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電源関連(電源フィルター)

Quiet Line
(オーディオ・プリズム)

 回路に並列に挿入するお手軽電源フィルターである。パワーアンプやデジタル機器から逆流するノイズに対し効果があるとされている。数を付けるほど効果が高まり、オーディオルーム以外にも取り付けるよう英語の説明書には書いてある。

 4個セットを99.50$でUSAから直輸入。郵送料もあわせると125.95$で購入したことになる。

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: M2.4S
PA: Ayre V1
ICcable: Belltech901
PreA: Ayre K1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Wonderlink1
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection
l'Orchestre Contrebases / Bass, Bass, Bass, Bass, Bass and Bass
Bill Evans / Waltz for Debby

 USAでは4個売りまたは8個売りが一般的らしい。なぜそんなに数が必要なのか判らなかったが、説明書を見て納得した。とにかく空コンセントに差せ、と書いてある(オーディルーム以外にも!)。特にコンセントとタップの両方に差すと効果倍増らしい。試してみればいいか。

 とりあえず、パワーアンプ(PA)のAyre V1の空コンセント(壁)へ。
 我が家は電源用アクセサリーは非常に効果が薄いのだが、これは効果あり。古内東子「Best Selection」の14曲目「星空」などはボーカルが明らかに一回り小さくなる。といっても、余韻が減った(エコー感が消えた)のではない。芯ができる感じといったらいいか。他楽器やDiscでも同様。
 PA側を抜き、CD、DAC、EQ等デジタル機器側のタップに使用する。効果はPA程ではない。抜き差し時の比較試聴で判る程度である。
 レンジ、定位、音量感には一切変化を与えないが、ボーカルに存在感が出たため、PA側には差しっぱなしになりそうだ。残りは結局デジタル側に2個とした(1個余っている)。複数個使用の相乗効果もあるようなないような・・・。

 Quiet Lineは発熱しないし、意外なほど軽い(50g)製品である。また、極性はない(とカタログにも書いてあるし、自分もわからなかった。)。中身を見てみたかったのだが、完全なブラックボックスで断念。
 正規輸入品を買うと実売で8,000円くらいか。内外価格差が大きいので、輸入もいいかとは思う。が、効果の保証がない(結果的にうちもPA用1個でもよかったような・・・)ので、正規品を1個購入し、試すのが正解かな。
 ちなみに4個セットだと1$=116円換算で14,600円(全て込み)の出費になる。

(1999/08/11記)

試聴システム
TV: 東芝28DW1

 空いていたのでVTR側タップに1個差してみたものの、TV画像での変化は判らない。元々ノイズフィルター付きのタップに差したせいだろうか。
 デジタル系に効果があるのではないかと思っていたのだが、パワーアンプに効果を示すとはうれしい誤算だった。デジタル系に対してはもう少し細かい検討が必要と思っている。

(1999/08/20記)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: M2.4S
PA: Ayre V1
ICcable: Belltech901
PreA: Ayre K1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Wonderlink1
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s
試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection

 知人が来訪したので、Ayre V1側のコンセント(壁)に差してあったQuiet Lineの抜き差しをオープンで試験した。
 印象は以前と変わらない。かっちりくる感じが好ましい。
 ただ、知人曰く「ボーカルが締まるのはわかる。ただイントロのギターも一回り小さくなった感じだし、差していない状態の方がふわっとして好み。」とのこと(古内東子「Best Selection」の14曲目「星空」での試聴)。
 これは趣味の問題か? 私はそうは思わないので、現状維持で行こうと思う。
 
 余っていた1個はとりあえずiMac用タップに差すことで解決。音うんぬんではなく、精神衛生上の処置である。冷蔵庫や洗濯機の方が効きそうだけどね。

(1999/09/26記)

試聴システム
上記システムのCDTをパイオニアCLD-HF7Gに変更。接続はTosリンク(ケーブル型番不明)

試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection

 電車に乗りながら、なぜQuiet Lineが我が家のデジタル機器で効果が薄いのか考えていた時、ふと我が家のデジタル機器(P2S、Wadia15i、DG28)はグランド・チェッカー AT6097(オーディオ・テクニカ)でチェックできなかったことを思い出した。確か説明書には「漏れ電流のレベル差が少ない機種はチェックできない」とあったような。

