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インシュレーター

弁慶ベース(アイアンAA) 弁慶ベース ネズミ鋳鉄の押し出し材で、構造で振動が散る形状となっている。中央にピンポイントを支えるため凹みがあり、凹みの形状はボール型。スパイクベースとして使用が一般的だろう。色は青で結構渋い。
 直径60mmX厚み20mm 重量380gだが、1個500円(税別)と この手の商品にしては目茶安だ。厚み30mmのタイプ(1個650円)もある。店頭ではお目にかかれないので、注文はIron AAまで。
試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: BelltechSP201
PA: Ayre V1
ICcable: Belltech901
PreA: Ayre K1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Belltech702
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection
Dai Niioka / Algum

 オーディオ用と銘打つだけで、3倍に値段が跳ね上がる商品が多い中、この価格は良心的。手に持つとずっしりと重く、効果を予感させる。
 前々から、エアーのパワーアンプ V1にインシュレータを咬ましてみたかった。ところが適当な高さを持つものがなかったんだよね(買えばいいんだけど高くて、さ)。しかも単に既存の足を避けて四隅に置くのではなく・・・。

 V1の筐体をひっくり返すと、大きな3本のボルトが出ている。実はそれがわかりやすいことにトランス(つまり振動源かつ重量源)を支えるボルトなのだ。このボルトにインシュレータを直置きしたかったわけ。ゴールドムンドのいう、メカニカルグランディング(だっけ?)だ。ゴールドムンドの過去のアンプもトランスの下にスパイクを出していたはず。
 ボルト位置がちょうど20cm間隔ほどの三角形なのも3点支持に好都合だし、弁慶ベースの凹部がボルトの大きさにうまくはまりそう。

 やってみるとこれが結構難しい。一番の原因は43kgというV1の重量にあった。凹部にボルトの凸が合わせにくいんだよね。重い筐体を持ち上げながら、ちょっとずらし、ちょっとずらししてようやっとセッティングOK。一人ではやらない方がいい。
 だいぶフロントよりの3点支持なのだが、重心直下に足があるのだから、ガタはない。

 しばらく待って汗が引いてから試聴開始。
 これは早くやっておけばよかったという感じ。弁慶ベースのせいか、3点支持のせいかわからないが、音は締まり実体感が出てくる。おとなしいのではなく、音楽がこちらに飛んで来る感じだ。元々音場表現の得意なエアーに磨きの掛かった印象さえ受ける(ちょっとオーバー?)。
 日にちを代え、試聴曲を代えてみたが、多かれ少なかれ同じような印象を持った。

 いずれにせよ、パワーアンプのインシュレーターはもう少し凝ってみようという気になった。3点支持研究も続けてみよう。
 ちなみにアンプの四隅に置く通常の4点支持の場合、確かに好ましい方向には変化するが、3点支持の時の2割掛けの印象だった。

(2000/09/16記)

試聴システム
同上

試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection
Bill Evans/Waltz for Debby

 アンプの足としては上出来の効果。ただ、スパイク使用箇所は他にもあるわけで、そちらも試してみよう。
 我が家ではアンダーボード(タオック SCB120)上に片側スピーカーとラックが乗る変則セッティングとなっている。スピーカーのスタンドを介した振動はラックに揺さぶりをかけているかもしれない。とりあえずタオックのラックのスパイクベースとして弁慶ベースを使用してみよう。ラック付属品は5mmくらいの薄いスパイク受けなのだ。
弁慶ベース ラック内にある機器を出してからやればいいのだが、そのままの状態で抜き差ししたので、もう大変。特にラックのスパイクは細く鋭く、かつ弁慶ベースの凹部は(というか全体が)荒い梨地なので、うまく中央に持ってこないと凹部の途中でスパイクが止まってしまう。妻にも手伝ってもらい、ラックを傾けなんとかセットOKとなった。

 試聴感想、といっても瞬時の切り替えとはほど遠いから、いつものソフトとはいえ、「のような気がする」というものに止まることは免れない。それに今回は弁慶ベースを外して元に戻してという繰り返しの試聴はしていない(そこまで根性がない)。一発勝負だ。

 音質傾向は中域が厚くなり、低音も締まった印象。「Waltz for Debby」の観客のざわめきも生々しさを若干増したように思う。いずれにせよカッチリ好きにはたまらんアイテムでは? なによりも安いし。
 我が家ではラックのスパイク受けとして、採用決定!

(2000/09/20記)

→ 引っ越しのため、ラックを含め再セッティング。初期の状態にするため、弁慶ベースは外してしまった。

(2001/01/30記)

 

 ラックの下から取り去った弁慶ベースだが、早々に戻してしまった。音の変化というよりも、ラックの下段下(下段とアンダーボードの間)にアナログプレーヤーとプリアンプの電源部を置きたいため、弁慶ベースの高さが有効なのだ。

(2001/06/25記)

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