home/back back(Audio日記)/ back/ next

Audio日記 ヘッドホン編(2001/02/23〜2001/04/02)

 この期間の私のシステムは、スピーカー:AE2Signature、パワーアンプ:Ayre V1X、プリアンプ:Ayre K1X、DAC:WADIA15i、CDトランスポート:エソテリック P2S 、ボイシング・イコライザー:アキュフェーズ DG28です。


2001/04/02「AD9で落ち着いた」

 USJが開演した昨日、私ら夫婦はフェスティバル・ゲートへ(大阪の人なら皆知っていると思う)。ミニ遊園地+雑貨ビル+ゲームセンター+スパハウスをイメージしてもらえればいいと思います。
 ビルの合間を走るジェットコースター(700円也)には乗りましたけど、そこそこでしたよ。

 その帰りには有名な通天閣へ。言っちゃ悪いですが、ちんけな建物でした。遠くから見ている方がいいです。
 ここら辺、お世辞にも綺麗な町ではありませんし、なによりジャンジャン横町とかが妻には大不評でした。
 彼女はもう行かないでしょうね。でんでんタウンの隣なんですけどねえ^^。

ATHAD9 ヘッドホンはオーディオテクニカのオープン型「ATH-AD9」(定価25,000円)を買いました。あちらこちらで装着し歩いて決めた結果です。
 かけ心地は悪いけど音は気に入っていたゼンハイザーの「HD600」も良かったのですが、断線している店が2店ほどあったんですよ。店でそういう現象が起きるということは、当然自分で使っていても起きる可能性が高いということ。それでなくてもヘッドホンは壊れやすいので、ゼンハイザーは止めました。

(話はとびますが、オーディオ機器の試聴会で(特にアンプね)、片チャンネルの音が出ないとか、ノイズが乗っていることって少なくないと思いません? 「機械の機嫌が悪いようで」なんて言って、その場が取り付くられたりするのですが、私はその原因機器は絶対に買いません。不幸な出会いです。)

 1万円高い上級機種の「ATH-AD10」も考えましたが・・・ポップス、ロックを聴くにはさほどの差を感じなかったし、AD9の方が耳当たりが良く、長時間リスニングには向いているような気がしたからです。それに、これまた店頭でイヤーパッドがボロボロになっているのは、決まってAD10の方でしたし^^。

 AD9も当面はiMacやTVなど、実力を発揮できない環境で使われることになります。まあ、前使用機の経験からしても10年は使うでしょうね、きっと。


2001/03/29「AD9で落ち着くか」

 仕事をする気がないのはたぶん風邪のせいではないでしょう。まあ、熱は下がりました。ただ、空咳が止まらず、煩わしいのです。家はいいんですけど、列車内とか、食堂とか、げほげほに咳き込んでいるので人目が気になります。

 快復を待ちましょう。

 そうこうしている間に妻が体調不良を訴えだしました。感染しない方が不思議だったとはいえ、妻は妻で休めない様子。なにせO崎母が大阪に来る予定があるのですから。室内の片づけもそれを目処にやり終える予定でした。
 本当は一緒に花見でも、という話だったのですが、今年は開花が早いね。今週末が花見のピークというじゃありませんか。こちらも体調不良だし、片づけも当然間に合うはずもありません。
 こりゃ葉桜見物・・・か?

 ヘッドホン購入の件ですが、3機種に絞り込みました。全て傾向は違いますけど、もうどれでもいいという感じ^^。検聴するわけじゃないんだから、かけ心地がよく、耐久性のありそうなものにするつもりです。永く使うでしょうからね。
 最終試聴は一応しますけど、一番の候補はオーディオテクニカのオープン型「ATH-AD9」かな。

 オーディオ部屋で使うにはヘッドホンアンプも必要。今はヘッドホン端子の付いた機器ないもんね。プリアンプからヘッドホンアンプに接続、ということになりそうです。
 ヘッドホンアンプは直輸入しようかと思ってます。とはいってもオーディオ・アドバイザーから買うなら、選択肢はなく、ミュージカル・フィディリティ製かクリーク製のどちらかになってしまうのです。小型で安価なクリーク製にしようかと思っていますが・・・。

