2004/10/28「大阪にアホを見た」
その呼び出しは会社帰りに。もっとラフな恰好で訪れたかったのに、スーツのままワタシは病院にいました。
裏口から入り、新生児室の前に腰を下ろします。19時半の予定よりも少し延びているようです。あわただしいような、そうでないような、そんな落ち着かない雰囲気の中、待つこと30分。看護士さんの「生まれましたよ」という声にワタシは顔を上げました。。。
大阪のごんた先生宅へ行ってきました。前回訪問時にごんた先生、壮大な計画を胸にしていたのですが、しばらく前にそれが完成。そして今回はそれを上回るアホっぷりを見せつけてくれたのです。
前回はパラゴン「大変よくできました」、4350「がんばりましょう」みたいな感じでしたが、どうしてどうして。4350も「よくできました」くらいにはレベルアップしてます。上をクレル、下をマッキンで駆動しているので「下が遅い」というようなことを自己申告してましたが、ワタシはそういうのよくわからない。スピード感の違いは意識しないと気にならないんです。
そんなことよりも大事なこと。ごんたシステムはオーディオ的に考えれば“音がいいわけじゃない”。その代わり、音楽に対して“前ノリ”できるという最大の長所を持ち合わせています。4350で最初にかかったのは竹内まりやでしたが、(ごんた先生が中座したこともあって)一緒に唄ってましたもん。鼻歌だって歌わないのに、口ずさんじゃうんですよ。これ、すごいでしょ。聴くのではなく、体感するのでもない、同調<<SYNCHRO>>するオーディオがここにありました。
で、そんなJBL4350とパラゴンの他に・・・ごんた先生、別棟にこんなホールを建てちゃった! 俺なんて家も買えないのに、家も買えないのに、家も買えないのに・・・ホールかよ〜〜〜!
150 inchのスクリーン脇に鎮座ましますのはJBLエベレストでございます m(_ _)m ということは、ごんた先生、JBL4350とJBL D44000パラゴンとJBL D55000エベレストをお持ちだと・・・スゲー! そのエベレストが大きさを感じないんだから、なおすごいですな。
エベレストって昔(ホントに昔、10代の頃)憧れとして、すんごく欲しかったことがあります。1985年発売だったと思いますが、当時のオーディオ雑誌だと世界最高峰のスピーカーは文字通り、この“エベレスト”だったかと。持ってる人いるんだねぇ。でも聴く機会なし。当時どこに行けばJBLやKrellがあるかなんてわからなかったもん。
ちなみにリアはJBL4430。これで4chサラウンドをしているわけ。
憧れのエベレストの音そのものはね、どうなんでしょう(爆)
この巨艦を駆動するにはアンプ系(ソニーでしたっけ?)が弱そうです。まぁ、入れられたばかりでしょうし、客人がカリカリ聴くこともないでしょう。というかね、このホールでクイーンのライブとか、スマップのライブを見たんですよ。そうすると、大画面に圧倒されてしまって、いつも聴くようなオーディオ的な聴き方なんてできないですよ。音色や勢いはともかく、ピンポイントの定位とか奥行き感なんて無意味でしょ?
画面がないから感じられるんだもん。
スマップのDVD「MIJ(Made in Japan)」よかったなぁ、スマップ。なんかお金がかかってるし、スマップがなぜ人気があって、皆を魅了するパワーがあるのかがわかるような気がしました。
この段階で既に21時半。夕食も取らずに、新生児室の前で先生をお待ちしていたので、お腹ぺこぺこです。何か食べに行こうじゃないですか。
名残惜しくも、ホールを後にし、先生の高級外車の後部座席に腰を下ろしました。(← 先生運転手状態)
ご「ヨハネスさん、ご存じでしょ。一緒に食事しましょう」
O「えぇ、喜んで。DWs'の真鶴集会の時(afutura未掲載)にはお話できなかったし」
ご「ボク、彼の家によく行くんですよ」
O「近いんですか?」
ご「近いわけじゃないんですけどね。彼の家に部屋を借りているんです」
O「はぁ?」ご「彼のビルの3Fでマルチチャンネルやろうかと思って」
O「・・・あのぉ、ご自宅にホールもあるじゃないですか?」
ご「いやぁ、機材が入らないんですよ」
・・・アホや、この人( ̄▽ ̄;)
大阪在住時、ワタシもよく行った天神橋筋側にヨハネスビルはありました。そこでヨハネスさんと合流、空腹を満たした後は予期していなかった本日のメインイベント会場へ。
ぎゃはははあはふぁはははひははぁあはははひゃあぁぁははぁヽ(´▽`)/!
実際この部屋(このフロア、か?)に足を踏み入れたら、笑いしかでないと思いますわ。アホらしくって、こんな笑えるオーディオ久しぶりです。スピーカーはあってもマルチのセッティングはこれからだから、ステレオで音が出ましたよ。キンキンしてました。でもつまらないオーディオタームなんて吹き飛ぶような、おもしろさ。
そう、面白いんです。
この場にいることが。
これ、最高の持てなしじゃないですか。
ごんた先生、どうもホーンが気に入らなかったらしい。夜中の23時半からごんた先生&ヨハネス先生お二人でJBL2446HのホーンをJBL2380Aに付けかえ。みんな翌日も仕事あるんだから、こんな時間からやることじゃないんじゃないかな(爆) しかし、それが止められないのが、オーディオマニアの性なのだ。
いやぁ、素晴らしい。この二人、ニ神風雷拳のフウガとライガ(by 北斗神拳)、淤凜葡繻十六戦神の贅魅爾(by 魁!男塾)、人造人間17号と18号(by ドラゴンボールZ)のような息の合いっぷりです。素晴らしい。いや、面白い。
マランツのLDプレーヤー〜ソニーのプロ用アンプで音出しすると、確かにこちらの方が音色が決まってる。そして音がよく通る。コレで聴いた中島みゆきの「わかれうた」、階下の2階で聴いても非常によく音が伸びてます。やっぱり能率がいいということはものすごいメリットがあるんだねえ。
ここからどういう発展を見せるんだよぉ。楽しいなあ。機材はもう揃っているようですから、これからもヨハネスビルに通い詰めて、早いところ完成させてくださいまし。
「生まれました」の声を聞いてほどなく、看護士に促され若い父親はゆっくりと新生児室の中に入っていきました。一人残る長男とおぼしき子供。ごんた先生を待つためにそこにいる、背広を着てオーディオ雑誌を読む場違いなワタシは、ただその動きを見つめます。
嬉しそうな顔で戻ってくる父親。長男を抱きかかえ「○○、オマエにそっくりな男の子だぞ」。子供のいない自分としては初めて見るジンとした光景でした。
ごんた先生のところでは常に新しい息吹が生まれています。その喜びで仕事をされています。オーディオもそう。常に新しい命が吹き込まれているのです。嬉しいはずだ、楽しいはずだ^^