 直接関係あるかどうか理論のことは全くわからないが、グランド・チェッカーで差の出るLD側にQuiet Lineを差し、CDを再生してみた。
 高域がすっと伸び、余韻がきめ細かい印象だ。アンプと同様ボーカルは締まってくる。(元々P2Sのレベルではないが)少なくともP2Sではこのような効果はなかった。
 定価は1個10,000円と安いものではないし、適所の見極めが重要な商品みたいだ。

(1999/10/04記)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Belltech201
PA: Ayre V1
ICcable: AudioQuest Diamond3
PreA: Ayre K1
ICcable: Belltech901
DAC: Wadia15i
Dcable: Wadia付属品(ST)
CDT: P2s
試聴ソフト
古内東子 / Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 大阪に越してからも、空きコンセントには一応差している。差が大きいところ、ないところ、その差が東京にいたときよりも小さくなったような気もする。
 効果の大きいのはパワーアンプ側、小さいのはプリアンプ、デジタル機器(P2S、DG28)側。これは東京にいたときと同様だ。

 東京にいたときには気にしていなかったが、ここではブレーカーから2系統が部屋に来ている(専用部屋だから一応オーディオ機器しか置いていない)。
 エアコン用のコンセントにはDACを独立して使用。その他はアンプもDG28も一緒というちょっと変則使用だ(一応聴感で決めたんだけど)。ここら辺に使用方法の鍵があるような気もするけれど・・・今はよくわからない。

 ちなみに他の部屋の機器(冷蔵庫とか洗濯機とかiMacとか)のコンセントに差しても、その変化は全くわからなかった。

(2001/03/31記)

   「実験君が行く」を見る。

試聴システム
SP: AE2Signature
PA: Ayre V1X
PreA: Ayre K1X
DAC: Wadia15i
CDT: MD20

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Debby

 東京に越してきて、早速電源周りをチェック。そうしたらすんごい変なブレーカー割り(4系統)になっていた。台所入れて4部屋なので、てっきり一部屋ごとに割り振られているのかと思いきや・・・

系統1:電灯系・・・台所入れて4部屋の電灯
系統2:台所専用・・・レンジや冷蔵庫はココね。
系統3:風呂&トイレ&玄関・・・独立の意味があるようなないような?
系統4:その他・・・!?

 そ、その他???
 つまり、四畳半と六畳間二部屋のコンセント(合計4箇所:少くなッ^^)は全て一つのブレーカーにぶら下がってる!

 生活の電気、全てをココから取れってことね(;;)

 古い社宅だから、クーラーの電源を取るとか、パソコンを使うとか、そういう発想ないみたい。しかも普段一番人がいるであろう部屋にコンセントが一カ所とはどういうことだよ! 圧倒的にコンセント数が足らないので、タップ大活躍。PC系なんてTVのタップからタップを出す有様。アブねえなあ。
 延長してPCやTVの電源を台所専用系統から取ろうかと思ったのだが、過去の経験上、一番ブレーカーが落ちるのは電子レンジを使ったとき。PCが突然落ちるのは避けたい。

 そんな中、一応オーディオ用にコンセントだけは代えてみたものの全くの宝の持ち腐れ状態。ケーブル長の関係もあってオーディオに使えるのはたった一口。後はTV系やらクーラーやら・・・ああもったいない。

 もう電源なんて無茶苦茶じゃんと思いながら、Quiet Lineを挿す。ノイズ・スニファーでピーガーピーガーいっているノイズがいつも通りピタッと治まった。

 んが、音的にはあんまり変化ないんだなあ。気持ち、低音の造形がしっかりして曖昧さが失せたかも。レンジは広がったけど、音像の濃さはそれに反比例するように薄くなったような印象もある。いずれにせよ鮮やかな変化は見いだせず、これはブラインドしたらわからないだろうなあ。

 一応例によって挿しっぱなしにはしてみるつもり。とにかく電化製品が多いんだもの。

(2003/10/01記)

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