 ではでは。


2001/03/26「何をする気もおこらん」

 2/27のAudio日記で私、体調不良を訴えております。
 それ、改善したのかというと全く改善せず! かえって悪化する始末です。
 先週金曜日の夜など、舌下で測って体温39.87度という近年まれにみる(というか記憶の中にある最高の)値を叩き出しました。
 この年で39度台の発熱は全く動けなくなりますね。出張先で「まずいな」と思いましたが、もう遅い。家に帰る頃には、倒れ込んで動けず、です。

 何をする気もおこらん。

 解熱の座薬を入れても良かったのですが、自分自身何を考えたのか、市販薬のルルだけを服用、あとは生体防御反応に全てを委ねることにしました。
 ウィルスの死滅と共に私の精子も死んでいなきゃいいんですが。

 翌朝身体が軽くなったような印象がありました。
 早速体温を測ると、ゲゲゲッ。38.25度。対象的に下がっただけじゃん。38度あっても楽に感じるとは、人間の身体は曖昧なものです。オーディオの音の善し悪しなんて、すぐに慣れてしまうわけだ!

 で、さすがに観念して慣れない医者へ行きました。
 結果を言えばただの「感冒」。仕事もいやだったので、結核だったら即入院と心構えもしていったのに。撮ってもらった胸部レントゲン写真の結果は健康成人男子そのものでした。
 薬は大量にもらいましたよ。ゾロだったけどね。

 今は薬が効いているみたい。少なくとも熱は下がりました。
 これじゃ残念ながら会社は休めないな。すんごくいきたくないんだよね。今日は仕事先に大激怒されるのが目に見えているからなあ。
 弱り目にたたり目とはこのことだ!


2001/03/19「トーンアームケーブル」

 一昨日、昨日と大阪府中央区の味覚糖UHA館で「Hi-Fi &アンティークフェア」が開催されました。ショップ数社とハイファイ・ルネッサンス、エレクトリ等が共同開催した企画です。
 大阪もまだまだ行ったことのないところが多いので、こういった機会を見つけて出かけています。味覚糖UHA館のある松屋町筋は人形やおもちゃの問屋街なんですね。今は五月人形の売り込み時期のようで、夫婦二人で道を歩いていると盛んに声がかかります。こういったお店(ビルだぜ)は節句が終わると一体何を売っているのでしょう。不思議な気もします。

 味覚糖UHA館に入ると、ロビーにはアンティークスピーカーやアンプが並び、アクセサリー類やレコードの販売も行われていました。そうそう、エアーのパワーアンプ「V3Mk2」が47万円で売っていたんですよ。エアーのアンプは関西で始めてみました。「うまく買われてくれよ」と心の中で祈りましたよ。
 まったくね、世話を焼かすぜ。

 協賛メーカーのハイファイ・ルネッサンスは私が使っているアナログプレーヤー、ロクサンの輸入元です。
 美しい超弩級プレーヤー「TMS」を眺めつつ、ケーブルの山に目を移すと、青色のトーンアームケーブル「HDCT-01」がありました(初めて見た)。2芯ケーブルでプラグは妙に立派。食い付きの良さはPADのプラグの比ではありません(こんなに食いつきのいいケーブルは初めてです)。
 聞けば新製品が出るので出品したとのこと。定価25,000円を15,800円というのは、今時特別安いとも言いにくいですが、「ロクサン社のターンテーブル及びトーンアームの性能を最大限に発揮する目的で開発された」という文句に引かれ、購入しました。
 アクセサリー類とはいえ、思い切りの悪い私が初見で物を買うなんて珍しいですよ。我が家のアナログ系はケーブルの吟味を全くしていないので、まあいい買い物でしょう。プレーヤーを買い換える予定もないし、トーンアームケーブルは中古も余りないし、そもそも根本的な製品数が少ないという一面もあります。

