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音処探訪

2001/09/10〜12「第7回真空管オーディオフェア

 真空管オーディオフェアに「一瞬だけ」いきました。なぜ一瞬か。その後になによりも大事な「修善寺クラブ」の開催があったからです。

会場 10時開場で、行ったのは10時10分。驚いたなあ、この人の数には。7月に同じ開場で行われたオーディオ・ワールド2001よりも3倍くらいの入りではないか? しかも10時半からの試聴室は満室、即売開場はそれを上回る人の数なんだから、これは驚きです。ナンナンダ、この熱気は? (写真は10時15分くらいの展示会場)

 会場にいたのは正味40分程度。じっくり聴いたものなど一つもないので、見た目だけで紹介しましょう。雰囲気だけ味わって下さい。

ベルエアー 最初はベルエアー・サウンドリサーチのアンプ群から。

 手前にあるのが845A級プッシュプルのモノラル・パワーアンプ「SX-802(定価120万円/台:出力管別)」です。このメーカー製品を置いてある店は少なくはないのですが、なかなか試聴の状況にはないのです。私の知っている中で簡単に聴けるのは秋葉原の秋葉原・ヤマギワ5Fリビナデュオかな。

 非常に心に染みる、それでいてリアルさを感じさせる再生音は結構素敵なんですけどねえ。
 極細ケーブルを推奨しているメーカーでもあります。

和光テクニカル 右写真はA&Vヴィレッジ誌で取り上げられて、最近特に有名になった和光テクニカルのパワーアンプ「WA-840SS(定価145,000円)」です。

 5Wという出力はさておくとして、いわゆる真空管特有の駆動力の高さは感じます。朗々と濃く鳴るのです。しかもホントかどうかわかりませんが、特性上は95kHzまで伸びているとのこと。
 ただ、私の好きな音かというと全然違いますね。それに明らかに上がある(足りないものがある)と感じさせますので、これを絶賛するというのもどうかという気もしますが。

 和光テクニカルは備品の展示も盛ん。これまた怪しい「エネルコ」とか、私も使っている「チタン・オーディオ・オイル」とかの販売もありました。

47研 真空管オーディオフェアとはいっても、クラフト・オーディオ協議会が主催なわけで、アンプの展示ばかりじゃないんですよ。真空管、スピーカーユニット、トランス、コネクターなど部品メーカーからアッセンブルメーカーまで、クラフト・オーディオを中心として、幅広い出展社が参加しているのです。

 47研究所はこのフェアには初参加じゃないかな? 写真中心は同社のCDトランスポート「ピットレーサー(定価200万円)」です。いつ見てもメカメカしくて格好いいですねえ。欲しいCDトランスポートってないでしょ。これは聴かずして、いいトランスポートだと思わせるものがあります。「形」は大事だねえ。

オンゾウ・ラボ サブ・ウーハーに注目が集まっているせいか、MFB(Motional Feed Back)システムの評価が高まっているように思います。海外のハイエンドメーカーでも採用されているのです。

 右写真はオンゾウ・ラボ製のMFBユニット「MFB-30W(定価125,000円/本)」です。口径は30cm、MFB周波数範囲は350Hzで、波形図を見ると350Hz以下が20Hz以下までフラットになっています。
 実際は10kgのデッドマスの付いたこのユニットを専用の箱に収め、それをMFBアダプターを用いて駆動するわけです。しかもこの回路が真空管式! 私の知る限り、世界で市販されている唯一の真空管式MFBシステムのように思います。ちなみにセット価格は1ペア 100万円也。

 MFBシステムは非常にSNが良いという「噂」です。中高域も組み合わせたフルセットも展示されていましたが、これは聴いてみたかったなア。

オーディオノート こういうフェアにマッチしているのか、いないのか、オーディオノートの製品です。銀線を用いた超高額商品で有名ですが、ここはいつも盛り上がっている素振りが見えません。オーディオ・ワールドの時もそうでした。

 左写真の製品は左から新製品の「X-4313」、後の同じに見える4つの箱はトランスとDACです。見た目からして、この4箱は驚くほど高価と言うことはなさそうですね。

MactoneExプロ デザイン性に富み始めた2社をご紹介。管が非常に熱くなるので、こういった囲みの意匠がいいのかという気もしますけどね。

 左がマックトンのステレオパワーアンプ「MW88(定価38万円)」。名前の通りKT88管をウルトラリニア接続にして内部抵抗を三極管並に下げたとのこと。音は聴いていません。

 右はExプロの12月発売予定のモノラルパワーアンプ。詳細不明。フォノイコライザーやヘッドホンアンプで名を上げた同社ですが、いよいよ大型アンプにも進出ですね。こちらも鳴らされておらず、聴いていません。

ウエルカム なにも今風のアンプばかりではないわけで、左のウエルカムのようなアンプもある(というか、こういう方が大多数)のです。
 これはEL34、300B、845を用いた845パラPP100Wパワーアンプのキット。84,500円と聞いて「安すぎるんじゃない?」と思いましたが、ソケット、真空管、CR類は含まれていないとのこと。そりゃそうだ。

 845や6C33CBを使ったアンプを一度は保有してみたいです。格好いいんだもの。発熱量が多すぎて購入を躊躇していたわけで、クーラーを部屋に入れた今となっては、少し前向きに検討してみてもいいんでないか。デザイン的に(特にシャーシ部の作りが)気に入らない機器が多いんですけどねえ。

 845といえば、EL34-UV845を用いた安価なキットで有名になったサンバレー(ザ・キット屋)の出展もありました。「SV-2」という125,000円のステレオパワーーアンプがそうです。
 実はこのフェアにも福引きがあります。当然のように当ててきましたよ。サンバレー商品の5%割引券です(旅行前に立ち寄ったので重いものでなくて良かった)。即購入という気はないんだけど、どうしましょうこの割引券・・・。


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