afutura オーディオ訪問録 〜Kenjyoさん〜

2002/11/26「AE2Signature+FM Acoustics」

AE2シグネチュア 初めて我が家以外のお宅でAE2Signatureに触れてきました。都内のKenjyoさん宅。オーディオ・フィジックのVirgo3を導入されて一ヶ月、お手持ちのAE2Signatureをわざわざ再セッティングしていただいたのです。

 私も来客のリクエストに応えて、ACケーブルを交換したりインシュレータを入れたりします。が、普通スピーカー周りはリクエスト程度ではいじりたくないんじゃないか? 私なんざ言うだけ言っておいて、今はスピーカーは1mmも動かしたくない^^; なのにkenjyoさん、サービス精神旺盛で、ピザを取っていただき、Virgo3 → AE2Signatureにチェンジしていただいたことに始まり、CDは自由に聴き放題、ジャンパーケーブルをわざわざ探してのシングルワイヤ VS. バイワイヤの比較、挙げ句の果てには美味しい天そばまでごちそうしてくださったのです。

 たかりに行ったみたいだ。

 お手持ちのVirgo3、何と東京インターナショナルオーディオショウでスキャンテックブースで美音を奏でていた、それそのものとのこと。大きな傷もないので格安で導入しました、と笑っていらっしゃいましたが、そりゃいい音でしょう。あのブースでもよかったもん。
 ショウの報告で、こんなこと書いてます。

 今回のメインスピーカーは「VIRGO3」(90万円/ペア)でしたが、これも素晴らしい。今回のフェア、100万円以下のスピーカーの注目はB&Wの「シグネチュア805」に集まると思いますが、これは目立たぬ逸品といっていいと思いますよ。私ならこちらを買います。

 私も見る目があったかな^^

kenjyoさん宅 kenjyoさんのラインナップはこちら。ビビるぞ。

スピーカー:アコースティック・エナジー AE2Signature(普段はオーディオフィジックVirgo3)
パワーアンプ:FMアコースティクス FM411
プリアンプ:FMアコースティクス FM255
DAC:ワディア WADIA27iX
CDトランスポート:スチューダ D730

 AEもしばらく鳴らしていなかったためか、最初こそ音の粒立ちが大きい、口元も大きいAEらしからぬ音でしたが、20分も鳴らせば、なんのなんの。6畳間とは思えぬ舞台が展開されます。セッティング状況からして奥行き感は浅いのですが、それを補う天井への調べ、そして広がり! 自分の家以外で初めて壁抜けのマジック=スピーカー外定位を味わいました(← 私は東京に越してきてからは未だ再現できず;;)。
 同じスピーカーだと試聴をしてもスッと馴染めますねえ。

FM255 kenjyoさん宅のAE2SignatureはロットNo.からして私とほぼ同時期の製品です。恐らく昔はもっと鋭い、無駄のない、そして締まりきったスピーカーだったと思いますが、5〜6年の使用でいい具合に熟成が進んでます。鋭さが後退して厚みが出てきているのです。それでいて締まった低音は印象変わらず。我が家も同様。使い手と同じ、壮年の魅力か?

 年とともに成長する、いいスピーカーですなあ。買った当時は1台35万円の小型スピーカーなんてナンセンスといってもいい存在でしたが、今思えばこういうのが「いい買い物」なんでしょう。歳月という波に全く負けないのですから。

FM411 FMアコースティクスの印象。プロ用機というイメージから、ゴリゴリ、ガンガンなのかと思いきや、馬力はあるものの楽曲に対しても器用なアンプであると思いました。Ayreと比べると、Ayreの方が単機能チック。刃物ならば、FMアコースティクスは中華包丁、Ayreは柳刃包丁みたい。そりゃ、中華包丁の方がレンジが広い(?)と思いますが、それが柳刃包丁の代わりをするわけじゃないもんね。わたしゃ、Ayreで満足してます^^

 kenjyoさんもVirgo3を使い出せばAE2sigの出番は減るでしょうし、定位を兼ね備えたVirgo3の低音感はそりゃ捨てがたい。スピーカーそのものの持つエネルギーはVirgo3が上回っています。いいねえ、スピーカーが二組ある生活。


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