 家に帰り早速付属のケーブルから交換しました。
 ダイナミックレンジが広がったとも、SNが良くなったとも思いませんが、15,800円なら買いでしょう。
 CDがスピーカー間に引きがちに音像を定位させるのに対し、楽器を一歩前に出しますし、中域が充実したため、重高音が映えるためです。
 このケーブルもエージングで音が変わるのでしょうか。もう少し使い込んでみたいと思っています。


2001/03/12「神戸にて」

 明日は私の誕生日。なんか下さい。

 神戸元町・三ノ宮に行って来ました。関東で言えば・・・横浜の外観に中身は吉祥寺、そんな印象です。歴史と流行と猥雑さが同居した街のように思いました。
 以前の訪問は、例の地震の一年後くらいでしたから、久しぶりです。今も気を付けて街を歩くと、その形跡をあちらこちらで見つけることができます。

 元町・三ノ宮は京都と並んで、関西のジャズの街でもあります。
 その中の一件、三宮センタービル2Fにある「茶房ヴォイス」へ。ここはおしゃべり禁止でもなければ彼女連れ禁止でもない、極めて健全(?)で入りやすい店です。喫茶店内からレコード売場とオーディオ工房へ移動できるという変わった店でもあります。
 場所だけ下調べして行ったのですが、私の中では2回目の訪問だと思い込んでました。でも店を前にしたら初めてだったんですよ。私が以前行ったのはどこだったんでしょうね。「エム・エム」か、「Jam Jam」か、まさか「アマデウス」でもないし・・・。(アマデウスはクラシック喫茶です)

 レコードだけで営業されているようで、店員さんがコーヒーを入れながら、接客をしながら、盤を代えているのが非常に好ましい。全ての壁にはドリス・デイのアルバムジャケットが飾られています。
 トーレンスのプレーヤーが回り、管球アンプが光り、そして恐らくアルテックと思われるスピーカーが語る・・・好ましいっす。オーディオ的にどうこうではなく、楽しく眠くならない音です。
 私が行ったときもバド・パウエルやソニー・ロリンズといった50年代ジャズが大きめの音量で流れていました。スピーカー前には別々に来たであろう4人の男達がそれぞれのやり方で聴き入ってます。次ぎ行ったら私もスピーカー前に座ろうかな。

 神戸に行ったのはもう一つ重要な用件があったんです。
 明日書きます。ではでは。

2001/03/12「神戸にて(アラン・シルベスタイン)」

 神戸に行ったもう一つの理由ね。(以下、全然わからないと思う。今回は読み飛ばしていいぞ。)
 それはアラン・シルベスタインの時計を見に行ったんですよ。

 知っているかどうか知りませんけど、私 数年前まではかなりの時計フェチでした。
 結納返しにIWCのポートフィノをせがみ、スウォッチが流行れば着けもしないのに購入し、カシオのデータバンクに取引先の電話番号を入力した挙げ句、時計ごと紛失、自分の年齢も考えずにグランド・セイコーにうつつを抜かし、それでも懲りずに松坂屋のアンティークフェアには必ず顔を出す、といった具合です。

 そんな私もスイスの名門(と勝手に思っている)ジラール・ペルゴのクロノグラフ「GP4900」を購入してからは発作も収まっていました。それ単体よりも身につけたときに非常に映える時計で、これまでになく気に入った、安住の地だったからです。
 ロレックスやチュードル、カルティエやオメガといった有名どころにいかないところがマイナー好きの私らしいでしょ? 見る目があったと自分を誉めたいです。

 アランの時計には大胆にして孤高のデザインと機能美、そして時計のヒエラルキーを笑い飛ばすかのような独自の世界があります。昔から好きだったことは好きだったんです。でも、昔好きだった女に再会して燃え上がるように、ふと見た雑誌で弾けるようにアランへの恋心に火がつきました。

