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インシュレーター

HB35B
(J1 プロジェクト)
 ステンレスチップとポリマーのハイブリッドベース。金属系スパイクの受け皿として使用する。カタログには「ポリマーコンポジットのダンピング特性によりカラーレーションを排除し、フラットでピュアな深みのある音を再生する」とある。
 色は黒、35mm×15mm(高さ)で最大負荷重量は174kgと高い。
 4個で定価16,000円(一個4,000円!?)のところ、12,000円で購入した。
試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: M2.4S
PA: Ayre V1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Wonderlink1
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s
試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection
l'Orchestre Contrebases / Bass, Bass, Bass, Bass, Bass and Bass

 これまでスピーカースタンドのスパイク受けに真鍮を使っていたのだが、何か市販品が欲しくなった。そこで、色が黒く、雑誌で評判が良く、店でも売れているこの製品に目を付けた。
 こういう商品を買うときは、ものすごい音が良くなるような妄想にとりつかれているものだ。スタンドのスパイク受けじゃそんなに極端に変わるわけないのにね(^^)。

 滑りはいいし、扱いやすい製品だ。本来の効果はティップトウのHB35Tと組み合わせるべきだろうが、AEの専用スタンドに取り付ける変換ネジが4本で6,000円と高い! 当然断念。
 真鍮と比べて、ベースの再生が、ちょっと軽くなってしまった。ただ、高さが1cmほど高くなったせいかもしれないし、厳密な比較はできない。
 はずすのも面倒だし、見た目はよいので当面このままだろう。ベースは他で調整することにしよう。

(1999/06/10記

試聴システム
同上

試聴ソフト
l'Orchestre Contrebases / Bass, Bass, Bass, Bass, Bass and Bass
Bill Evans/Waltz for Debby

 セッティングしてから気付いたが、まずWadiaのスパイク受けに試してみるべきだった。きっとそちらの方が効果が大きかったのに。
 しかしなんでこんな高いスパイク受けが猛烈に欲しくなったのか、自分でも不思議だ。大体、元々AEのスタンドは良くできており、スピーカーの振動など大音量でなければ、触っても感じたことがない。
 前にベースの再生がちょっと軽いと書いたが、今は別に気にならない。弦の張りやブラシの響きなどはリアリティが高まったのではと思っているほどだ。
 ただ、コストパフォーマンスが高いかというと、ちょっと疑問。使い方が間違っていると言われればそれまでだが。

(1999/06/21記)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: BelltechSP201
PA: Ayre V1
ICcable: Belltech901
PreA: Ayre K1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Belltech702
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection
Dai Niioka / Algum

 海外の、例えばステレオファイル誌のバックナンバーを見ると、AEは逆スパイクでセッティングされていることも多い。そして実際にAEにも短いスタンドへのねじ式スパイクが附属している。今まで(5年間も)スピーカー本体に傷が付くのが怖く、試したことがなかった。
 2000年に入り、HB35Bを逆スパイク受けとして利用したらどうかという考えが浮かんできた。HB35Bはスタンドと同じく色も黒だし、目立たずよさそう。ねじ式スパイクならがたつき調節も簡単だろう。今のところCR4012A、CR3612Aで上手く調整できているが、まあ、だめなら元に戻せば良い。

 写真の通りセッティングした。遠目で見ると作りつけのようにしっくりきている。逆スパイクを介し、HB35Bがわずかに浮いているのがおわかりだろうか。水平器を用いれば加重を一定にするのもさほど難しい事ではない。
 音自体も変わった。「Algum」でのアコースティックギターの余韻の消え入りざまはCR4012A、CR3612A使用時の方が美しく、ギターという楽器自体の芯は逆スパイク受けの方がしっかりしてくる。が、CR4012A、CR3612A使用時と比べて目くじらを立てるほどの変化ではない。各HB35Bへの加重のかかり方を調整する方が遙かに大きい変化だ。ならば見た目がいい方が良いではないか。で、採用仮決定。

(2000/03/11記)

→ 3/18、以前の状態にいったん戻し、状況確認。HB35Bの逆スパイク受け採用決定!

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Belltech201
PA: Ayre V1X
ICcable: Diamond3
PreA: Ayre K1X
ICcable: Belltech901
DAC: Wadia15i
Dcable: STcable(Wadia付属品)
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 引っ越しに伴い、スタンドも当然解体。引っ越し先で一応元に(逆スパイク受けに)戻してみたのだが・・・これがどうもしっくりこない。あってもなくてもいい感じなのだ。部屋の響きが以前と異なり、ライブ気味に寄ったせいかもしれないし、畳から絨毯間に変わり、床条件が大きく変化したせいかもしれない。

 で、しばらく封印していたスパイクを復活させることにした。当然HB35Bはスパイク受けに使用。全てのスパイクに均一の加重をかけるのは、微妙な作業だ。何かで測れるわけではないから、左右の高さと水平に気を配りながら、感覚的に調整する。
 なじむまで二晩ほど放置し、再調整。出てきた音は非常に高精度なものだ。いわゆるスパイクを使用したときの、ピタッとフォーカスの決まった、低域がわずかに細身の印象である。こういう感じは久しく忘れていた。
 スピーカーの角度を再調整、微妙にオフセット気味にしていた交点を頭頂部当たりで結ぶように、セッティングをし直した。試聴ポイントは極めて狭いが、それはAEの長所を伸ばし、短所に目をつむった再生音だ。

(2001/04/20記)

 

 絨毯間にアンダーボードを使用した程度ではスピーカースタンドのがたつきを上手く取ることができず、結局スパイクは直に絨毯に刺すことで安定化を図った。よって、HB35Bはお休み中。

(2001/08/31記)

→ 2002年、売却しました。

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