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電源ケーブル

Golden Power Cord
(カルダス)
ゴールデンパワーコード Cardas社のトップグレードケーブル。コネクターの喰い付きは普通。インレットが緩いということもない。ハイエンドケーブルの中では細く(それでも直径1.5cm位ある)、引き回しが楽なので非常によい。
 外観は小豆色。USAから2.0mを306$で直輸入した。国内定価は1999年現在2.0m 112,000円。
試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: M2.4S
PA: Ayre V1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Wonderlink1
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
David Murray Quartet / Love and Sorrow
Basia /The Sweetest Illusion

 日本発売前に何となく輸入してしまった。当然試聴も雑誌記事もなし。我ながらいい度胸をしている。

 パワーアンプ Ayre V1付属コードとの比較。
 一聴「厚い」という印象。小型スピーカーにありがちな「低音感が薄い」という弱点が補強されるようだ(AE2Signatureの低音は別に薄くないが)。ただ、見通しがよいという点からすると後退した印象も。結局悩んだ末、付属コードに戻した。

 その後自作ケーブル(ホスピタルグレードプラグ+アインシュタインVivace+FI-15(フルテック)とも比較。Golden Power Cordは音が太くなり過ぎ、音量も大きくなる感じ。今の好みではすっきりクリアな自作品の勝ち。

 35,000円が無駄になったか!
 CDトランスポートP2sに使ってみたが、6Nケーブルと比較し、特に変化なし。DACも同様。おいおい!
 取りあえずエージングに期待しつつ、P2sに使用することとした。

(1999/06/07記)

試聴システム
同上

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
山下達郎/Cozy
Basia/The Sweetest Illusion
Gerry Mulligan Quartet

 Ayre V1を導入して一ヶ月、管球アンプのMA88とは違う世界に浮かれ、AE2Signatureをハイエンドっぽく生かすべく、繊細・細身・定位/音場に傾いた。ただ、スピーカーケーブルをスッキリ系のM2.4S(モンスター・ケーブル)に変えたこともあり、全体的に細身になりすぎたか、という反省が出てきた。そこで再試聴。

 Ayre V1に使用する。エージングの効果があったのか、一ヶ月前ほど大味な印象はない。厚手な印象は変わらないが、上下左右への広がりも出てきたようだ。
 試聴ソフトに50年代JazzのGerry Mulligan Quartet(モノラル)を加える。自作ケーブルの方が分解よく聴こえる感じも受けるが、大事な中域はPower Cordの方が訴えてくる感じでよい。バリトンサックスだって、最近忘れていた迫力が出てきたではないか。そういや、MA88の時はどうやって厚手の音を出すかに苦心していたのに・・・。
 古内東子も山下達郎も太くなり過ぎ口元が大きくなるような印象はなくなった。

 結局、Golden Power CordをAyre V1に接続、自作コードがP2s行きとなった。果たしてこれで落ち着くか。

(1999/07/12記)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Belltech201
PA: Ayre V1
ICcable: Belltech901
PreA: Ayre K1
ICcable: Diamond3
DAC: Wadia15i
Dcable: Belltech702
EQ: DG28
Dcable: D60
CDT: P2s

 UN-AC1Single(オーディオユニオン)をタップとして新規購入。
 高価なケーブルをどこか一カ所に使うのであれば、タップへの使用がよいだろう。
 で、P2S、Wadia15i、DG28のデジタル系を全て同一タップから電源を取るようにしてみた。この状態で自作の電源ボックスと比較すると比較するとUN-AC1Singleはいい感じだ。

 電源ケーブルの自作は面白いが(ケーブル径や絶縁には気を付けているとしても)別段根拠や資格があって作っているわけではないので、Wadia15iのように常時通電の製品には市販品を使う場合は既製品の方がありがたい。

(2000/01/11記)

 → この後、1/16記の電源レギュレーターFP500(CSE)の試聴記に続く。

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Belltech201
PA: Ayre V1X
ICcable: Diamond3
PreA: Ayre K1X
ICcable: Belltech901
DAC: Wadia15i
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
David Murray Quartet / Love and Sorrow

 大阪に越してきて環境が変わり、タップ用に長いケーブルは必要なくなった。そこでタップ用に使っていたGolden Power Cordを、長いケーブルが必要となるパワーアンプ Ayre V1XとDACのWadia15iに差して試聴した。

 V1Xに使うと、細身細身になりがちなシステムに歯止めがかかる。厚手の印象は以前と変わらない。解像力は高度、エネルギーにあふれ、実体感のある音だ。直接音重視かもしれないが、不満はないし、パワフルで制動の効いたAyre V1Xの長所を伸ばす感じがする。
 一転Wadiaに使うとこの良さが発揮されない。良い悪いと言うよりも付属ケーブルと比べても(価格ほどの)差はなくなってしまう。薄口だし、高価なケーブルを全く生かし切れないのだ。

 Ayreは線材をカルダスから供給されていたりする(Wadiaもそうだったような気もするが・・・)ので、その相性はいいのかもしれない。

(2001/02/12記)