「かっこいい・・・」

 神戸元町の時計屋でアラン・シルベスタインのフル・コレクションが展示されるとのこと。しかも期限は3/14までじゃありませんか。
 で、妻と海遊館に行く約束を放棄し、(妻を連れて)急いで神戸に行ったわけです。
 本当は家人連れは危険なんですよね。オーディオ機器も高いけど、どちらかといえば時計の方が天井知らずですし、アランの時計は決して安くありません。アンプのバージョンアップ代が軽く吹き飛ぶ値段を目の当たりにさせてしまうというのは、後々に影響を与える可能性大です。

 どう、わからなかったでしょ。
 でも書き足らないから、次回に続けます^^。

2001/03/13「神戸にて(アラン・シルベスタイン、その2)」

 アラン・シルベスタインは1987年スイス/バーゼル・フェアにおいて今までの時計の常識を覆すようなデザインでデビュー、伝統と技術を尊重する時計作りに専念し、彼独自のモダンデザインを生かしながら素晴らしい作品を毎年発表してきました。
 そして全てが限定品。全世界で年間約2000本の時計しか作っていないのですから、当然中古市場にもほとんど顔を出しません。

 欲しいならば待っているだけではダメ。攻めにいかないと手に入らない時計なんです。

 神戸で一堂に会したアラン・シルベスタインの時計達、久しぶりに合うその表情は輝いています。
 曜日を顔文字で示す「スマイリー・デイ」(週末は笑顔になります)、定番デザインのクロノバウハウスのリニューアルバージョン「クロノBチタン」(右写真)、アラーム装備のレベイユにGMT機能を追加したトラベラーズモデル「ル・レベイユGMT」等々。

 いいですね。ちょっと積極的に中古をあさり、各店の価格にも気を付けていきたいと思います。こういうときこそインターネットの出番でしょう。現行品では黒文字盤のクロノグラフがお気に入りですが、マリーンやヘブドー2もいいなあ。
 さてさて・・・。
 これくらいのデザインの時計をオンタイムに身につけると、ちょっとやそっとの背広や靴じゃ負けますね。ま、そんなことは買ってから悩めばいいことです。(一体どこから費用を捻出するんだよ^^;)

 話変わって。
 電器量販店があったので、AKGとオーディオテクニカとゼンハイザーのヘッドホンを聴いてきました。
 今回は流れていた曲が宇多田やラルクやELTだったので、より実用に近い判断ができました。が、印象が先週とずいぶん違います。
 一番よかったのはゼンハイザーの「HD600」。頭頂部の装着感の悪さは変わらずですけど、ポップスには合っています。大きい音量でノリながら聴くにはいいかも。
 ヘッドホンアンプでも随分と印象が変わるんでしょうね。こちらは即購入を考えているだけに悩む・・・。


2001/03/06「AR2000、DR3000」

 余りにも咳が止まらないので「今日は休んだろ」と、自宅療養を決め込んだ午前中、仕事先から滅多にかかってこない電話が・・・「6時頃来ない?」。なんで休暇を取ったときにかけてくるんだよ。
 とはいっても断るわけにもいかない(いい機会なことは間違いない)ので、泣く泣く広島まで行って来ました。大阪に越してきたとはいえ、広島はそんなに近かねえんだぞ。交通網の充実も考えもんだ。

 知っているかどうか知らないけど、インフラノイズ社が発売しているアナログ・リコンストラクター「AR2000(定価95,000円)」が人気です。これはデジタルオーディオ機器のアナログ出力を光変換、高周波ノイズを最大限にカットするという代物です。
 火を付けたのはA&Vヴィレッジ誌だと思いますが、これが結構な人気らしいのです。それなら聴いてみようじゃありませんか。(ただしお店でね)

