2000/12/30「Yoshii9」
昨日が今世紀最後の出社日。
自宅の引っ越しもそうだけど、会社の自分の荷物も新しい勤務先に超さないと行けないわけで、これがまた大変でした。普段の整理の悪さを棚に上げて、正直舐めきってました。まさか机一つで9時間もかかるとはねえ。
机の奥底をあさると、出てきてはいけない(存在してはならない)書類や懐かしの写真など出てくる出てくる・・・思い切ってバッサバッサと捨てると逆に取っておかないといけないものまで勢いで捨ててしまったりします。まあ、ここは潔く諦めましょう。
交通違反キップまで出てきました。このキップ、まだ若かりし頃、精算の時に領収書と間違えて添付し、事業部中の笑いものになったといういわく付きの一品です。良き思い出と共に葬り去りましょう。
片づけに手間取り、約束していた六本木のカレー屋さん「越路」のご主人とお会いしたのはもう20時過ぎた頃。
手ぶらで夜遅くにご自宅を訪問させていただいたにも係わらず、暖かく迎え入れていただきました。
眼前は壁一面のクラシックのCD、そしてソナス・ファベールのスピーカー「ガルネリ・オマージュ」、マッキントッシュの管球式アンプ「MC2000」、リンのCDアンプ、ノッティンガムのアナログプレーヤー、オーディオクラフトのフォノイコライザー、それにあの「Yoshii9」です。
ラインナップに年期を感じるでしょ。その通りの方でした。
専用のアンプを使わず、リンで聴いたYoshii9は極めて滑らかで音離れのよいものです。音の伸びに、昔自作でよく使った8cm径ユニット「FE83」の面影を感じます。
そして私はこのスピーカーを誤認していたことを悟りました。こんなに自然な定位があるとは思わなかったからです。オーディオエキスポで試聴したときの感想でも
「音の自然さ、離れの良さ、伸びやかさは長岡式バックロードにも通じるものがあります。(中略)ただこの音は私が聴くに上品すぎるんです。眠くなってしまいます。」
などとほざいています。
確かに音色は上品ですが、Yoshii9の後にガルネリを聴くと、似るはずのない我が家のAEに似ているという錯覚さえ起こします。音場の出来方というか、定位の立ち方というか、穏やかに伸び伸びと(適度な音量で)音楽を楽しむには格好のスピーカーのように思いました。
聴く場所によって受ける印象は違うもんだね。あの時感じた眠さなんて、今日は全く感じないよ!
ご主人には軽食を作っていただき、CDもお土産にもらい、JAZZカレンダーもいただいた上に、イタ飯屋でパスタまでご馳走になるという(我ながらタカリ屋のようだ^^;)図々しさでしたが、楽しい3時間でしたよ。クラシックという普段触れない音楽に触れるというのもいいもんですね。
そうだ、更に「越路」のカレーもいただいたんだ。感謝!感謝!感謝です。明日からは夫婦共々カレー三昧しよっと!