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電源ケーブル

ML-Blue Note(オーラルシンフォニクス) MLブルーノート サウンドクリエイトから、オーラル・シンフォニクスの青ヘビ「ML-Blue Note(148,000円/1.2m也)」を借用した。
 ミッシングリンクシリーズの日本特別仕様。(写真上段、下段は初代黒ヘビ ML-Cubed)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Belltech201
PA: Ayre V1X
ICcable: Diamond3
PreA: Ayre K1X
ICcable: Belltech901
DAC: Wadia15i
Dcable: Wadia付属 ST cable
CDT: MD20

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 MLブルーノートの第一印象は見ての通り、「太っ」。ホスピタルグレードのACプラグの太さがそのまま続くと考えればまず間違いなし。ただその割に軽く、手持ちの黒ヘビ(ML-Cubed)とは全く構造が異なるようだ。(写真下段のより全然軽く感じる。)

 外見は名前の通りの青だが、これはちょっとくすんだ感じ。個人的には色付きチューブを被ったケーブルはNBSのバランスケーブルみたいにテラテラのヌメッとした色が好き。その方がありがたみがあるじゃないか。
 扱い易さもMLブルーノートの方が上です。初代黒ヘビは3本のケーブルを寄ってあるので、曲げにくいし、非常に重い。それに比べ新青は不思議な手触りでクネクネと曲がりる。ただ、中身を知らないし、軽いが故にねじ切ってしまいそうで、借り物を扱うにはちょっと怖い一面もあり。

 比較は我が家の初代黒ヘビ相手とした。旧黒と新青ですので、だいぶ発売の時間的な開きがあるのはやむを得ない。

ブルーノートの引き回し 引き回しはMLブルーノートの方が楽だと書いたけど、この現実は・・・どうする^^; 地べたをはいずらせるケーブルで宙を浮かすのには向いてないナ。目立ちすぎだよ。
 それでも比較はラック最上段のCDトランスポート「MD20」で行った。ケーブル長とつなぎ換えの楽さを考えたらここしかないもの。
 根岸通信のZAC1 → ベルテック361 → 117V変換トランスを経て、旧黒と新青につないでいる。
 試聴曲はいつもの古内東子とビル・エバンス。イコライザーのDG28は通さず、MD20 → Wadia15iでD/A変換した。

 しかしこの変化は面白い。久しぶりにケーブルの変化で「面白い」と思った。だって、旧黒ヘビと新青ヘビ、違うメーカーみたいなんだもの。こういうのをたぶん人は激変というのだな、きっと。

 旧黒ヘビは前も書いたけど、若干太めで緩い印象がここで聴き比べてもあった。どこかぽよよ〜んとしたエッセンスが混じっている。これが好みの吉凶を左右するはず。ピンポイントでなく面で攻める、銃で撃たれるのではなく火炎放射器で攻められるような、そんな感じ。

 これに対し新青ヘビの見通しの良さは大したもの。音色の細かさで旧黒ヘビと差を付ける。ワルツ・フォー・ディビィはライブ盤だから、当然周りはざわついているわけ。そのざわめきのリアルさは新青ヘビの勝利。ピアノの残響も左にスムーズに広がり、古内東子もこっちの方が楽器やボーカルの重なり合いが立体的だな。

 一言で結果を言えば、時代なりの差があるということ。MLブルーノートはちょっと欲しいACケーブルになったが・・・1m10万円を超えるようなケーブルは、気持ち的に私の購入上限を超えているんだよねえ。

(2002/01/26記)

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