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電源関連(電源ボックス)

UN-AC1Single(オーディオユニオン)

UN-AC1 東京のオーディオショップ、オーディオユニオンのオリジナルタップ。特殊多層メッキとPAD社の特殊処理を施している。

 コンセント数は4口。容量は1,500W。寸法55.2W×41.5H×190D。定価は40,000円。

 

 1999年のクリスマスプレゼントはこれ。
 PADに興味があり、このタップが発売になるのを待っていたのだ。
 添付の書類に寄れば
「PAD社によるクライオジェニクス等の物性処理することで、電子の流れが妨げられることなく、ロスの少ない使用となっております。過電流、ACライン内のノイズ、EMI、RFIは本体に使用しています素材そのものが持っているフィルター特性と構造、形状によりキャンセルしています」
とのこと。ノイズのキャンセルデータは当然取れるだろうから、こういう文言には裏付けデータの添付も欲しいが、まあいいか。

 一応店頭で、同価格帯のCHIKUMA CPS-23MkII-CLとのプラグの抜き差し比較。音の差は店頭で聴いても意味がないと思ったので試していない。
 インレットはON製で両方とも同じ。コンセントはCHIKUMAはわからないが、UN-AC1はアメリカのイーグル製とのこと。明工社のプラグを差して比較してみると、CHIKUMAの方がほんの少しながら食い込みが固い感じがする。PADのCRYO-L2との比較だと差は明確。PADの方がよい。値段を考えれば仕方ないけどね。
 初志貫徹して税別38,000円で購入。初めてのタップ購入、そしてクライオジェニクス処理商品の使用なので、ちょっと期待したい。

(1999/12/29記)

 

 PL法の影響からか、使用上の注意の記載が興味深い。「●途中に延長ケーブルやフィルター類を接続せず、壁コンセントから電源ケーブルで直接接続する ●約50時間のエージング(通電)が必要 ●接点復活剤はプラグ破損の原因となるので絶対に使用しないこと」等々。

 接点復活剤は何を差すのかちょっと不明。アルコール製品を差すとは思うが、まさかTitan Audio Oil Ti-102(和光テクニカル)Carbon Diatonic Setten No.1(熱研)じゃないだろうな。
 フィルターも使ってはいけないのか。並列型のQuiet Line(オーディオ・プリズム)はどうなんだろう。
 それにPAD製品はエージングに時間がかかるとは聞いていたが、50時間か・・・う〜ん。年始だね、試聴は。

(1999/12/30記)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Belltech201
PA: Ayre V1
ICcable: Belltech901
PreA: Ayre K1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Belltech702
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Debby

 というわけで本格的な試聴は松の内も明けてから。
 取りあえず使用上の注意は守って、自作のコンセントボックス(コンセントは松下電工WN1318使用 \1,300円也)との比較試聴。電源ケーブルはカルダスのGolden Power Cordを使用。
 P2Sの電源を両方から取って比較試聴してみると・・・差がよくわからない。Wadia15iも・・・よくわからない。DG28も・・・。

 うわ、税込み39,900円が飛んだか!
 輝かしき西暦2000年が敗北で始まることは避けたい。

 で、P2S、Wadia15i、DG28のデジタル系を全て同一タップから電源を取るようにしてみた。実はこの状態で比較するとUN-AC1Singleはいい感じだ。
 タップでの変化なので大げさには取らないで欲しい。ただ、輪郭に優れ、目の前で演じている感じが味わえる。打楽器のタメが違うような気がするのだが・・・。
 クライオジェニクスがいいのか、たまたま家のシステムではこの電源の取り方がいいのかは全くわからないが、電源周りについては今後も要検討だ。

(2000/01/11記)

 → この後、1/16記の電源レギュレーターFP500(CSE)の試聴記に続く・・・。

 

 使用一ヶ月が経過した。プラグの食い付きはまあ、普通。抜けてくることはないようだ。電源の取り方も以前と同様。デジタル系のみタップにつないでいる。Quiet Line(オーディオ・プリズム)もタップにはつないでいない。
 ただ、タップ自体の重さが軽く、最近の固いケーブルや引き回しの悪いケーブルだと左右に浮いてくる。我が家もタップの下に滑り止めシートを敷いているのだが、その効果は薄い。以前のUN-AC1はネジ孔が空いていたので重しにネジ止めする事もできたのだが、今回はそれができない。タオックのアンダーボードに両面テープで貼り付けようかと思っている。

(2000/01/31記)

 

 このタップの最大の欠点は軽いこと。最近の固いケーブルや跳ねっ返りの強いケーブルには全く太刀打ちできない(倒れてしまう)。
 一年前には「両面テープで貼り付け」なんて書いてあるけど、これは結局出来なかった。だって邪道なんだもの。
UNAC1の内部 となると残る手だてはタップ自体を重くするしかない。タップ背面のネジを開け、中にジルコンサンドを詰めるのだ。(こっちのほうが邪道か?)

 中を開けてみるとキレイにハンダ付けされたインレットが現れます。ただ、使われている電線をみると・・・「SHINAGAWA」の文字・・・なんか苦笑しちゃうね。高いケーブルを使えばいいというわけでもないけれど、気は使って欲しいよなあ。対マニア向け商品なんだから。クライオジェニクス等の物性処理(← これ自体が怪しい)をすればいいというものでもないでしょう。中を見せて「38,000円」で売ったら、誰も買わないぞ。

UNAC1内部 タップ内に直にジルコンサンドを詰めると隙間から漏れてきてしまうと思う。よって台所用や文具用のチャック付き袋にサンドを詰める。この場合サンドを少し多めにし、ケーブルやプラグに少し触れるようにした。制振に効果があるだろう。
 台所用袋の多くはポリエチレンで非電導体だが、易燃性であるので、容量オーバーの発熱には気をつける。また、ジルコンサンドも非電導体だが、熱伝導性は良くないので、これまた容量オーバーには気をつけることが使用上の条件だ。
 大体、簡単にやっても400gくらいは重くなる。気休め程度には重量増となるはずだ。(ひゃおさん、ありがとね)

(2001/02/12記)

→ 2002年、売却しました。

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