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Belltech201
PA: Ayre V1X
ICcable: Diamond3
PreA: Ayre K1X
ICcable: Belltech901
DAC: Wadia15i
Dcable: ST Link(Wadia付属)
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 ひゃおさんにお借りしたユニバーサルACの自作ケーブルを使い、アンプでの比較をしてみよう。
 まずはパワーアンプから。カルダスのゴールデン・パワー・コードとの比較になる。

 これはもう簡単にいえば、30代のカルダスに高校生のJPSという感じだ。
 比較すればカルダスは落ち着いている。質感豊かでありながら、インパクト重視のように感じた。
 JPSに差し替えると、これはもう鮮やか。カルダスがシックだから余計にそう感じるのかもしれない。SNが特にいいとは思わないが、上に抜けて行くし、能動的な感じ。何よりも明るい。シンバルワーク(だけ)を聴くならこちらの方がオススメだ。深みは乏しいし、高校生ライクで落ち着きがないけどね。
 引き回しはもう圧倒的にユニバーサルACの方がよい。

 AE2を導入した頃なら即決でJPSだった(とはいっても当時、ケーブル脱着可能な機器なんて国内品じゃなかった)けど、もうあの頃と比べて自分も大人になっちゃったからなあ。今、どちらを取るかと言われれば・・・カルダスでしょ。例えばブラシの音にならない毛羽のような雰囲気をも描き出す能力があるのはカルダスだから。
 価格が違うといわれそうだが、アメリカで買えば両者は倍程度しか違わないし。

(2001/02/18記)

試聴システム
同上

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 プリアンプのケーブルは現在考慮中のため、付属品を使っている。この付属品とJPSを比較してみる。

 さすがにちょっとは違う。高域が辛口になり、音に陰影が着く。ユニバーサルACはこの高域が特長のようだ。でも、曲やシステムによっては騒がしいこともありそう。カルダスとJPSの双方いいとこ取りとまではいかないが、インパクトの鮮やかさやなんとなく音場が上に少し拡大する感じは魅力的。
 AEやエアーには長所を伸ばすという点からすれば向いているかもしれない。

 次ぎに、パワーアンプのカルダスとプリアンプのユニバーサルACを交換し、音を比較してみた。消費電力も違うのだから、それなりの差はでてくるだろう。

 パワーアンプにJPS、プリアンプにカルダスをつなぐと・・・なんか納得いかないなあ。鮮やかさが消え、しょぼんとしちゃう。枯れ始めたバラみたいだが、ドライフラワーにもなりゃしない。
 プリなんて、本体と電源部をつなぐケーブルはカルダス製なんだから、もっと実力を出しても良さそうなもんだけど。パワーアンプにJPSをつないだときのあの明るさは何処へ?
 上半身(プリ)が30代で下半身(パワー)が高校生というのが理想だったのに^^。そんなにうまくはいかないのね。

(2001/02/18記)

 

 ベルテック vs. オーラルシンフォニックス vs. PAD vs. カルダス vs. S/A Lab を見る。

(2001/08/12〜08/28記)

→ ベルテックの電源ボックス 361に使用。

試聴システム
SP: AE2Signature
SPcable: Belltech201
PA: Ayre V1X
ICcable: Diamond3
PreA: Ayre K1X
ICcable: Belltech901
DAC: Wadia15i
Dcable: Apogee WideEyes
EQ:DG28
Dcable: DIGIEX 702
CDT: P2s

試聴ソフト
古内東子/Toko-Best Selection
Bill Evans / Waltz for Dibby

 プリのK1Xは別電源であり、本体と電源部の間は2mものケーブル(電源部のみ着脱可)で接続されている。

 これまでだいぶいい加減に(15mmの檜板上に)置いていた電源部だが、タオックのアンダーボードが余ったことから、その上に乗せることとした。
 これだけでも音は締まったのだが、いっそのこと電源部を引き寄せて、一カ所のコンセントからまとめて取れるようにしたい。パワーアンプと同じコンセントよりもフロントサイドのコンセントから電源を取った方が、ノイズの影響が少ないからだ。

 付属のコードで聴き比べると、贅沢なことにタップを介さずに直接壁コンセントから給電した方が伸びやかさが優る様子。ということは、P2s、DG28、Radius2、Model216を電源ボックス 361から給電かい? これはこれで良いのか悪いのか、よく解らないねえ。

 K1Xと電源ボックスへの給電ケーブルを検討して、プリにカルダス、電源ボックスにUniversal ACとしたが、これは暫定的措置(ML-Cubedは引き回しに難あり。採用できず。)。電源ボックスにつなぐような主幹ケーブルはもっとおごってやりたい気がするし、フロントをJPS一本にしてしまうとあまりに雑味が無いというか、引っかかりが無いというか、とにかく全体的にさらっと聴いてしまうような傾向があるんだよねえ。

(2001/10/18記)

 

 東京に戻り、意外なことがネックに。
 ゴールデン・パワー・コードの引き回しの悪さ(最近の外皮の固いモノにありがち)が災いして、壁に近い機器にセットすることができない。無理すればかみつかせることはできるが、プラグの付け根は無理な方向に曲がってしまう。タップやコンセントからの距離も、2mという長さが中途半端になってしまった。

 結局方向的に無理のないサブウーハーに使うことになったのだが・・・ありがたみがない! というか、別にゴールデン・パワー・コードでないといけない理由が全然ないんだよなあ。

(2003/02/15記)

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