2003/1/10「ベルテック宅訪問」
まず最初にコレを読んでエキスを注入してください。
昨年の報告残しはいろいろあるけど、これもその一つ。鎌倉の超マイナーブランド、ベルテックへ会社を休んで行ってきました。12/12のこと。ハードユーザーであるAMOKさんとベルテックFC会長アイクさんが連れて行ってくれることになったのです。念願かなったり。
思えば3年前にダイナ新宿店からワイヤーワールドのデジタルケーブル「Gold Starlight III RCA」とベルテックのデジタルケーブル「DIGIEX 702」を借りたのが運のつき。デジタルケーブル、XLRバランス、タップ、コンセント、スピーカーケーブルと増え続け、大物はないながらも結構なユーザーになりました。
何にそんなに惹かれたのか。
なんか非常にストレートな感じがする。介在物なし。それがAEに非常にマッチするのです。
ただ、一回聴いてすぐ虜になったわけではありませんでした。基本的に単線構造で、引き回しに難があることが少なくないのです。妻には不評。
ベルテックは本当に普通の閑静な住宅地にありました。お部屋も普通の洋間です。ここが試聴場所兼作業所なんでしょうか。社長ご本人は饒舌・論客な阿藤快をイメージいただければよろしいかと^^
印象・感想は知人宛に出したメール内容が詳しい。引用します。まいあがった感じを察してもらえればありがたいです。あと、ご自身の考え方を私なりに解釈したことを書いただけで、当然ながら悪意は感じません。念のため。
【2002/12/12】
まず・・・
○○さん
××さんとりあえず、アポイントを取り付けて行ってみることをお薦めします。
あの、ギターを聴いたら、唸ります。>○○さん
あの、ピアノを聴いたら、唸ります。>××さん
△△君は大丈夫か? ○○家で「痛みを感じた」□□さんはたぶん音量的にも音質的にもキツイと思います。
オヤイデよりもPSオーディオのコンセントを選ぶ☆☆さんは想像するに微妙。@@さんが行ったら、3時間くらいノンストップでしゃべくり倒される可能性あり。AMOKさんが九州から出て来られたこともあり、O崎家、ダイナ5555 7F、そしてベルテックと同じCDを3箇所/日で聴くことができました。
一聴 O崎家、すんごいぬるい!
甘口とかそういうことではなくて、立ち上がりが鈍い・・・スピード感0ですね。ここは音が強烈だ!!!
ただ今「鮮烈」がテーマの私にとって、いい体験。AMOKさんが5555で聴いたB&Wノーチラスに「スピード感を感じない」という意味がようやっとわかりました。使い方が難しいですね、スピード感という単語。本日感じたベルテックの信念。
「ピアノが駄目ならすべて駄目」(← 最終的なキー楽器)
「素材がすべてに最優先する」(← 回路では素材の欠点をカバーできない)
「外せるものは抵抗一個でも外す」(← 機能以外でプリを使うなんて・・・)
「単線主義」(← より線のよい理由はない)
「最終的にはスピーカー」(← これが駄目だと話にならない)
「ディスクメディアは不完全」(← メーカーはわかっても対策しない)
【2002/12/13】
>お勤め御苦労さまでした。
仕事の影響が多々あり、電車の中、眠かったです。しかし、ベルテック現場で目覚めました。書いてないこといっぱいあるんです。忘れると思うので、追々振ってくださいな。
>おおざっぱで簡単に表現すれば、「実際、生の音ってのはもっと鮮度高え〜ぞ!!」ってな
>サウンド聴かされたんでしょうね。ベルテック曰く「全てを出せば、自然さは必然的に生まれる」です。だからこそスポイルする介在物は大嫌い。
ベルテック追加情報〜嫌いなものリスト
「オペアンプ」(← 全くなっていないらしい)
「スイッチング電源」(← 全くなっていないらしい)
「ネットワーク」(← 必要悪。ほとんどのスピーカー脱落)
「CDトランスポート」(← 必要悪の最たるものらしい)我が家のシステム紹介をしたとき、一番気になったのはワディアみたい。最上級機を含め、富士のすそ野のような広がりがなく、音がとぎれるとのこと(これは同意できないこともない)。そしてこれがわからないこと自体に問題あり、との判断です。
エアーは身びいきながら意外に好評の様子。どちらも中身が簡単で、電源部が充実し、ベルテックオリジナルの8chアンプもK1Xと同じような機械的ボリューム連動を行っているからでしょうか。ただ、NFB反対派ではない印象でした。
ま、文章にするとこんな感じですが、語り口は大人です。人に不快感を与えるしゃべり方ではないです。
しかし、あの鮮度は最高級だと思いますよ。マジで。
今見返すと「強烈」とか「鮮度」とか、自分が重視することしか書いてない^^; セッティングが完璧という印象がない割には、エネルギッシュだし、男性的。しなを作って媚びをうるイメージ全くなし。根本的なレベル高し。音量は確かに大きいのですが、これまた快感、快感。
でも、マイナーブランドのありがたさで、市場製品に比べると一般受けしない極端な印象も。厳しいもん。嫌いだという人は当然いるでしょうねえ・・・。
ベル宅へうかがったのは15時半過ぎ、7時間近くほど一緒におり、夕食もごちそうになって来ました。社長家を出たのは我が家から1時間半以上かかるのに23時前・・・翌日も会社なのに。
私はユーザーだから当然かもしれませんが、それ以外にも嗜好に共通点があり、立ち去りがたかったですねえ。山のようなネタも入手し、その話の流れで試作品RCAケーブルが我が家に来たわけ。会社を休んで行った甲斐ありです。実にいい刺激になりました。