 確かに変わりますね、いい方向に。広告文も評論家の記事もあながち嘘ではなさそうです。
 ただこれは私のようなものが一目惚れして使うものではなく、アコースティックを愛し、ガルネリやアマティの楽器ごとの音色を聴き分け、まろやかな雰囲気を楽しむ人が使う機器のように感じました。楽器の歪み感を減らすという文言が雑誌を彩っていたので、我が家で時にきつく感じる木管や金管楽器に効果があるかと思っていたんですけどね(いや、効果はあるのかも?)。

 AR2000は付属のインシュレーターも前足と後足の素材が異なり、こだわりが感じられます。そして、インシュレーターやケーブルにもきちんと反応します。
 説明して下さった方は「どうです。こんなに違うでしょう」という感じでしたが、私は「ま、ちょっとはね」と冷めてました(いつものことさ^^;)。
 インフラノイズとしては同社のケーブル「ベルカントORC-1(48,000円/1m)」を組み合わせた音を基準としたいのでしょう。でも何種類か聴きましたが、私はPADの中堅ケーブルの方が定位が明確化し、かつ当たりが厳しくて好きです。ま、95,000円の本体にその倍の定価のケーブルというのもどうかとは思いますけどね。

 そうそう、AR2000はマイナーチェンジして「バランス対応」する予定です。じゃあ、今までフロントパネルに付いていたバランス端子は何、という疑問もありますが、技術的なことはわかりません。バージョンアップにも対応するらしいです。(あやふやでゴメンよ)

 あと「デジタル」リコンストラクター「DR3000」も5月頃発売予定みたい。予価は10万円前後で大きさはAR2000と同じ。
 これは名前の通り、CDトランスポートとDACの間に挿入するもの。高周波ノイズをカットするという点からすればこちらの方が本質のような気もします。DACのデジタルノイズは・・・AR2000で取るのでしょうか^^? 
 実は試作機をちょっと聴かせてもらったんですよ。
 感想は・・・今日のところ、私はDR3000の方がお気に入りです。音色に失速がありません。

 ではでは。


2001/03/04「ヘッドフォン試聴(その1)」

 体調が悪いのを押して、ヘッドホンを試聴して来ました。
 並んでいるヘッドフォンを片っ端から聴いていけばいいのかと思ったら、そんな簡単じゃないのね。なにせ能率が違いすぎて一方は大音量、もう一方は蚊の鳴くような音といった感じで・・・インピーダンスもバラバラだし、その上、裏でどんな風に接続されているのか全くわかりません。果たして試聴機は実力を出していたんだろうか??? 

 ま、言い出せば切りがありません。
 機器の選択基準としては、専用アンプは不要のこと、ヘッドフォン端子が利用できること、そして定価20,000円以上、です。
 専用アンプは不要ということはスタックスの製品はダメ。TVやiMacでも使えるようにしたいからです。ヘッドフォン端子が利用は当たり前のように感じられるでしょうが、AKGのK1000のようにスピーカー端子に接続するスピーカータイプもあるのですよ。金額については5年は使うだろうという想定の元、設定しました。金額というのは愛着を持つためにちょっとは必要なものだと思います。
 ソフトはクラシックがリピートされていました。こちらに選択権はありません。

HD600 まずはゼンハイザーから。
 HD600(定価69,000円、右写真)、HD590(39,000円)共に割引の大きい店も少なくありません。実はこのメーカーは海外(オーディオアドバイザーとか)から直輸入するともっと安く買えるんですけどね。
 HD600は非常に軽やかで細かい音まで緻密に表現します。刺激的な音が少なく、響きが自然です。

 HD590はオープンエア型らしい開放的な余韻が楽しめます。その割に明瞭なんですよね。HD600と値段ほどの差は感じません。確かカタログ上の周波数レンジはこちらの方が広いんですよね。
 欠点といえば、かけ心地が今ひとつ(特にHD590)なんです。頭頂部が固め。イヤーパッドは厚手のベルベット調で高級感もあるのですが、縦長で幅が細いのか、奥行きが浅いのか、スピーカーが耳が当たるような感じを受けます。

