としては、(1) スライダックを使う、(2) 昇圧トランスを使う、(3) 昇圧機能のある交流安定化電源装置を使う、とあるわけで、これは少々検討してみたいですね。結論として、「たとえ動作しても海外製品で指定の電源電圧を守ることは、大事な要件」ということです。
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