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その他のシステム関連

ジルコンサンド

ジルコンサンド オーディオアクセサリー誌では有名な、極めて流動性の高いベージュ色の細かな砂粒。比重が4.7と重く、無磁性の上、絶縁体である。極めて制振性が高く、スピーカースタンドの内部に入れたりして使用する。

 コイズミ無線有限会社で取り扱いがある。5kg 2,000円、25kg 6,500円で、大量に買うとお得だが、余ると始末に負えないぞ、きっと。25kgを宅配すると、都内でも1,700円はかかるので注意。

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Spase &Time NEXA-8N
PA: Ayre V1
ICcable: Belltech901
PreA: Ayre K1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Belltech702
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Queen / Sheer Heart Attack
l'Orchestre Contrebases / Bass, Bass, Bass, Bass, Bass and Bass

 評論家の江川三郎氏によって、にわかに有名になった制振性の高い砂。ホントに細かく、密閉性の悪いところに詰めようとすると、悲惨なことになるので注意。

 AE2Signatureのスピーカースタンド内に詰めようかと思い、5kgを購入したものの、いざとなって今ひとつ工作精度に(密閉性に)疑問を感じ、チャレンジできなかった。スタンド内にはもう鉛粒が入っているし、それを掻き出して試すのもなあ。ただ、鉛粒の隙間など余裕で埋まると思う。めったやたらに重くなることは覚悟しないといけない。
 AE2の専用スタンドは非常に気に入っている。ノーマルで使っても特別の不満はない。ただ、これだけ重いスタンドでも、ロックの激しいリズムやベースの低音では、手で触れるとわずかながら振動を関知できる。ジルコンサンドを用いてこの振動を軽減できないか。スタンド内にサンドを入れずに・・・。

 そこで思いついたのが、インシュレータ。ジルコンサンドをスタンド内に入れても、当然 下に沈むためスピーカーからの直接の振動(スタンド天板の振動)は止められない。インシュレータとしてその場で軽減させてしまうのがいいに違いない。

 スーパーの入口にあるビニールの傘袋(この梅雨の時期、手に入れるのは非常に簡単)を二重にし、ジルコンサンド500gを入れ、傘袋を折り返し、10cm角程のジルコンサンドの菱餅のようなものを作る。この時、傘袋内の空気を良く抜き、漏れてこないようにテープ止めするのがコツだ。

ジルコンサンド 後はこれを右写真のようにスタンド上部に敷くだけ。我が家では他4個のHB35B(J1 Project)でスピーカーを受けているので、ジルコンサンド袋を含め、加重が均一にかかるように調整した。つまり変形の5点支持にしたわけだ。ジルコンサンド袋の形(高さ)は砂だけにいかようにも変えられるので、さほど難しい作業ではない。

 早速、音出し。外も雨だし、クイーン「Sheer Heart Attack」から1曲目の「ブライトン・ロック」を大音量でかけてみる。ジルコンサンドの効き目や如何に。
 確かにスタンドを手で触れると、ジルコンサンド袋のある方が、手に伝わる振動が減っている。が、曲を聴くと期待したほどの変化がない。曲が忙しすぎたかな?

 2曲目の著名曲「キラー・クイーン」ではどうか。
 これはいいかも。制振効果で響きが減るのではなく、むしろ余韻が漂う感じだ。フレディのボーカルもブライアンのギターも伸びに差が出てくる。試しに右スピーカーだけジルコンサンド袋を外してみると、左スピーカーの伸びが良いため、定位が左に引っ張られるような印象も受ける。
 この後、袋を入れたり外したり、曲を変えて試聴したが概ね同じ印象だ。
 もしかして、ジルコンサンド袋だけでスピーカーを支えるともっと良いかも、と思わないこともないが、私は外見重視のため、多分試すことはないだろう。

(2000/07/03記)

試聴システム
同上

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 自由に形を変えられて、見事に振動が取れるジルコンサンド。今回はその利用法の一例をご紹介。

 パワーアンプのAyre V1の放熱フィンが鳴きやすいことはどこかに書いた。それが再生音に影響しているわけでもないが、アキュフェーズやクレルのような対策をした製品を見ていると、大丈夫かなと思うのも事実。フィンには今まで色々なものを乗せてみたけれど、高さが微妙に違うのか、なかなか均一に響きを押さえることが出来なかった。強く押さえる必要はないので、一枚一枚のフィンに触れてくれればいいのだが・・・ということでジルコンサンドの登場。ガムテープを貼っても響きは治まるが、オーディオ機器にガムテープというのは私の美的感覚が許さない。

 当初、スーパーの入口にあるビニールの傘袋にジルコンサンドを350g詰めて、フィンの上に置いてみた。実は効果はこれで十分。ただ見た目がねえ。ジルコン筒
 傘袋に代わる適当な大きさと柔らかさを持つ袋が見あたらず、少々悩んだが、新聞紙で袋を作ってしまえばいいことに気がついた。新聞紙を二重にして筒を作り、底をテープ止め、この中にジルコンサンドを適当量詰め、封をすればよい。