K501 逆にイヤーパッドが大きく深いのがAKGのK501(28,000円、右写真)。
 装着感も頭頂部は重くなくいいのですが、パッドが大きいので(しかも固め。凧糸を縫ったみたいだ。)、頬骨の下に当たるような違和感があります。外人は顔がでかいのか? 大きさの割に軽い(235g)のも特長です。
 でも、音は良いですよ。音色が自然で低音がこもりません。どちらかといえば優雅な感じ。
 何気ないのですが、それが災いして自分が使うにはちょっと物足りないかも。我が家で聴くのは今日のようなクラシックではなく、インパクト重視のロックや邦楽だからです。低能率(94db/mW)で、今日の音量が小さめだからでしょうか。

2001/03/04「ヘッドフォン試聴(その2)」

 かけてみたら結構よかったのがオーディオテクニカの製品。しかも名のある密閉型ではなくオープンタイプの商品です。

ATHAD9 ATH-AD10(35,000円)は外国製品にはないちょっとデザインに凝った商品。ニューウイングサポートと称された支え(?)で装着感がよく、イヤーフィットも上々。パッドもヌーバック調でいい感じ^^。
 オーディオテクニカは私の中でいいブランドイメージがなかったのですが、音の広がりに長け、開放感ある感じです。シャリシャリしたところも意外に少ないようです。

 その弟機がATH-AD9(25,000円、右写真)です。実は今回聴いた限りではこちらの方がなんかいい感じ。AD10とのカタログ上に違いは、AD10がボイスコイルの線材として7NCuを使っていること、許容入力が大きいこと、周波数帯域が若干狭い(下限5Hzと10Hzの差)ことくらいです。
 AD10もAD9もそうですが、コードが布巻きのPCOCCでちょっと凝っているところがうかがえます。他社品は貧粗な細い代物ですもんね。

DT931 最後はイギリスのメーカー、ベイヤーダイナミック。初めて聴きましたけど、ここのオープンタイプが結構良いんです。確かフィル・コリンズのレコーディングにはここのマイクが使われているんですよね。

 右写真がオープン型のDT931(55,000円)。私なりの自然体と言うことでいえば、本日一のお気に入りです。高域のしゃしゃり出たワイドレンジ感を感じさせることもなく、何気ない鮮明さを浮き立たせます。聴いて疲れないのはこういう感じかも。

 対する密閉型がDT831(49,800円)。931と同傾向ですけど、抜けの良さが値段なりにそがれた感じがします。
 931も831も作りがチープで装着感がテクニカに劣るのが悔やまれます。

 ソニーの製品は、いつもの私の聴いていた慣れ親しんだ音でした。割愛いたします^^。(MDR-CD900STとかモニター用とはいえ、こんなシャリシャリしてたっけ?という感じでしたが・・・)

 全体的にオープンタイプがなんかいい感じでしたね。
 ヘッドホンはハウジングの破損とか断線とか、とにかく壊れやすいし、パッドも痛みやすいのでメンテナンスが結構必要でしょう。そういった面も含め、もう少し考えてみようと思ってます。


2001/03/03「げほげほです」

 S君、こんばんは。 

>  尾崎君といえば風邪知らずというのが私のイメージです。 おそらく忙しさから来
> る体調不良が原因なのでしょうね。

 
 痰がからんで、げほげほです。ダラダラと続いています。

>  実は先週、上部消化管の内視鏡検査を受けました。 胃カメラです。

 うちの会社も年度年齢35歳からは胃造影なんですよ。そういう年に近づいたということです。
 人生の半分は過ぎようとしています。
 滅私奉公している場合じゃないよ。

 今週末、妻不在のため普段買わないアクセサリー類(制振金属とか)にでも散財しようかと思っています。長々とお借りしている品もあるし、まとめて試聴してみるつもりです。
 ホームページへのアップは・・・遅いんだろうな、きっと^^;。


