afutura オーディオ訪問録 〜サウンド「器」さん〜

2002/5/18「サウンド器でお買い物」

 この間書いた染め付け器の専門店「サウンド器」に行ってきました。地図で見て家から近そうだと判断、自転車で行ったんだけど・・・千里の坂の多さには閉口しました。これは日頃の運動不足には辛い。

WE555 お店はビルの半地下。土地柄もあってか、ミセス相手の器屋という性分か、まあ上品なこと。そして店の奥にはホームページにあったようなノーチラス800があるのかと思ったら、な、な、な、なんとウエスタンWE-13Aウッドホーンがっ! しかもWE-555(右写真) 1本でで再生されています。このマルチチャンネル華やかなりし昨今、モノラル再生です。しかもホーン一発のシングル再生ですからねえ。

WE-13A 両者とも管球王国などで見てはいましたが、実物は初めて。ウッドホーンは大きいです。元々劇場用だからでしょうが、高さは約170cm、ホーン開口部は155×110cmとのこと。
 WE-13Aなんていくらするかも知りませんし、WE-555 ドライバーにしたって一本30万円は下らないでしょう。ちなみに左の線画、サウンド器のホームページにあった店内の写真を拝借し、私が加工したものです。

 再生は47研のフラットフィッシュ → 是枝アンプ → ウエスタン 555+13Aウッドホーンという流れだと思います。

 妻が食器を見ている間、私はスピーカー前のイスに腰をかけました。丁度「Ella and Louis」(右写真)のCDが流れている最中。お世辞にも美声とは言えないサッチモと体躯に合わない美声のエラ・フィッツジェラルドが情感を込めて唄う、1956年録音のデュエット・ヴォーカルの傑作の名高き盤です。

 流れ出る音色(そう、音ではなく正に音色)はやさしく、聴きやすく、今時のオーディオ屋では全く耳にすることの出来ない暖かい、重く、存在感のある音です。ホーンで音が重い? 言葉の選択は適当でないかも知れませんが、やはり厚手で中身の詰まったような感じがするんですよ。これをナローレンジとは呼びたくないですね。ハイエンドの3次元的に微粒子をちりばめたような再生パターンとは全く違います。

 まあ、ここまで音楽に凝った器屋はないでしょう。居心地はいいですが、器を見もせずに音楽だけ聴きに来るのがはばかられるのが難点です。お茶の一杯でも有料にしてくれればいいのに!

 妻が食器を4点ほど買って帰りました。砥部焼でしょうか。なかなか品のいい焼き物皿とソバ猪口です。来週はこれに焼き魚でも乗せて食したいものです。


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