afutura オーディオ訪問録 〜ベルテックFC会長さん〜

2002/10/28「ベルテック・ファンクラブ会長宅訪問」

 まず最初にコレを読んでエキスを注入してください。

ベルテック・ファンクラブ 先日脱臼した腕を吊りつつ、ベルテック・ファンクラブ会長 アイクさん宅をひゃおさんと共に訪問してきました。8月に東京の下町に越してきてからお誘いを受けていたのですが、なかなか環境が落ち着かず、結局の10月末です。
 我が家から会長宅までは近かった。ドア to ドアで45分くらいでしょうか。

 会長宅で、初めてベルテックアンプからDACから、ベルテック改造DVD機から、NF-1改までのフルセット(おっと、ケーブル類もですね)に触れてきました。ベルテック製DACもアンプも知ってはいましたが(そしてDACは各方面から購入を勧められたりしましたが)、見るのも初めて。フォステクスから発表されたニアフィールドモニターNF-1に使われているHP型ウーハーですが、この基本理論を発明したのがベルテックなんですよ。特注品も含め、ケーブルも総額は高そ〜。50万円デジタルケーブルも久しぶりに見ました。

ベルテック・ファンクラブ 気付けば我が家も、コンセント、タップ、ACケーブル、バランスケーブル、デジタルケーブル、スピーカーケーブル(これだけは東京に越してから長さがどうにもならず休眠中)とベルテック製品がありますので、立派なユーザー(?)と言ってもいいでしょう。

 アイクさんのお話をうかがうと、これまで使ってきたスピーカーはヤマハNS1000M 、ボーズ、フォステクス(長岡式スワン)とのこと。私もNS200M、111AD、スーパースワンと同じような軌跡をたどって今にたどり着いていますので、聴く音楽は違えど一脈通じる何かは似ているのかも。 スピーカーは小型が良いという意見も同じです。

 モニタースピーカーNF-1改の性格からか、音そのものはスピーカーに近づく程良い。ただ私はお勧め位置のやや後方に席を取りました。これは私自身の好みの問題です。

 いろいろ聴かせていただた感想を一言で言えば、「オンマイク気味のすんごい自然な音」。聴きながら寝てしまうというお話でしたが、そうでしょう、そうでしょう。我が家も眠りを誘うその傾向があり、ユーロビートでも爆睡してしまったりします。「聴きながら眠ってください」というコピーを使ったメーカーもありましたが、「眠い音」はいいイメージには捕らえにくいはず(ホントは「眠れる」と「眠い」は全然違うものです)。聴くものがJazz/Rock系で、切れと締りを重視するの私のシステムではそれがいいこととはあまり思っていませんが、「ところ変われば」ですね。怒濤のα波。

 ベルテックケーブルを一本だけシステムに入れたりすると、いきなり下半身の締まった筋肉質になるので、フルシステムではそれが強調されボディ・ビルダー的になるのかと思いきや(私自身はそれも嫌いではないですが)、違いました。筋肉は筋肉でもエクササイズで無理なく絞ったような無駄のなさ。過度に腹筋が割れていない。太腿が太くならない。首が美しく細い。

 低域にも高域にも実体という重さがありますので、力が入っていないようで、適度な緊張がある感じ。霞たなびくような音ではありません。それでいて微妙な余韻が立ち消えになる感じはないので、これは各機器の相乗効果が相まっているのでしょう。そうでないとクラシック愛好のアイクさんの耳にかなうとは思えません(私がクラシックを聴かないので、ホールトーンとか楽器そのものの奏でる余韻の感受性が薄いんです)。

 やっぱ、ベルテックですなあ。

ベルテック・ファンクラブ さて、悪人モードでのあらさがし試聴感想。
 モニタースピーカーとしてはチト珍しいのかも、全曲共通して薄暗さを感じます。視覚的に例えるならば、白い光の蛍光灯ではなく、裸電球的なそれです(ただしW数高し)。電球にはその各の種類にそれぞれ目的があるように、この見え方にはアイクさんの選曲の趣味が反映されていると思いました。食べ物を美味しく見せるならば、暖かく自然光に近い印象のある白熱球、仕事をするならば文字がくっきりと見える蛍光灯・・・個人的にはもっと蛍光灯的な冷たさが欲しい。我が家のスピーカーはAEですからね。そのシステムが個性を持つ、そして使いこなすほど、ソフトが好みという名のキャラを纏うのは致し方ないでしょう。
 あと、これはアイクさんが求めていらっしゃるかどうかは別にして、スピーカー位置をもっと前に出せば、音場が×2くらいに広がるはず。音質よりも音場マニアとしてはなんとももったいない感じ。

 ベルテック製品そのものについても、ハードはさっぱりわからないものの、ことケーブルに関してはHPにもあるとおり、線材そのものに秘密があるそう。
 ACケーブルを、構造を含めそっくりコピーして(大胆な!)聴いてみましたけれど、価格差を考えれば大健闘しているものの、やっぱり違いますもん(← あたりまえ!)。帰り道にひゃおさんと話したのですが、長嶋茂男とプリティ長嶋みたいなもんです。「ベルテック(長嶋)がホントはいいんだけど、価格的(ギャラ)な事で買えない(よべない)んだよね〜」って時にプリティに需要がある。笑えるし^^

 アイクさんに機会を作っていただき、ベルテック社長さんともTelでお話をしました。今度おうかがいさせていただくつもりです。やっぱり総本山を見てみたいですからね。


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