2001/02/27「LPはいいねえ」

 忙しいのもあるのだけど、体調不良です。大体年一回しか風邪をひかないはずなのに、今年は立て続けだ。年を取ったか、ばい菌のたちが悪いのか。養生はできないんだよね。誰も仕事を手伝ってくれるわけじゃないからさ。

 大阪に来て初めてアナログを鳴らしてみました。
 調整もそんなに厳密にやっているわけじゃないし、ケーブルも付属品の安物けど、これはいいねえ。CDシステムに比べれば安価なアナログシステムなのに、この音色と実体感はなんなんでしょ。
 高いケーブルやインシュレータに凝るのが馬鹿らしくな一瞬です。

 トロンボーン奏者、カーティス・フラーの「NEW TROMBONE」(OJC-077)が思い出の一枚です。
 オーディオ店であまりにかかるJAZZを聴いてみたくなり、銀座のレコード店「ハンター」へ。なにを買ったらよいかわからず、ふと拾い上げたのがこの一枚でした。裏ジャケットには「recording by Van Gelder」の文字があったのです。ルディ・バン・ゲルダーの録音がいいという知識だけはあったし、モノクロのジャケットも気に入って購入しました。それに安かったんです。今考えれば当たり前なんですけどね。OJC版なんだから。

 たった7〜8年前のことですよ。

 ベースはダグ・ワトキンスだったんですね。全く覚えてませんでした。ただ、これがきっかけになって、ジャズのソフトが激増したのは確かです。
 立て続けにジョン・ルイス、チコ・ハミルトンらが参加した「グランド・エンカウンター」、ジミー・コブ、サム・ジョーンズがリズムを務めたキャノンボール・アダレイの「ソフィスティケイテッド・スイング」(ジャケットが秀逸!)等々を立て続けに聴いてしまいました。

 私が高校生の時には既にCDが発売になっていたわけで、それほどアナログに思い入れがあるわけじゃないんですけどねえ。

 まったくわからん話でしたか? まあ、たまにはいいでしょ。
 ではでは。


2001/02/23「ヘッドホン南無」

 家に帰ったら「やっぱり「プラチック」って言ってた」と妻に言われました。

 ビデオデッキがまた壊れたんですよ。二ヶ月前に直したばかりなのに・・・確かに6年くらい使ったけど、どうしたビクター! 
 で、近所の電気屋さんに家に来てもらったそうな。結局直ったんだけど、何かの部品を説明するのに(対応したのは妻だからよくわからない)、指を差しながら「ここの「プラチック」の部品が・・・」とか「ビデオテープの「プラチック」部分と当たって・・・」とか、「プラチック」を連発していたそうです。若い人だったらしいですけどねえ。

 大阪では「プラスティック」を「プラチック」と言うとダウンタウンがTVで言っていましたが、本当だったか!

 壊れたと言えば、10年間の長きに渡り愛用したソニーのヘッドフォン「MDR-CD900」のハウジング部分が破損、装着できなくなったので修理に出しました。
 しかし、メーカーから「部品がないので直せません」とのコメント付きで、痛々しいまま帰宅。製造中止になったのは知っていましたが、「MDR-CD900ST」という後継品があるので、いけるかと思ったんですけどねえ。単なる接触不良や断線なら自分で直してもいいのですが、ハウジングじゃお手上げです。合掌。
 アンプをセパレート化した後年は、ヘッドフォン端子というもの自体が機器からなくなり、TVやiMac用になっていたから、実力は発揮できていなかったなあ、きっと。

 後継品を探さないといけないですね。ないと意外に不便なものです。
 ショップで適当にかけてみたりしても、装着感と気に入った音色の一致をなかなかみないんですよね(頬骨あたりというか、顎関節のあたりというか、そこら辺の感触が気になる)。着けてりゃ慣れるのかもしれませんけど。
 値段との相談もあるし、ブランドの魅力もあるし、ヘッドホンアンプにも目が行くし、しばらくダラダラと選んでみるつもりです。


home/back back(Audio日記)/ back/ next/ top