afutura オーディオ訪問録 〜kyrieさん〜

2003/12/01「プリを入れるか?」

 kyrie君の家は先月行ったばかりだから、だいたいの傾向はつかんでいたつもり。その感想は書いた通りで、それから外れるものではないっす。

AF01 今回新プリアンプであるマランツプロのAF01(右写真)が導入され(されてないけど。お金払ってないけど。買う気だけ、だけど。奥さんの説得まだだけど)、より濃い口になりましたなあ。空間表現が濃密で、それでいて飽和した感じがない。小部屋はそれなりに生きているんでしょうね。音量と情報量が同じなら空間が狭い方が音密度は高くなるのが道理です。反射音も多くなるしね(爆) それにちょっと実験した通り、もっと鋭い向きを好みなら、PHILIPS LHH900Rの電源ケーブルでも変えればよろしいかと^^。

 前回その再生はO崎家と似ていると書きました。確かに音像の立ち方やステレオイメージみたいな点は似ていますが、kyrie君のシステムは全体をとらえてから細部を表現する(精密感が後退しても全体のまとまりを重視する)、我が家は細部をとらえてから全体を表現する(空間と定位重視で再生空間全体は広い反面、冷たい)感じです。同じようなとろける口触りでも、カニみそとウニくらいの開きがあります。

 二対比較はしていないものの、AF01はPHILIPS LHHP700より個人的によい方向(再生音として格上の方向)ではなかろうかと思いました。定価で4倍高額なメリットはあるでしょう。(←再:お金払ってないけど。買う気だけ、だけど。奥さんの説得まだだけど)

 ワタシ自身機器選択の際、好みの範疇において

 音場が濃い > 音像が濃い
 余韻が長い >> 余韻はあっさり
 音楽がゆっくりと聞こえる > 音楽が早く聞こえる
 同じボリュームで音量が大きく聞こえる >>> 音量が小さく繊細に聞こえる
 音が遠くまで届く >> ニアフィールドに強い
 打音・打ち込み音の連打に強い > 弦音・吹音に強い

みたいなことを基準に機器を選んでいます。自分の感性に何が引っかかるかで、機器なんて選べばいいんです。

 ま、あえて言わせていただけりゃあ、

 高額なプリを導入しても、あんなちびっとしかボリュームが上げられないんじゃ、もったいねえだろ。

という一語につきますなあ。しかもパワーのボリュームだって全開じゃないじゃん(注:これは別にイイらしい)。ゲイン様が泣くぞ、ゲイン様がっ。元わんこそば大食い大会日本記録保持者のkyrieくんが調教師だけあって、身形はスマートなくせに大飯ぐらいで能率わりいんだよ(怒)。お、食事をすると(電気食らわせると)発熱し出すところまで似ているじゃねえか。

 そんなとこ見習わなくていいんだ。わかったか、マランツプロ!

 ちなみに同行者の感想。

<同行者A>

 kyrie君のシステムが鎮座する部屋はオーディオ専用。狭いながらも僕は快適な空間だと思いました。4度目の訪問ながらニューSPのSS30を聴かせてもらうのは初めて。

 以前あったパソコンも外に出され、その結果SP間が広がりセッティングも大分変わっていました。
 以前から部屋の響きは多めで特に低音が共振して回っちゃう印象のお部屋ですが、今回は後ろの押し入れトビラも開け放し、かなり改善された様子。

 部屋の関係で1人づつ入室しそれぞれは持ち寄ったソフトをじっくり聴く事ができました。

 まずは僕がオーディオシステムを聴く上でもっとも重要視している項目お話ししないといけません。

 それは”調教度”&”クオリティー”。(わからない人は自分で考えてください^^)

 使い手がどこまでシステムを調教し、いかにして機器のクオリティー&個性を引き出しているかと言う所にしか興味がありません。簡単に言えば”その人の使いこな術”をソフトをとおしてシステムから聴き取ろうする訳です。

 そういった意味を踏まえて今回のkyrieサウンドはイイ状態にあると思いました。細かい所にも気を配り良く調整された音。聴いていて音楽に浸れる空間であり、ソフトにベールがかかるようなストレスもありません。

 音の傾向は太めの中低域に歪み間を感じさせない高域、若干ウエットでリッチ。楽器一つ一つを鮮明に聴くというよりも全体的にまとまりのあるリラックスした音調だと感じました。

 しかし、新たに導入したSS30のポテンシャルを考えるとまだ先がありそうです。

 現在のシステムも調和が取れたいい状態ですが、例えば狙っているAF01を購入後、その後もう2台のPA01を導入したらSS30はどんな美声で鳴ってくれるのでしょう?

