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インシュレーター

VK-S30(チクマ) VK-S30 特殊ダンプ剤が充填された青いパイプである。一端が角形なので転がることはない。機器の足を避け、T字またはハの字にして使用する。
 定価は2本セットで15,000円。それを10,800円で手に入れた。
試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Quadlink5C
PA: Luxman MA88
ICcable: 8N-A2080
ATT: 自作
ICcable: 6N-A2010
PhA: Model216
AP: RAD2
Cart: DL103R

 いくらタオックのアンダーボードを敷いているとはいっても、やはり畳はオーディオ向きではないのか。自分だけならいざ知らず、家人もうろうろする我が家ではアナログプレーヤーRoksan RAD2の針飛びが結構きつかった。そこで目に留まったのがVK-S30である。チクマの中では一番の入門インシュレーターだが、針飛びを押さえるという目的には適当だろう。
 RAD2の足を避け、VK-S30をT字に配置。案の定、針飛びはピタリと治まった。RAD2は軽い製品だが、それでもVK-S30を置くポイントがあるようで、アーム側よりもターンテーブル・モーター寄りにT字とした方がよい。T字でも安定感はまずまずだ。

 音は激変というわけにはいかない。細身になるかと思えば、やや太めの音像となった。モノラルも多いアナログにはCDとは違い、押し出しの強い図太い音を求めているので、その方向には向いているようだ。

(1998/02/15記)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Quadlink5C
PA: Luxman MA88
ICcable: 8N-A2080
DAC: Wadia15i
Dcable: Wonderlink1
CDT: P2s

試聴ソフト
山下達郎 / 僕に中の少年
Basia / The Sweetest Illusion

 アナログ用に購入したとはいえ、一応 CDトランスポートとDACへは試してみた方がいいだろう。何せ我が家のCD、LPの試聴時間の比は30:1くらいだろうから。
 DAC Wadia15では付属のスパイクと比べ、不思議なくらい何も変わらない。差が見つけられない。
 P2Sでは力強く派手さがなくなりマイルドな音調だが、正直言って、ない方が好みだ。山下達郎の口元も少し大きくなったような気がする。妻に協力を求めクラシックで試聴したが「あってもなくてもよい」という返答。
 本来は75MEH-20H(16,000円也)というホルダーでVKスティックの振動をアースすることが必要らしい。実力が発揮できなかったのだろうか。
 早々にアナログプレーヤーRAD2の元に戻ることとなった。

(1998/02/26記)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: BelltechSP201
PA: Ayre V1
ICcable: Belltech901
PreA: Ayre K1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Belltech702
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection
Dai Niioka / Algum

 我が家で一番筐体が柔で、且つ使用頻度の高い機種は何か。
 それは電源レギュレーターのFP500(CSE)だ。特にその足元は予算の関係上、既製品のアンダーボードを敷いておらず、1cm厚の杉材を敷いているだけ。板剤自体が軽いため畳み部屋では据わりも悪い。
 で、アナログプレーヤーの足元からVK-S30を移植してみた。重量級のFP500ではT字で重心を取るのが意外に難しい。ただ 当然ながら天板を叩いたその音色には違いがある。その差が再生音に反映できるか?

 音の変化は「あるといえばある、ないといえばない」という感じ。つまりいつも聴いている古内東子やビル・エバンスでは差がよくわからないのだ(杉板が柔だから?)。ただ、Dai Niiokaのギターにその震え、ギターの大きさを感じられる時がある。それを繰り返しの比較で確信した。たとえ一瞬であっても可能性は感じられるのだから、それはそれ、まあ良しとしよう。
 アナログプレーヤーの出番が1999年下半期以降めっきりと減った。その下に敷いておくよりも、よく使う製品を最良の状態にしておく方がよいだろう。

(2000/02/13記)

 

 FP500を売却したので、VK-S30の使い道がなくなった。V1、K1、P2S、Wadia15iの下に敷いても効果がないか少ないことがわかっているので、効果の見られたアナログ・プレーヤーRadius2の足を避け、VK-S30をT字に配置した。
 通常針飛びは元々ないが、ラック側で足を踏ん張ればそれなりに飛ぶ。畳み部屋の時と同様にVK-S30はそれを押さえるのだ。

 音はここでも、やや太めの音像となった。最近カートリッジがシェルター901に変わったため、これがそのままいい方向なのかどうか判断が難しい。音色自体はない方がよいようにも思うが・・・。

(2001/06/25記)

→ 2002年1月 売却しました。

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