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その他のシステム関連

大川ウイング S101(大川工芸) 大川ウイング オーディオアクセサリー誌やA&Vヴィレッジ誌でおなじみの板振動を利用した低域の吸振・吸音器。特殊三角形の薄板が20Hzから250Hzまでの広帯域で共振、運動エネルギーを熱エネルギーに変換、振動を抑制するとのこと。スピーカーキャビネットやプレーヤーなどの最も振動の大きいところに固定する。
 実売4,000円くらい。ちょっと高級品(ベースに黒檀使用)のS103もある
試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: M2.4S
PA: Ayre V1
ICcable: A2050
PreA: Ayre K1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Wonderlink1
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s
試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection
l'Orchestre Contrebases / Bass,
Bass, Bass, Bass, Bass and Bass
Bill Evans / Waltz for Dibby

 AE2Signatureは振動板以外は動かさないと言うハード指向のスピーカーである。が、それでも一定音量以上になれば、手で触ってエンクロージャの振動を感じることができる。
 で、なに貼ればなにか良くなる気がして購入。それも2ヶ月近く悩んでのことだ。買ってから貼り付けるあるいはネジ止めする製品だということを知った(今考えれば当たり前だよな)。

 天板に乗せてみても何も変わらない。結局裏バッフルに貼り付けた。
 結果。実は通常音量ではあまり変化がない。変化があるのはだいぶ音量を上げてからだ(エンクロージャが震えだしてから?)。うるさく感じられる音量が上がり、ワイドレンジになったような気がする。

 付属の説明書にはスイートスポットの見つけ方が書いてある。「ウーハーのそばに耳を近づけてスピーカーボックスのあちらこちらを叩いてみて探します。ユニット回りがヴイーンと一番大きな音で共振する点を見つけてそこに貼ってやるだけです。一カ所とは限りません。」 これがAEでは(どこもコチコチで)わからない。大川ウイングが悪いのではなくAEとの相性がよろしくないようだ。きっともっと口径が大きいか、薄いエンクロージャのほうが効果が大きいのだろう。通常音量で変化が感じられないのはソフトのせいかもしれない。しばらく聴き込んでみよう。

(1999/08/02記)

試聴システム
上記システムの
ICcable: A2050をBelltech901に変更
試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 結局AEに貼った大川ウイングは直ぐに撤去となった。音の変化はともかく「オーディオに対する美的感覚」が裏バッフルとはいえ、ウイングを貼っておくのを良しとしなかったのだ。
 アンプの天板に乗せてみたりもしたが、これも余り変化が感じられない。4個使ってインシュレータにしたら良さそうな気もするけど・・・。
 いきなりお払い箱か? う〜ん。

(1999/08/15記)

試聴システム
同上

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
l'Orchestre Contrebases / Bass,
Bass, Bass, Bass, Bass and Bass
Vino Rosso / Bass & Bass

 大川ウイングの意外な活用方法が見つかったのはDG28で音場補正を行っているときだった。
 正弦波スイープしていくと、100Hzから250Hzあたりで定在波からか、ビリつきとまではいかないが、共振する箇所がある。
 それはスピーカー間の窓。古い社宅なので壁が厚いのはいいのだが、窓は薄いし、窓枠もしっかり固定されているわけではない。ガタをなくすのが最良だろう。ただ社宅の身、勝手な変更はできない・・・。
 で、窓の中央部に大川ウイングを貼り付けてみた。ソフトは低音の豊かなベースとフュージョン。
 余計な振動を減らすと余韻も減るのかと思いきや、そうではない。響きは滑らかに、そしてワイドに聞こえる。かぶりつきで聴いているように生っぽいのだ。スピーカー自体に貼り付けるよりも効果が高いとは面白いものだ。

(1999/10/02記)

試聴システム
同上

Tekna Sonic Audio Advisorのカタログを見ていたら、「Tekna Sonic」というスーパーウーハー(スピーカー)に貼り付け、余計な振動をとる」という商品があった。大川ウイングと同様の商品と思う。
 Vibration Energy → Energy Absorber → Heat というのは大川ウイングだけではなく、インシュレータもアンダーボードも同様の発想の製品が少なくないようだ。

(1999/10/04記)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: BelltechSP201
PA: Ayre V1X
ICcable: Diamond3
PreA: Ayre K1X
ICcable: Belltech901
DAC: Wadia15i
Dcable: Apogee wildeye
EQ: DG28
Dcable: Belltech702
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 大阪のアパートの洋間に変わってから、床への振動の伝わりが大きく感じられる(特にDG28を使って低音ドーピングしたとき)。いろいろ試してみたが、振動の伝わりを避ける意味で合格点を出せる手段はなかった。床の弱さが根本的な原因とはいえ、下階への影響は心配だ。
 そこで大阪に来てから用なしだった大川ウイングの再登場。スピーカー本体に貼り付けるのはいやなので、スタンドの底板に貼ることとした。

 結果は効果があったとは言い難いもの。再生音の変化は、あるような ないような微妙なライン。少なくとも目で見てもウイングを触ってみても、何かあったか?という感じだ。根本的な解決策にはなりそうもない。
 「特殊三角形の薄板が20Hzから250Hzまでの広帯域で共振、運動エネルギーを熱エネルギーに変換、振動を抑制する」という売りが文句が今回こそ生かせると思ったんだけどなあ。

(2001/08/10記)

→ 売却しました。(2001)

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