 そんな余地をまだまだ残した使いこなし甲斐のあるSPだと感じましたよ。^^
 全体的には良く調教されたイイ状態のkyrieシステム心地良かった!! あれなら誰に聴かせても恥ずかしくないと思いました。

 あの部屋で音楽に浸るプライベートタイム、ささやかではありますがさぞ居心地いい事でしょう。

 細かい調整でまだ好みの方向に振れそうですが、それよりも一気にアンプ追加とか思いきったやりかたがSS30使いとしては面白いんじゃないかとも思いました。^^

<同行者B>

 Kyrieサウンドですが、よかったでげすよ。
 わずかの時間でしたが、噂を聞いて想像していたほど狭くはなかったです。さすがに空気はよどんでましたけど・・・。

 O崎さんが「子スピに似た音の出方だ」といっていたのがわかりました。joao girbertがスピーカーの真ん中に少し出っ張って歌ってましたもん・・・。
 こういうのを聴くと、オイラのように機械は置きっ放し、出しっぱなしで吟味なしのオーナーに使われている機械がかわいそうになり、正直自分が情けなくなってきまし
 た。でも、性格ですからねー。(~_~メ)

  1. つるっとしている→産毛がなくざらついていない → Kyrieさん自作のガチガチ銀単線ACをはずしたら結構変化した
  2. 音が濃い → B&Wのスピーカーで粉っぽくないエスプレッソサウンドは初めて聴いた → SS30も聴いたのは初めて
    (Kyrie君談:私も「Nautilusとは違うのだよ、Nautilusとは!」って思ってます(^^)
  3. 照明が暗い → いつも本読みながら音楽を聴いているので、違和感あり → 老眼なのでCDのライナーを読むのもつらい^^
  4. 換気が悪い → 部屋の窓を開けたことがないのとのことなので、たまには外の空気も入れて風を通してあげてね→閉めっぱなしだと細かーいほこりがたまってしまい、気管支炎の原因にもなるとか

 というわけで、今日は関東人嫌いの奥様には会えなかったけど、今頃maranz proのプリを買っていいかせがんでいるんでしょうねー。^^

<同行者C>

 一聴して、スピーカーの存在が希薄な、スピーカー間にしっかりとステージが構築されているのが印象的でした。
 音の感じはウォームで中低域が厚め。とても安定感があります。自分の好みからするとJazzのベースなどはもう少し締めたいところですが、これは微調整の範囲。いくらでも調整可能なところでしょう。
個人的に一番重要視するピアノの音色は私の好みに非常に近いものでした。シンバルのカシ〜ンというところもかなりイイ感じに出ていると思います。
 矢野顕子のボーカルもいいぞ〜。ただこれはディスクの録音の良さもあるのかな(´ー`)

<同行者D>

 システム聴いて、ただ1点だけ。
 やっぱり、どこか(確か、ストリングスの低音部)で、ノーチラス独特の「紙くささ」を感じてしまいました。のびきれず、制御するような感じ。ノーチラス805の時も感じました。

 パワーとプリとのレベル調整を、再考した方がいいかも・・・。パワー全開にしなくてもいいけど、逆にパワー押さえて、プリの味をもっと出すとか、そっちの方かな??

 部屋の関係で1人づつ入室しそれぞれは持ち寄ったソフトをじっくり聴く事ができました。この診察室方式、いい方法でしたよね。なにせ一人ずつだから集中できる。他の人の意見に左右されません。

 さてさて、Kyrie宅システムですが、噂に聞くほど部屋は狭くないという意見多し。
 でも残念だなあ。もうafuturaに「狭い」を連呼してしまったので、狭いということにしておいてください。あ、Kyrieくん、HPとの整合性が取れないので、他の人が来るときはパソコンディスクを運び込んで部屋をもっと狭くしておくように。

kyrieさん宅


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