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コンセント・ベース・ボードを作る

 巷ではコンセントを壁にしっかりと固定するための「コンセント・ベース・ボード」なるものが流行っているらしい。提案はステレオ誌2002年7月号で写真家の山本氏が作成したものだと思いますが、その後、アコースティック・リバイブ、オーディオ・リプラス、オルトフォンと製品化され、結構なお値段となっています。
 でもこれ、どんなにメーカーが素材を強調しても、ただ板に穴を空けただけだぜ。

コンセント・ベース・ボード というわけで、ただの板に穴を空けてきました。東急ハンズ新宿店で。

 ベースとなる板はなんでもよい。プレートを考えなければ、90×60程度以上の大きさがあれば、ULだろうとJISだろうとOKのはずです。(ねじを別途購入する必要はあるにせよ)厚さも自在になります。

 今回は見た目を考えて、飾り枠の付いたアガチス材をセレクトしました。250円也。
 要はこれに「42×73mmの穴をあけてくれい」と頼むだけ。その穴の大きさだけで店員から

 「コンセントですね」

といわれると言うことは、相当数のAV系マニアが自作の道を突き進んでいるものと考えられます。
 ULの場合は幅40mmでぴったりと収まるようですが、JIS品の場合は少々余裕を見た方がいいようです。あとはコンセントを止めるねじ穴または溝をあけるだけ(無論これまでハンズに頼んでも良し)。加工賃400円也。

 つまり税込み682円でできてしまいます。電車代の方が高いくらいだ。

 持ち帰って、早速取り付け。長めのネジが必要になる可能性があるので、それは径を計って(板圧も考慮しつつ)合うネジを用意した方が無難でしょう。
 コンセント・ベース・ボードは木製とアルミが商品化されていますが、インテリアを考えたら厚手のアクリル板なんてきれいそう。内側に電球でも仕込めばおしゃれな間接照明のできあがり、か?(← 音は知らんよ)

コンセント・ベース・ボード 早速取り付けてみました。 作業時間自体は5分もあれば十分OK。(取り付けは自己責任で。燃えるぞ。
 
 見た目こんな感じ。(色合いがうまく撮れない)
 なんか・・・すごい微妙・・・似合ってね〜〜〜〜
 確かに板はなんでもいいけど、上に付けるカバーとの兼ね合いを見ないとダメだな、これは。

 妻にも判定を頼みました。冷ややかな視線。

 妻の判定曰く「なにも変わらない。座る場所を変えた方がよっぽど有用。」、ときたもんだ。
 そんなはずはないと私も試聴に参加。高域が繊細になり、多少なりとも左サイドのアバレが失せたのような気はしますが・・・微妙。これでは一晩経ったら、ボードが付いたこと自体忘れてしまうでしょう。

 その理由として

  1. 家が古いだけに壁がガチガチで、そこにコンセントが付いていること。ぐらつきなし。壁紙もない。石膏ボードみたいな壁だと効果が高いのかも。
  2. アガチスという素材の選択ミス。黒檀や紫檀ならもっと効果が高かった? アルミならもっといい?
  3. やたらに厚手のプレートが元々付いていた。
  4. 「こんなもので音が変わるわけがない」と思っている。

 一番大きな理由は 4.・・・だよな、きっと。こういうものは信じる者が救われる世界です。妻は完全に疑りモードだし、私も試してはみますが、心のどこかで効果を信じていないのでしょう。

 商品は売れているようですから、これが好結果をもたらす機敏なお宅もあるはず。私ももうひとつの壁コン(こちらの方がぐらつき度は高かったような。ネジ穴が合っていないだけ?)に試してみたいのですが、オーディオラックを取り除かないとそこまでたどり着くのは困難なため断念しています。あと、プレートなしは自分しか入らない専用オーディオルーム以外はやはり危険です。借家でやることでもないでしょう。

(2003/01/20記)

「黒檀コンセント・ベース・ボード」

 黒檀でコンセント・ベース・ボードを作ったという連絡あり。というか、作る前の「オラ作るだよ宣言」から聞いていたので、結構感慨深い。
 なんでも黒檀の塊をもらったらしく、そこから板を切り落とすというハンズで購入みたいな”のほほん”じゃない。モクモクと黒い煙が立ちこめる中での作業らしい。黒檀ってねえ、切るのも大変、厚手の板を買うのも大変なんだよ。

 

 さすが黒檀。真っ黒でやんの^^ しかしそれにしても、でかっ! (コンセント脇のガムテープは、あまりにも黒檀ベースが大きかったのでエアダクトを閉じていたパネルを取らざるをえなかったためとのこと)

 私自身はよくわからんと書いたコンセント・ベース・ボードですが、試した方の感想は以下の通り。自分で作ったときに「黒檀や紫檀ならもっと効果が高かった?」とか書いているくらいだから、期待できるのかな。

はっきり「変化」が感じられました。私の駄目な耳でも。
特に、シンバル系のバシャ〜ん、ピアノのタッチの鋭さの増幅など。
黒檀の威力すごし!!

 ふ〜ん・・・ああ、俺って耳;;)β しかしこのデザイン、この存在感・・・売れるな^^ 意匠登録とかあるのかしらん。

 ところで、コンセント・ベース・ボードの取り付けですが、市販品はこうだよねえ。

 1. コンセントベースを壁に取り付ける
 2. コンセントをコンセントベースに取り付ける

 コンセントには壁用の他にも取り付け穴があるはず。それをベースに取り付けるのです。ですから、壁に取り付けるには皿ネジが必要。市販品はそういう作りですので、壁用の他にもコンセント用のネジ穴が切ってあります。コンセントが壁と直接しない(ネジで結ばれない)、というのがミソのようです。

(2003/02/19記)

「黒檀コンセント・ベース・ボード2」

 上記の黒檀コンセント・ベース・ボード、私もいただきました。(togamiさんが取り付けたものと同じね。キョーソクさん&Pippinさん、ありがとう)
 実はいただいたのはもう3週間も前なんですが、これが取り付けに苦労した! なにせボードが厚くて20mm以上。今まで使っていたネジじゃ締められない。4×40mmの皿ネジを求めてハンズまで出向くことになってしまいました。鉄ネジじゃいやでしょ。ステンレスじゃないと。
 しかもせっかく買ったら、ネジ穴の精度が良くて逆に取り付けにくいとはどういうこったい^^; なお、板が堅すぎてコンセント本体とは共締めでないとダメ。 

 白い壁なので超目立つ。しかもコンセントが赤だから更に引き立つ。自分でアガチスでコンセント・ベースを作った時に「アガチスという素材の選択ミス。黒檀や紫檀ならもっと効果が高かった? アルミならもっといい?」と書いているくらいだから、少々期待してもいいかも。Pippinさんも絶賛していたし。

 効果のほどは・・・多少なりとも雑多な響きが失せるか、という感じ。ジャズの低音楽器の締まりとか勢いとかはアガチスよりもこちらの方がいいでしょうか。でもな〜、タダでもらっておいてなんだけど、すごい微妙。誰か私に雑誌みたいなコンセント・ベースの激変を味あわせてくれよ。効果の大きさではルームチューングッズには到底及びませんね。でも外す気もしないので、きっとつけっぱなしでしょう。

(2003/02/23記)


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