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音処探訪

2004/09/25〜26「第10回真空管オーディオフェア」

 4つのオーディオショウが重なったこの9月の週末、多くのマニアの足は“A&Vフェスタ”か“東京インターナショナルオーディオショウ(以下IAS)”に向かうでしょう。でも、“粋なオトコ”はそんなとこには群をなして行かないのだ! (←オマエ昨日行ただろ^^;)

 男♂だったら黙ってこっち、「真空管オーディオフェア」だろ。

 会場は損保会館の2F&5Fで、2Fのエントランスが展示会場、5Fが催事会場と試聴室です。今年で早くも10回目、よく続いた気がしますな。そういえばこのフェアって有料化してませんでしたっけ? さすがに不評だったのか、今回は無料でしたねえ。

 行ってみればわかりますが、出品者関係以外女性は皆無。来場者平均年齢は私見推定54.4歳ですから、ワタシなんざ行った暁にゃあ、小僧扱いです。出品は30社あまり。オーディオショップでは見かけない(聴けない)バックヤード・ビルダーばかりだから、IASよりも貴重な体験が出来るぞ。でもこのフェアも出品者の入れ替わりが激しいねえ。


催事会場は大混雑

 ではその小僧の視点から見たフェアをいつも通り“商品インパクトの観点から”ご紹介。ただ、ちゃんと音を聴いたのは和光テクニカル山本音響工芸、原田加工所、美音技研、長谷弘工業の5社くらいだからね(^^) IASみたいにどのブースでも鳴らしているわけでなく、入れ替わりの試聴室だから、全部の音を聴くには時間がねぇ・・・

ハットオーディオラボ
<ハットオーディオラボ>

一時AA誌に毒のある広告を掲載していたハット。大型送信管250THを搭載したPA-250(375,000円/台:手前)とRCA 833Aを積んだPA-833A(498,000円/台:奥)。それぞれキットあり。この、アンプにするには馬鹿らしいまでの管球のインパクトが好きだ。

ヒノオーディオ
<ヒノオーディオ>

JBLパラゴンミニも発売しているヒノオーディオのハーツフィールドのミニ。ミニとはいっても隣のCDプレーヤーと比べてもわかるとおり、昨今の中型以上の大きさがあります。秋葉原の店舗は実に面白いところなので、ダイナミックオーディオあたりに飽きたら、是非訪れるべし。

テクソル
<テクソル>

○○専用という言葉にはなんでこんなに惹かれるものがあるんでしょう。これは英国ドラゴンテール社の真空管アンプ専用ケーブル。エントリーモデルのレッド・ドラゴンテール/1m pairは13,650円、最高級のシルバー・ドラゴンテール/1m pairは120,750円。スピーカーケーブルもあり。

サンバレー
<サンバレー>

これまでもafuturaに書いてきたけれど、いつかは欲しい6C33CBアンプ。音とかそういう問題ではなく、これはもう意匠と憧れの問題。だから聴かず買いでもOKなのさ。サンバレーのSV-63は完成品238,000円とお手頃。デザインも普通でGOOD!

誠文堂新光社
<誠文堂新光社>

どこのフェアでもそうだけど出版社がバックナンバーやムック本を揃えて一斉展示してくれるのは非常にありがたい。オーディオ関係の書籍は本屋でも探しにくいだけに助かっています。早速「ジャズオーディオ・ウエイク・アップ/山口 孝」(2,600円)を購入。

サンハヤト
<サンハヤト>

真空管オーディオフェアは自作半分品だから、メーカー品とはいってもその“出来の良さ”というか外見にお金をかけているかどうかがクッキリと分かれます。これは出来のいい一品。直熱三極管2A3-40を使用したシングルアンプ Falcon M1(693,000円)です。

原田加工所
<原田加工所>

一ルームを構えた原田加工所。A&Vビレッジ誌でそのアンプが大絶賛されたおかげか、試聴室は大盛況でした。でも個人的には物欲に引っかかるものがなく、何がいいのかサッパリわからず。ただこのメーカーに寄らないけど、真空管アンプメーカーの良さは“みんな無難に聴ける”というところか^^?

山本音響工芸
<山本音響工芸>

流れるGerry Mulligan/Night Lightsとアルテックのユニット 604-8Kに惹かれて中央席に着席。604-8Kも一度は手に入れたいです。平面バッフルで試したい。YS-604(525,000円/本)は昨今のスピーカーに比べれば大ざっぱだけど、情報の全てを出すのがオーディオでもあるまいし、この張りのある音は貴重。

 つい写真を撮り忘れたので書いておきますが、聴いた5社の中で一番いいと感じたのは長谷弘工業の「バックロードホーンスピーカー」でした。やっぱり長岡鉄男氏のスーパースワンをリファレンスとしていた時代があるから、ああいう屈託のない音からは逃れられないのかもね^^


こういうやつね^^


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