 早速 フィンに乗せてみよう。ジルコン筒は上手い具合にフィンの一枚一枚に触れ、フィンを指で弾いても余韻は残らない。いい感じ^^。
 音の変化はどうか。実はあると言えばある、ないと言えばない、という極めて微妙なところ。妻に聴かせたら、絶対にないというだろう。ただ、ポップスなどは音量を上げたときに耳につくところがなくなったような・・・ま、いいか。このままで。
 アンプの放熱を妨げることはないが、ジルコン筒はだいぶ熱くなる。外装が新聞紙とはいえ、当然アンプが火を噴かない限り、着火はしないので念のため。

(2000/08/14記)

 → 聴き込んでみると、フィンの制振は結構な効果がある気がする。それは音量を下げたときにSNが上がったように感じることがあるからだ。ただ如何せん見た目がいまいちでねえ・・・結局止めてしまった。もう少し考えます。

(2000/10/02記)

試聴システム
同上

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 ジルコンサンドを5kgを購入したものの、3kgほど余っていた。そのまま置いていても、見た目の悪いただの重しにしかならないので、勇気を持って、当初の予定通りスピーカースタンド内に注入することに。スタンドの工作精度というか、密閉性は7/3にも書いたとおり、大疑問なんだけどなあ。ジルコンサンドがスタンドから漏れだしたら悲劇としか言いようがない。ただ、ビニール袋にくるんで入れるというようなことは性に合わないんだよね。

 それでもやりだせば止まらない。片側スタンドに1.5kgずつを注入した。既に中に入れてあった鉛粒に上乗せしたわけだが、アッという間に、粒の間に吸い込まれていく。いかに隙間が多いかよくわかる。
 気分的にはいいが、音色の変化は感じられない。元々20kg以上ある片側スタンドに1.5kgずつでは少ないのだろう。もう10kgずつは余裕で入りそうだが、すぐにそれを行うべきかどうかは悩むところだ。今のところジルコンサンドは漏れだしていないけどね。

(2000/09/17記)

 → AEのスタンドからは少しずつだが、ジルコンサンドが漏れだしてくる事が判明。やらない方がよい。(手遅れのいないことを祈る!)

(2000/10/02記)

 

 タップ「UN-AC1」の中に詰めてみた。詳細はこちら

(2001/02/12記)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: BelltechSP201
PA: Ayre V1X
ICcable: Diamond3
PreA: Ayre K1X
ICcable: Belltech901
DAC: Wadia15i
Dcable: Wadia15付属STケーブル
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 タップ内にジルコンサンドを詰めるときに使った、台所用(文具用)チャック付き袋は非常に便利。大きさも様々あるし、買いに出なくても、各家庭の台所にはあるのではないだろうか。
 袋の半分ほどにジルコンサンドを詰め、空気を抜いて薄く伸ばせば、手軽な制振板の出来上がりだ。

ジルコンサンド Pタイルの代わりにアンプの天板に乗せてみよう。
 手で天板を弾いた感じでは制振効果は同じくらい。見た目は天板が黒いのだから黒いPタイルの方がはるかにキレイだ(目立たない)。
 音の差は両者とも極めて小さい(気のせいの範疇だね)。ジルコンサンドの方がシンバルが強調され、ピアノが幾分堅めになる程度である。ただ、振動モードが代わるせいか、元々わずかなアンプ自体の音(トランス音)が極めて静かになる。天板に跳ね返る音が綺麗に抑えられるからだろう。トランスのあるやや前方の天板に置くのがベストの様子。

ジルコンサンド CDトランスポートの上はどうか(右写真)。ジルコンサンドの色とシャンペンゴールドの色が似ているため、思ったよりも目立たない。
 P2Sは筐体が小さく高剛性なので、ただ天板に置いただけでは全く効果を発揮しない。中央よりも正面よりがベストだが、これもその音の差は大きくない。しかし、これも機械音(回転音)は若干抑えられるのだ。手元にトランスポートを置くようにしたので、たとえわずかでもこれはありがたい。

 ちなみにスピーカー上に置くと・・・全く差はわからなかった。量の問題もあるのかもしれない。

(2001/02/17記)

試聴システム
同上

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 チャック付き袋は厚さも自在。形も変えられるから、どんなものの上にも乗せられる。
 スピーカー上に乗せても効果がわからなかったのは、AE2Signatureの振動対策がうまくいっている証拠だと勝手に自賛した。
 ではAE2Signatureで一番弱いところはどこか・・・エンクロージャの厚さからいってもそれはターミナル部分に違いない。ジルコンサンド

 ジルコンサンド袋を丸めてターミナル部分に挟み込んでみると・・・これは効く!   SN、解像度、音場感、全てが向上した。特にSN。月並みだけど、スッとノイズレベルが下がったような気がする。だいたい何かが良いと何かが悪くなるというのが普通なので、こういうことは珍しい。ちょっとビックリした。
 高域と低域の端子の間に挟み込んだだけでこの効果。もう少し大げさにやってみてもいいかな、と思っている。

(2001/02/18記)

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