2004/02/18「5way」
間が悪いときはあります。今年に入りコージロさんにお誘いをうけること数回、ことごとく先約がありいろんな貴重なお誘いが流れてしまいました。今日は起死回生の一回。だけど、どうもぐずぐずと風邪が治らず体調が悪いのです。鼻が詰まっていると味がわからなくなるのは皆経験することですが、音もよくわからなくなります。鼻からの通気に比べたら鼓膜の振動なんて、比較にならないモンね。本当は五感が冴えてこそオーディオも楽しめるというものです。
それでも季節柄、風邪を引いたらどうしてもまずい人がご家族にいらっしゃたら、ご訪問を遠慮しようとは思ってました。
日曜日朝に確認の電話。とぅるるるっとぅるるるっ。ガチャッ。ありゃ、間違えてpippinechoesさんにかけてしまいました。予定外ですが、ご同行しましょうか。
吉祥寺でコージロさんと待ち合わせ。コージロさん、最近オンキョーのスピーカーを大幅改造、というかユニットのエッジがヘタリ気味だったとのことで、エンクロージャを残して、ユニットから何から総入れ替えしてしまったのです。改造よりももはやオリジナルです。(詳しくはコージロさんのサイトへどうぞ)
システムはこんな感じ。複雑です。他人は触れません。前回訪問からはスピーカー以外にも大きく代わりました。クレルのプリメインもありません。(前回と重なっているけど、いいよね)
- 【プリアンプ】
- LAXKIT A901-C +ボリューム変更 東京光音電波 4CP-2508-S
- (パッシブ仕様に変更・アンプも使えるようには成っている)
- 【パワーアンプ】
- LOWとHiは真空管アンプ2A3のシングル自作
出力管:高信頼管:Sylvania 2A3W(なかなか手に入らない珍しい球です)
初段管:6SN7GTY(STC/Breimer製)(2A3のドライバー管としては最高)
トランス:タンゴ
整流方式:ダイオード
出力:3W弱- MIDはマランツのモノラルアンプ Ma-5
- 【アナログシステム】
- ターンテーブル:
1)ガラード401+GRADO ELP2
2)ガラード ゼロ100+GRADO M+モノ楕円針
3)YAMAHA PX-2 リニアトラッキングターンテーブル+オルトフォン MC30Supreme
4)SONY PS-X60+グラドELP2
スケルトン・ガラード401
- 【デジタルシステム】
- CDプレーヤー(SACD)
Marantz SA-14(内部とトレー部分等に色々対策してあります)
- ライントランス プライトロントロイダルトランス PAT-4126-02
周波数特性(-3dB)0.5Hz-625KHz インピーダンス:2次側 600オーム
- DVDプレーヤー(DVD+SACDマルチ+DVDオーディオ)
Pionner DV-S747A(内部とトレー部分に色々対策してあります)
【メインスピーカー】
- ONKYO SC-770改 欧州向け輸出用3way(トールボーイスピーカー)
(ネットワークのコンデンサーをASC・BENNIC ・ERO・スタイロフレックス等に変更、内部配線材をオーグラインに変更)
- スーパーツイーター ヘッドフォンユニット流用品 200Ω?
- スーパーツイーター JBL2405(TATEMATU ONKOステンレスホーン) 8Ω 105dB 6500〜21,500Hz
- ツイーター DYNAUDIO D21/2 8Ω 91dB 3k-40k
- ミッド DYNAUDIO 17W75 8Ω 89dB 42-3.5k
- ウーハーETON Hexa 8-800/37 8インチ 120W 8Ω 89db 35-2000Hz
- ◎クロスオーバーポイントは上から約20K・18K・3Kと250Hzです。
- ※スピーカーボックスはバッフルを前面に新たに1枚追加している。
- 【サブウーハー】
- JAMO D6SUB
THX認定スピーカー、アンプ内蔵MFB型
ユニット 38cm×1
アンプ定格出力 400W
再生周波数帯域 28〜200Hz
感度レベル 98db(可変)
クロスオーバー周波数 40〜200Hz(可変)
位相調整 (可変)- 【電源タップ】
- SAEC TAP PLUS
流れ出る音楽。組まれて間もないユニット群にしてはまとまりがある、と言いたいところですが、音色はともかく、最初はどうにも音が左に流れるのです(カーブを受けているみたいに)。
バランスが崩れているのかも、とコージロさん、スピーカー背面をチョイチョイ。おお,だいぶ良くなりました。中央定位が微妙にラインを成す傾向はありますが、全体的には相当に改善されました。
というか、別スピーカーですから当然とはいえ、以前のコージロさんの音調と相当違うじゃん。世間と比較すればまだ穏やかなのかもしれませんが、どちらかといえばホーンのキャラが目立ち、音が立つようになってます。古内東子とか、ストーンズとか、最近のボーカルCDを聴けば、ラジオライクで耳障りな帯域(恐らく微妙なピーク)があるものの、アナログやアナログから落としたCD-Rではそれを感じませんでした。
心地よい昔のジャズに身を浸らせるpippinechoesさんとワタシ・・・コージロさんオススメのジェルを多用したスケルトン・ガラード401から流れる魅惑の各曲。お土産に持参したミルクスイートのチョコレートのようです(おっと、前回ご訪問の時は“ケーキでいえばちょっとミントをきかせた「クリームブリュレ」みたいな”と例えてました)。でも、眠い甘口じゃないな。これはミントがきいた目覚める甘口。
このシステム、ジョニー・ホッジスもドロシー・ダンドリッジも、新しすぎず、古すぎず、音楽を楽しめます。昨今のスピーカーではこれがなかなか難しく、古い録音やモノラルは鮮明さよりも不自然さの方が勝ってしまうことも多いのです。
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一通り音楽を楽しんだ後は、コージロ先生のサイト作成講座です(プロだからね)。どうしたら軽いサイトが作れるのか、写真が上手く処理できるのか、見やすくできるのか等々、タメになるテクニックの数々。私も誰に教わることなく我流でサイトを運営いしてますから、目から鱗のこと多し。早速今晩から実践してみましょう(afuは色使いを勉強なさいとの教えあり)。オーディオと一緒で、サイトだって小さなことの積み重ねが大きな結果を生むもんです。
今後に関してはコージロさんもすぐにやりたいことがあるご様子。まず、2A3アンプのパワーアップ(プッシュプル化、か)ですかね。音色は好みあれど、少し大きめで鳴らしたり、ボーカルやレンジの広い連打音ですぐにサチレーションを起こしてしまうのは使用上何かと大変かと。そうそう高能率のスピーカーでもないでしょうから、やはり最大出力2Wでは辛いものがあります。後はチョロチョロ手を加えるうちに気付いたら直っちゃったみたいなことばかりでしょう、きっと。